受験回数:6回
受講コース:中上級W受講コース
行政書士試験を志望した理由
図書館で仕事紹介の書籍を借りて国家資格の仕事を読んだとき、行政書士を知りました。法律初学者でも資格を取得することができ、登録後は、自分の頑張り次第で新しい仕事も開拓することができるという点に魅力を感じて試験勉強を始めました。
クレアールを選んだ理由
私は、5回目の受験までは独学でやっていました。市販の教材で自分が良いと思ったものを使っていましたが、5回目の試験でも140点と、総得点が伸びませんでした。自己採点後、今の勉強方法では合格できないと判断しました。そこで、3社ほど、通信講座の資料請求を行い、値段やサンプル教材を自分の目で確かめました。私の場合、試験範囲は一通り学習ずみで、本試験に向けて多くの問題を解き、経験豊富な講師からの詳しい講義が聴きたかったので、クレアールを選びました。そして、受講料も検討して、私が申し込んだ11月は、割引期間で、他社より価格が安かったことは大きな要素でした。講義を収録したDVDは、すぐに勉強を始めることができ、便利だと思いました。
具体的な勉強方法
全科目に共通の学習方法
6回目の受験となる今回は、家族の理解を得て、仕事をせず受験に専念しました。1日の勉強時間は最低でも5時間はやるようにしました。届いた教材はまず自分で何も調べずに解き、そのあと先生の講義動画を見て、理解していた所、理解が曖昧だった所を分けました。1日後、同じ問題を何も見ずに解いて正解できていたら次に進むというやり方で学習しました。復習重視で教材をこなして早めに一周終わらせ、繰り返して知識を定着させるという計画を立てました。
憲法・基礎法学
全体の出題数が7問と少ないことから、送られてくる教材のみを活用しました。マルチパステキストは、予習はせずに講義を観た後、すぐにもう一度その箇所を復習して理解に努めました。問題演習は、正解した問題も答えを出した理由を自分で説明できるようになるまで復習しました。
行政法
この科目は19問中17問以上を取らなければ合格は難しいと考えていたので、テキストは講義を聴いた後何度も読み返しました。問題演習で間違えた所もテキストに戻って復習して、本当に理解しているかどうかをチェックしました。
民法
本試験では5問以上の正解を目標にして勉強しました。行政法と同じ方法で問題は選択し、一つひとつ解説を読んで復習していました。民法で苦手分野があれば、他の科目で多く得点しなければいけなくなるので、苦手意識があった債権と親族分野に時間をかけて勉強しました。
商法・会社法
この科目は、多くの時間を費やして高得点を目指すよりもテキストの講義で一度学習した後は問題演習を中心にしました。よく出題される部分は講義で教えてくれたので、その部分が出題されたら得点しようと考えて勉強しました。
一般知識
私は、過去の受験で足切りになったことはなかったのですが、今回の試験では40点以上を目標に勉強しました。対策を本格的に始めたのは、テキストが届いた後からですが、テレビやインターネットのニュースを見て、時事問題に対して知識を増やしました。勉強の中心は、教材の問題を繰り返し解きました。
選択・記述問題
クレアールの教材と、市販の行政書士六法を使いました。六法は、試験の年の3月頃から、講義や問題演習の間に憲法の条文と合わせて、条文の用語を覚えるために読むようにしました。
今年の本試験を振り返って
試験当日の体調を万全にするため、12時前には寝ました。問題を解く順番はあらかじめ決めておいたとおり、記述問題を最後に解きました。記述問題に入った時点で残り30分でしたので、確実に得点が見込めそうな問題から解きました。本試験の結果は、記述問題24点、総得点186点でした。
クレアールを受講して良かった点
- 教材は、試験に合格するための学習量が多すぎず、必要な分量にまとめられていて試験本番までに繰り返し勉強できたこと。
- 竹原先生・杉田先生がテキストや問題演習で重要な部分を何度も繰り返していたので、知識が定着しやすかった。
- 講義の中で、本試験にどう臨むか、模擬試験は出来・不出来よりも復習が一番重要だということなどを、改めて教わることができた。それが、モチベーションの維持に役立ったので良かった。
資格の今後の使い道
行政書士の資格が活かせる事務所で仕事をすることを考えています。また、独立開業を目指して、実務の勉強をしたいと思います。