受験回数:2回
受講コース:中上級W受講コース
はじめに
資格マニアではありませんが、仕事の必要に応じていろいろな資格を取得してきました。
国家資格であれば宅地建物取引主任者(宅地建物取引士)、社会保険労務士、建築施工管理士、ファイナンシャルプランナー、マンション管理士、管理業務主任者、衛生管理者、賃貸不動産経営管理士等々。
行政書士を志した動機
定年まであと数年となり、60歳以降のライフプランを考える中で、どんな仕事をやればいいのか悩んでいました。現在は社会保険労務士の資格を活かし、一般企業で人事の仕事をしているので、社会保険労務士として開業するというのが最有力でした。
今でこそ働き方改革の波で、社会保険労務士がもてはやされているようですが、私の中ではなんとなく「それだけでは弱い」という感情に苛まれました。ここは一念発起して行政書士とのダブルライセンスで業務の幅を広げるべきだ!との結論になりました。
クレアールを選んだ理由
数々の受験指導学校がある中で、私がクレアールを選んだのは「うるさく無かった」からです。大手の学校は合格率が〇〇%であるとか、少し資料請求しただけでガンガンと営業をかけてくるのが正直うっとうしく感じていました。その点クレアールはそのようにグイグイくるのでなく、好感を持っていました。さらに受講料がお手頃で入口のハードルがとても低かったのも大切な理由です。
実は4年前にもクレアールの行政書士講座を受講していました。しかしその頃は転職に失敗し、身も心も資格試験に立ち向かえる状態ではありませんでした。
今回再挑戦するにあたっての学校選びは迷わずクレアールでした。
竹原先生の講義も前回経験させていただいているので不安はありませんでした。
私の勉強法
私は毎日片道1時間半をかけて通勤しています。正直仕事が終わり家に帰ってから勉強するのは至難の業でした。しかしクレアールのカリキュラムは一つの講義がそれほど長くなく、仕事でヘトヘトな私でも視聴できる長さでした。就寝前に講義をさらっと見て、復習は翌朝の電車の中というルーティンでした。効率よく通勤時間を利用できたのが私の勝因ではないかと思っています。
クレアールのカリキュラムは一つひとつの講義は長くありませんが、全体的なボリュームは相当なものです。正直申し上げますと、すべての講義を視聴できたわけではありません。逆に全部のカリキュラムを消化しようと思ってしまっていたら、合格はできなかったかもしれません。自信がない科目や分野を繰り返し視聴し、自信があるところはまったく見ませんでした。私の場合一般知識は自信がありましたので、個人情報のところだけしっかりと講義を受け、他は思いっきりパスしました。このやり方が私には合っていたように思います。
竹原先生の講義の中では記述マスターテキストを使った講義が一番楽しく、知識が定着していくのを感じることができました。
〇使用した記述マスターテキスト
今年の本試験を振り返って
3時間一本勝負の試験にどこまで立ち向かえるか、どこまで自分の知識を絞り出すことができるか、緊張の連続でした。
試験問題は第一問から順に解いていきました。記述は最後に残し択一をまずは処理していきました。「これ知っている!」という問題もいくつかあり、気が付けば全部の問題を解き終わっていました。ところが試験終了まで後30分も残してしまっていました。逆に不安になる気持ちを抑えながら、マークミスがないかと見直し…。そうこうしているうちに終了時間。手ごたえは全くありませんでした。しかし1月26日に発表された合格者の中に自分の受験番号を見つけることができました!後日来た通知書の点数は180点…まさに薄氷を踏むような合格でした。
行政書士としての目標
できれば定年になる前に副業として開業し、定年になる頃にはある程度の売り上げが見込める事務所にしたいと考えています。コロナ禍で困っている人、企業のお役に立てればと思っています。ギリギリで合格させてもらって取得した行政書士の資格をご恩返しのつもりで活かしていきたいと願っています。