受験回数:1回
受講コース:カレッジコース
行政書士試験を志した理由
2020年10月にコロナの影響もあり、会社は私が担当する事業から撤退。
在宅勤務という名の自宅待機となり、雇用が継続されるのかという不安でしかない日々が続きました。
ストレスが溜まりに溜まっていましたが、幸か不幸か時間は捻出しやすい。
資格取得を思い立ち、どうせやるなら難関資格をと行政書士試験を選択しました。
クレアールを選択した理由
受講料が適正であり、歴史あるスクールということです。
学習で心掛けたこと
- とにかく継続する
学習癖をつけ、少しでもいいから必ず毎日やる。
元旦も、過去問集を開けていました。
- モチベーション維持
受験を決意した日に「決心の日」というタイトルのファイルを作り、決心した気持ちを記録。
くじけそうになったときは決心した日を思い出し、その時々の気持ちを書き足していきました。
講座で、杉田先生の「受験を決心した日のことを忘れないこと。合格することを目指して
受講始めたのですよね。」という言葉にやる気が奮い立ちました。
- シミュレーション
過去問を項目別に作表し、毎回の正答率を記録。
科目毎に目標点数を積み上げ、202点で合格するというシミュレーションを立てました。
勉強量の記録と具体的な目標設定は重要だと思います。
科目別学習
・憲法
なにしろ「判例」。
「判例」が条文をどのように反映させているかの理解に取組みました。
国会・内閣・司法については、とにかく暗記。
・民法
日常生活ではありえない「他人物売買」「無権代理」「即時取得」「第三者対抗要件」等々、ほぼ理解不能でした。
講座、テキスト、過去問を繰り返しているうちに、少しずつ条文が頭に入ってくるようになりました。
誰かに法律を理解してもらえるよう、言葉で説明する「独り言訓練」はずいぶんやりました。
また、各地の弁護士先生がホームページで民法の解説をされており、お酒を飲みながら「趣味」として民法解説を毎夜眺めておりました。
民法の学習は、法律学習の王道であり醍醐味だと思います。
・行政法
行政手続法・行政不服審査法は行政手続きであり、ストーリーを想定する。
行政事件訴訟法は司法手続きと割り切り。
分けて考えてみました。
ここでの『六法』条文読込み効果は絶大!
地方自治法は、判例が重要でありテキストを活用しました。
また、行政各法は各地の行政機関がパンフレット等を作成し、わかりやすく解説されていましたのでそれも活用しました。
・記述式
「記述マスターテキスト」の過去問、練習問題で聞かれていることはおぼろげに浮かぶのですが、…書けない!
知識が定着していないことを反省しつつ、毎日5問を「練習」しました。
・直前期
コンプリーションテキスト⇔条文読込みを繰り返し。
記述式は毎日20問を「練習」。
他社さんの「模試」もいくつか受け、反省しつつ自信もつけていきました。
資格の使い道、行政書士としての目標
試験合格が「目的」でしたので、行政書士開業は今のところ未定です。
合格発表の自分の受験番号を眺めているうち、心の炎が燃え上がってしまい2022年の「社会保険労務士」受験を決意し、クレアールに受講申し込みをしました。今、学習真最中です。
ダブルライセンスを取得できれば、自信になり開業を決意する日が来るかもと思っています。
最後に
杉田先生の講座はいつも楽しみでした。
情熱のこもった口調、重要な個所では大きな声でゆっくりと解説。
『六法』読込みは最初の頃は辛かったのですが、読み慣れたらこんなに試験対策になる書物はありません。
いま、私の手元には一緒に頑張ってくれたボロボロになった『六法』があります。
〇使用した六法
『六法』ばかりを題材にしてしまいましたが、もちろん「テキスト」「添削課題」「解法マスター講義」「科目別パーフェクト答練」「解きまくり総合答練」どれも、とてもとても素晴らしい教材でした。