受験回数 7、8回(うち4~5回は、約10年前からの力試し受験。)
受講コース:2021.22年度目標先行学習型カレッジAセーフティコース
行政書士を志した動機
現職の地方公務員として、とある自治体に勤務しています。
そうした中で、行政書士資格があれば、実務経験を活かして開業することもでき、将来の選択肢が広がると考えたことから、本気で合格を目指すようになりました。
クレアールを選んだ理由
過去の受験は力試し目的だったこともあり、独学で勉強をしていました。
しかし、独学で計画的に学習を進めていくことや、勉強のモチベーションを維持する難しさを感じていたため、本格的に試験に取り組むときは、資格予備校を利用しようと考えました。地方都市在住で近隣に教室がなく、フルタイムで働きながらの通学は不可能だったことから、通信制にしました。
多くの講座がある中でクレアールを選択した理由は、やはり圧倒的に費用が安いことでした。また講義内容も、出題範囲の要点に絞った中・上級者向けコースが充実しており、過去に公務員試験の勉強や独学経験のあった自分に向いている、と感じたことも理由の一つです。
学習方法:講義動画の視聴と過去問演習
私の学習方法は、講義動画の視聴(1.5倍速)と過去問を繰り返し解くという非常にオーソドックスなものです。講義動画の復習はほとんど行わず、過去問をできる限りこなすことを中心に取り組みました。特に、配点の多い民法・行政法には多くの時間を割きました。
仕事が忙しい時期は残業も多く、帰宅後に講義動画を視聴できないときもありました。そんなときは、朝1時間、夜1時間の通勤時間に1.5倍速で講義音声を再生するなどして、とにかく単元を消化することに努めました。
どこでも学習ができるマルチデバイス対応
まとまった学習時間の確保が難しい私にとって、どこに居てもスマートフォン1つでWeb学習システムへアクセスできる「クレアールのマルチデバイス対応」は非常にありがたいものでした。特に、過去問WEBテストは通勤時間中に何度も何度も解いて、知識の定着に努めました。
この方法は、過去問を中心に出題されることの多い、行政法の攻略に非常に有効でした。実際に、本試験の択一行政法では16問正解することができました。
反省点
しかし一方で、条文確認や暗記にあまり時間を割いてこなかったため、択一民法や記述式の点数は思ったよりも伸びませんでした。法律系資格の試験だから当たり前なのですが、合格者向け動画で杉田先生が仰っていた、条文を覚えることの重要性を今更ながら痛感しております。
モチベーションの維持方法
仕事が忙しく、疲れもあって試験勉強が手につかず、学習ペースが物凄く落ちた時期もありました。実際、一昨年に受験した際はここから回復することができず、合格まで2点届かずに不合格となってしまいました。
令和3年度の試験でも、5月頃と本試験の直前期の2度、不調期がありました。
5月の遅れは、講義視聴のペースアップで何とか取り戻せましたが、直前期の不調は深刻でした。これを乗り越えるのに役立ったのが、10月に受けた模擬試験でした。勉強のペースが落ちていた時期でしたので、結果はひどいもので、総合評価はD判定でした。
それでも私は、これを自分の気持ちを奮い立たせる材料に活かそうと思いました。気持ちが切れそうなときは、この模試の結果を見て、「このままではまずいぞ」と危機感をあおって自らを奮い立たせて、隙間時間に少しでも過去問WEBテストを解いていきました。
終わりに
結果は合格点ギリギリでしたが、これも最後まで諦めずに勉強を続けてきたからこそだと思います。クレアールの皆様、本当にありがとうございました!
苦労して手に入れた資格ですので、やはり有効に活用したいですし、合格した今では、行政書士として開業することにも魅力を感じています。いつになるかは分かりませんが、今後もし開業することがあれば、皆様のお役に立てる行政書士となれるよう、精一杯頑張りたいと思います。
(写真は、過去問WEBテストや講義視聴など、あらゆる場所で学習ツールとなってくれたスマートフォンとイヤホン)