受験回数:1回
受講コース:2021.22年度目標先行学習型カレッジBセーフティコース
はじめに
試験を受けようか悩んでいるくらいなら挑戦したほうがいいです。
なぜなら、試験を受けるまでの過程も大切だと思うからです。たとえ残念な結果になってしまっても挑戦する前の自分より成長を感じ物事の捉え方が変わってきます。そんな影響を与えてくれる行政書士試験に挑戦してみませんか。
行政書士を志した動機
独立開業できる資格が欲しいと考えていました。これまでの経験や工夫次第で働いていけると感じたので行政書士を志しました。
行政書士の魅力とは
通信講座のクレアールに入学するまで
行政書士試験を受けようと志してから、勉強の手段に苦労しました。
完全に独学にしようか予備校にしようか悩み、費用や通う時間、勉強の手軽さを考え通信講座を選びました。最後までやり遂げられるか不安でしたし、分からないことがあれば質問できるという安心感は捨てがたかったと思います。通信講座で勉強すると決めてからどこにしようか迷いました。ネットでは様々なレビューがあるので良いところも悪いところもあり決めきれなかったです。しかし、結局勉強は自分次第で結果は変えられると考え「受講料金が格安なところ」で「落ちても再度挑戦できる環境があるところ」へしようと考えました。そんな中、クレアールを見つけ条件にマッチしていたのですぐに申し込みしました。
具体的な学習方法
- 時間管理
行政書士試験に合格するために必要な時間を調べると1,000時間と出たため逆算して1日当たり何時間勉強すればいいのか計画を立ててから勉強を開始しました。
勉強時間を管理するためエクセルなどを使っていましたがPCを開くのが面倒になり、手帳に変えたのが効果的でした。
- 勉強方法
基本的には分からないところに付箋を貼り、理解したら取ることを繰り返しました。
・3月~
先ず講義をみて、その箇所をテキストでラインを引くなどして確認しました。
講義が見切れていないと焦りやストレスを感じます。
講義の量もたくさんあるので早めに見切ってしまったほうがいいかもしれません。
・6月~
問題集を使っての学習に切り替えました。
講義の内容は全然覚えていないので初めは全く解けませんでした。
講義を見て該当箇所を解いたほうが記憶の定着が早いかもしれません。
・9月~
問題集の復習や模試の導入をしました。
・10月~
記述と一般常識の勉強を開始しました。並行して過去問と模試の間違えた箇所を集中して学習。
・11月~
試験前にもう一度模試を受けて試験時間を意識。
・そして本試験
勉強順番は憲法→民法→行政法→記述→一般常識
クレアールを受講してよかった点
とにかく他と比べても格安です。
そのため、試験に落ちても費用面ではショックが軽いと思います。
受験費用も負担してくれるところやセーフティコースもあり2年目標で挑戦することも可能です。
通信講座のメリット
家で勉強ができるところが1番のメリットです。外出するにも髪を整えたり着替えたりして色々と時間を使います。私は一番時間を大切だと感じていたのでとにかく家で勉強したいと考えている人にオススメです。
モチベーションを維持する方法
勉強する中で何度も心が折れそうになりました。
しかし、行政書士試験を受けるため仕事を辞め、生活は妻に養ってもらっていたので今更諦めることもできず頭を抱える時もありました。このままだとうつ病になってしまうのではと思うこともありました。追い込みすぎていたのだと思います。それに気がついたので、好きなことをやる時間を設け一旦勉強から離れることをしました。また、気分転換に美容院に行ったりしてリラックスしたり誰かと会話をすることでリフレッシュにつながります。勉強から離れる時間を作ることで逆に勉強のリズムがついたと感じています。勉強は一人でしますが、支えてくれる家族とのコミュニケーションを取ることや時にはリラックスをすることを忘れずに勉強をすることでモチベーション維持につながると思います。
講師の評価について
講師については、声や話し方のスピードなど相性があると思います。
私は全体的に早口な印象を受けました。
答練の活用法
一般常識以外は一通り学習しましたが、復習するまでは余裕はなかったです。
直前期の学習法
クレアールの教科書と問題集で今まで間違えたところの復習をして間違えやすい傾向の分析や知識の補填を意識しました。試験の感覚や知らない問題に直面した時に解く力を養うために他の予備校の模試を受けました。ニュース検定の教材を使って一般常識の勉強を毎朝10分しました。
私が実践した暗記法
ホワイトボードを買い、覚えづらい内容を何度も書いて暗記しました。
分からない問題から優先的に六法を見て確認することが大切です。
携帯型六法で憲法は多めに素読しました。
特に使用した教材について
クレアールの問題集を主に使い学習しました。
記述式試験対策について
記述対策用の問題集の中で重要度が高い問題のみ繰り返して学習しました。
5肢択一式試験対策について
模試を解くことで早く解く能力を身につけました。
多肢選択式試験対策について
多肢選択は基礎ができていれば解けると考えていたので特に対策はしませんでした。
今年の本試験を振り返って
勉強してきた時間は何だったのかと感じる手応えでした。
もちろん、同じ問題が出るわけではないと分かっていましたがハッキリと解ける問題はごく僅かっだったと感じています。
経験から言える5つのポイント
- 諦めないこと
- 自分を信じるマインドコントロールをする
- 知っている問題は出ない
- その場で考えれば正解に辿り着ける
- ライバルは自分
本試験で注意すること
いくら問題を解くことに集中していても周りの音を意識するものです。
その環境下で問題と向き合うトレーニングも大切だと思います。
行政書士として今後の目標
I T系に強い行政書士を目指して精進します
終わりに
これから行政書士試験の勉強を始める皆様へ