受験回数:2回
受講コース:2021.22年度目標中上級W受講2年セーフティコース
はじめに
合計で2年間の受験生活でしたが、自分の弱い所、自分の強い所がハッキリ見えて自分を知る内容の濃い2年間でした。こんなに真っ直ぐに自分に向き合うことはなかったし、見たくない自分が数字に反映されていたり…
今は、自分を知っているのと知らないのでは、大きな違いがあると確信しています。
行政書士を志した動機
実は社会保険労務士を目指していて、高卒である私は受験資格がありませんでした。受験資格を得るべく、誰でも受験できる行政書士資格を目指そうと決めました。行政書士とは何かを理解していないまま行政書士の勉強を始めてしまいました。
独学か予備校か
最初は勉強する習慣をつけるまでに時間がかかりました。
毎日、勉強するというルーティンになるまでに2ヶ月ほどかかったと思います。
独学も考えましたが、テキスト選び、問題集選び、スケジュール管理等の全てを自分で決めなくてはいけないため、予備校でなかったらルーティン化するまでにもっと時間がかかっていたと思います。
クレアールさんを選んだ理由
- テキスト、問題集はもちろん、模試等の実力診断も含め全ての教材が揃っている
- いつごろまでにどのレベルまで仕上げればいいか自分の代わりに考えてくれている
- 低価格で自分で教材を揃えるのと大差ないかなと思えた
- 講義がWEB配信なので「いつでも」「どこでも」「何度でも」視聴できる
と考えて受講しました。
1,2のメリットとしては行政書士試験を熟知し、出題傾向など分析している講師の方々が、「選んだ教材」「カリキュラム」なので、自分でテキスト選びから始める何倍ものメリットがあり、
時間の節約が出来たと思います。節約できた時間分だけ点数につながると思えば価格以上の大きなメリットだと思っています。
3,4もメリットとして大きく、講義では図やイラストを使って事例と混ぜて教えてくれるので、どんな場面なのか想像しやすくて初学者にも入っていきやすいと思います。
また、何度でも見ることが出来るので、問題を解いていて「?」となったときにも戻りやすいです。
記述式対策について
記述は頭の中でイメージが出来て答えが出ていても、それを「書く」という所がすごく難しく感じていたので、ボリューム満点のクレアールさんの記述対策問題集で何度も練習しました。
クレアールさんは記述の添削もベストなタイミングでしていただけるので心強かった。
具体的な勉強方法
私の仕事は水曜日と土曜日が休みだったので、水曜に講義を2~3コマ受講し、その日のうちに受講した箇所のテキストをサッと読み、
対応する箇所の問題集を解きながらテキストの該当箇所を読む。
翌朝、前日の受講箇所のテキストを赤字、太字を中心に読み、対応箇所の問題集をもう一度解く。間違えた箇所はテキストに戻り確認する。
3,4回目は問題集を解き、間違えた所だけテキストを読む。
そこまでを次の休みの日までに終わらせて、次の休みにまた講義を2~3コマ進めて…とインプット期はその繰り返しをしました。
間違えやすいところはノートに書き出しスマホでノートを撮影し、講義のスクショを撮り、いつでも見ることができるようにしていました。
〇間違えやすいところを抽出したノート
直前期には、クレアールさんの解きまくり総合答練や公開模擬試験を受けてその点数にがっかりして、悲しい気持ちに何度もなりました。ただ分析結果をよく見ていると、自分が仕上がっていない所が見えてきて、テキストのどこに戻ればいいか、問題集のどこをやればいいのかが見えてくるので、がっかりせず本試験前にわかって良かったと切り替えることができました。
直前期には「憲法」「行政法」「民法」に絞ってその3科目は毎日触れるようにしていました。
「記述式問題」も毎日5問程度解いて、「文章理解」は1日1問解いていました。
仕事が休みの日は、毎日の3科目、記述、文章理解に加え「商法・会社法」「一般知識」の過去問や問題集をプラスする感じで勉強していました。
今後について
社会保険労務士を目指して始めた行政書士試験ですが、1回目の受験1ヶ月前に父を亡くし、積み上げてきた知識が一気に真っ白になってしまいましたが、父を亡くした際、相続の関係で、お世話になった司法書士さんが、とても面倒見の良い方で何度も足を運んで頂き父が守ってきた財産を残された遺族が安心して引き継いでいけるように事細かにアドバイスを頂いたりして、このような形で目の前の人の力になれたら…と強く思いました。
司法書士を目指しつつ、行政書士として仕事、司法書士の補助などの仕事を探している所です。