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2021年合格体験記「仕事をしながら数年間挑戦しましたが、クレアールで学習後、一回で合格できました」A.Sさん

受験回数:6回(内、お試し受験2回、クレアール1回)

受講コース:中級コース

〇学習風景

目次

行政書士を目指したきっかけ

学生時代に公務員試験を受験したことから、複数の科目が重なる行政書士試験に関心を持ち、初めて受験しましたが、準備不足で不合格でした。

社会人となってから数年間、社会保険労務士試験に挑戦する中で再び挑戦しましたが、十分な勉強時間が確保できず、不合格でした。

その後、社会保険労務士試験、宅地建物取引士試験に合格しましたが、行政法や民法の知識が不足していることを自覚し理解を深めたいと考え、2018年から毎年行政書士試験に挑戦してきました。2018年、2019年は独学でした。2020年は他社の通信講座を利用しました。

クレアールを選んだ理由

2020年に比較的高額な予備校の通信講座を利用したことから、2021年はリーズナブルでありながら、講義時間、教材量が豊富で、受講方法としてDVDが選択でき、最新の情報(法改正、時事)が把握できる通信講座を探していました。私にとってクレアールの中級コースが条件を満たしていました。

具体的な学習方法

  • 全般

2020年の不合格が判明してから、他の勉強をしていたことがあり、本格的に勉強を開始したのは2021年3月でした。まず、憲法、行政法、民法の講義を倍速で聴き、マルチパステキストに書き込みをするのと同時に、論点別過去問題集を解いていきました。

〇使用したマルチパステキスト

7月以降、クレアールの基本確認択一模試や他社の模試がありましたので、勉強の進行度合いに関わらず、その時点の理解度を確認するため受けました。(模試について詳細は後述します。)

9月以降、答練が開始されると法令科目から一般知識科目まで一通り解きました。

勉強開始から直前期まで、毎日、行政法と民法の問題を解くことを意識して、問題集を職場や自習室に持参しました。

直前期、時間配分を考えるため年度別過去問(法令科目のみ)を過去5年分解きました。

  • 模試について

模試について、クレアールの基本確認択一模試、公開模試以外に、他社の模試を8回受けました。会場受験の設定のあるものは、できるだけ選択するようにしました。新型コロナウイルスの影響で座席数が制限されているため会場はすぐに埋まる傾向にありました。締め切られた場合はやむなく自宅受験にしましたが、できるだけ緊張感を持って解くため自習室に問題を持ち込み、時間内で解くようにしました。

復習は解説動画を見て、重要な論点の確認をした後、成績発表のとき、60%以上の正答率を目安に、解けなかった問題を解き直しました。

D判定となった模試がありましたが、他ではA判定となった模試があり、成績に一喜一憂せず、できるだけ受験日から2、3日で復習を済ませることを意識しました。

  • ノート作成について

テキストや六法への書き込みが中心で詳細なノートは作成しませんでした。繰り返し誤った内容をルーズリーフに書く程度でした。

書き込みをしたテキストのうち、薄くて内容のまとまったものを本試験当日持参しました。

  • 行政法

最も重要な科目と考えます。

とにかく過去問を繰り返すことが大事であり、本試験でほぼ全問正解を目指すべきです。できるだけ毎日問題を解くようにしました。薄い六法を購入し、特に行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法の条文をチェックできるよう持ち歩きました。

  • 民法

行政法に次いで重要な科目と考えます。

毎年9問の出題であり、行政法と比較すると過去問だけでは量が不足すると思います。出題にある程度傾向がありますので、過去問以外に基本的な問題を用意し、複数の項目(代理、抵当権、不法行為等)に関して問題を繰り返し解きました。

  • 憲法

統治分野では条文の読み込みが、人権分野では判例の理解が重要と考えます。行政法と同様、六法を持ち歩き、条文をチェックするようにしていました。判例は模試の出題を参考に、細かな言い回しを比較し、記憶するようにしました。

  • 商法・会社法

確立した勉強法が最後まで見出せなかったように思います。

毎年、出題される商法総則、会社法の特定の分野(株式会社の設立等)を学習の早い段階で押さえておくのが理想的と言えます。

  • 基礎法学

模試を中心に出題傾向を掴み、2問中1問確保できれば十分と考えます。

  • 多肢選択式、記述式問題

いずれも過去問よりは、予想問題や模試の出題を参考にした方がよいと考えます。

多肢選択は苦手でしたが、模試の復習(主に頻出の判例)である程度点数を取ることができるようになりました。

記述は、記述マスター講義を倍速で聴き、文章を書く練習を繰り返しました。40字程度で文章を書く練習は毎日ではありませんでしたが、2、3日に一度、できるだけ正答例を見ないでするようにしていました。

  • 一般知識

文章理解、個人情報保護法等、情報通信関連用語で点数を確実に確保することが重要と考えます。

他の分野は出題にバラつきがありますので、勉強時間を取りすぎない方がよいと思います。

個人情報保護法等、情報通信関連用語について、前者の条文のチェック以外に、基本的な問題を解いたり、模試の出題を復習したりといった対策をしました。

問題を解く順番

人によって得意、不得意とする科目は異なりますので模試で様々な方法を試してみることをお勧めします。

私は2018年から2020年は一般知識科目から法令科目の順番で解いていました。2021年は解く順番を変えることにして、法令科目から一般知識科目の順番としました。最もよく勉強した行政法から取り組むことで、少し点数が伸びたように思われます。本試験での順番は、行政法、民法、文章理解、個人情報保護法、情報通信関連用語、多肢選択、基礎法学、憲法、商法・会社法、記述、一般知識(文章理解、個人情報保護法、情報通信関連用語を除く)の順でした。

資格の使い道

社会保険労務士や宅地建物取引士の資格が活用できる職場にいるため、行政書士も同様に、業務を適正に進める上で活用していきたいと考えています。今後、FP1級やマンション管理士等の資格の取得を検討しています。

最後に

私の拙い文が少しでも役に立てば幸いです。

受験期間中には愛犬の介護やその死、親の通院の付き添い等で勉強が計画通りに進まないときもありました。皆さんがバランスよく仕事や生活と勉強とを両立され、合格を勝ち取ることを願っております。

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