受験回数:1回
受講コース:カレッジコース
はじめに
私のような初学者にとって行政書士試験は簡単な資格試験ではなく、本番までの間に何度か諦めそうになる時があると思いますが、クレアールの教材とカリキュラムを信じて学習を継続すれば合格できると思います。
行政書士を志した動機
所属部署で必須資格の学習時に、日常業務における様々な法律との関連性に気づき、新鮮な気持ちになると同時に興味を持ちました。法学部出身ではないので、まず法律全般の基礎知識から学ぶ必要があると思いビジネス実務法務検定3級を受験、その後さらなるステップアップを模索したところ、士業で国家資格である行政書士にチャレンジしたいと思いました。また、行政書士はお客さまに近い立場で幅広い分野で活躍できそうな気がしたのも魅力に感じました。
以下の理由で選択しました。一言でいうとクレアールは非常にコスパが高いです!
- 仕事との両立が必須なため、通学時間がかからない通信講座であること。
- 教材量が過度ではなく、合格に最低限必要な量に厳選されていると思えたこと。
- 比較した通信専門社より安価な受講料であったこと。
- 通学スクール並みのスケジュールが策定されていること。
具体的な学習方法
インプット(基本講義視聴)時期
①行動全般
- とにかく学習計画表のスケジュールを遵守する。
- 学習空白日を作らないよう、毎日少しでも学習時間を確保する。
- 学習計画表から1日の視聴講義数を決定。平均すると1日2~3講義。
②ルーティーン ・視聴後の記憶が薄れないうちに、板書内容とテキスト内容を再度インプット。
- 視聴翌日に過去問題実施、間違った問題と不明事項は解説講義で補強。
- 次カリキュラムまでの間隔があれば、最初に学んだ憲法からの復習を並行。
アウトプット(基本講義受講修了後)時期
①8月~9月
- 本番シミュレーションと、相対的な自分の学習到達度を確認目的に、他社の公開模擬試験を数回受験しました。
- 結果はいずれもC判定、クレアールでの公開模擬試験はD判定と実力不足を思い知らされました。それまでの確認テスト等では概ね6割以上の正答率のため大きなショックを受け、今年度の受験を諦めかけました。
②10月
- 模擬試験で認識した課題は、条文の細かい知識の欠如、知識の“非体系化”、でした。
- 課題克服のためにはまず、苦手の行政3法(行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法)条文の徹底的な読み込みを行い、趣旨や似通った制度等との相違点などをメモ書きしていきました。夜中に条文が頭の中に浮かんで目が覚めることもありました。
- テキストでは制度の体系図やフロー図、ポイント整理箇所中心に再確認し、各条文の内容と結び付けていき、知識の体系化に努めました。
- 結果として、平日も仕事前に1時間、土日も5時間ずつ位と学習時間が増加したものの、少しずつ理解が深まっていった気がします。
- 記述対策もこの頃から重点的に取組みました。記述マスターテキストで、重要度が高い設問中心にキーワードがかけるようになるまで繰り返しました。
③11月
- 過去問題、テキスト、答練、模試で複数回間違った問題に絞って復習しました。杉田講師のアドバイス通り、最後の1週前は問題を解く時間がもったいないので解答解説文のみインプットしました。
- 総まとめコンプリ―ションテキストは知識の総確認で非常に有効でした。
- 並行して当日の持参用に、覚えにくかった箇所をコピーしていきました。
資格の今後の使い道、または行政書士としての今後の目標
まだ合格発表から間がないので実感がわかず、具体的なイメージまでは持てないというのが正直なところですが、困っている人がいれば、同じ立場に立って力になれるような行政書士を目指したいと思います。
また、この学習で得た知識をベースとしたステップアップとして、司法予備試験(無謀ですが)、弁理士、社会保険労務士などの資格試験にチャレンジしたいと考えています。
終わりに
最初は知識が定着せず苦労しましたが、杉田講師の「分からないことがあっても立ち止まらずに次へすすむべし」という教えを実践していくうちに全体のつながりが分かるようになっていきました。また、最終講義で「本番の試験を楽しんできてください」というお言葉で楽な気分になれ、当日のプレッシャーはほとんど感じませんでした。杉田講師のお言葉とクレアールの教材を信じてよかったです。本当にありがとうございました。