受験回数:2回(内、お試し受験1回)
受講コース:2021.22年度目標1.5年パーフェクトセーフティコース
行政書士を目指したきっかけ
50代になり、これからの人生を考えいつか独立したいと思い社労士試験を受験しました。将来、社労士として業務をおこなうようになった時、業務の幅を広げることができると思い、社労士試験合格後、ダブルライセンスを目指し行政書士試験にチャレンジしました。
クレアールを選んだ理由
社労士試験の勉強していた時から、クレアール講座が気になっていました。行政書士試験の勉強を始める時は独学を考えましたが、クレアールの講座は内容が充実しているうえに、返金制度を考えると独学より安くなることがわかり、クレアールに決めました。
具体的な勉強方法
8月下旬に社労士試験が終わった後、自己採点で合格が確実だったので、9月より行政書士試験の勉強をスタートしました。
まずは講義を観て過去問を解き、該当箇所のテキストを通読するというパターンを全科目行いました。憲法からスタートしましたが、憲法は抽象的な部分が多く、社労士試験の勉強とは勝手が全く異なり、内容を理解するのに苦労しました。杉田先生の講義はわかりにくい論点まで丁寧に説明して下さり、理解を深めることができました。
クレアールの講義は1単元が約30分ぐらいであり、1単元講義を観て該当箇所の過去問を解きテキストを読む、という1サイクルが集中力の保てるちょうどいい時間でした。また、杉田先生の講義は言葉に抑揚があり、大切なところは力強く話して下さるので理解が進みます。
この勉強パターンと六法の条文確認を9月から3月末まで繰り返しました。
4月からは肢別論点マスター講義と重要論点マスター講義を中心に進めていきました。
肢別論点マスター講義は過去問、他資格問題などが約2,500問あり、これが私には大変よかったです。特に民法は過去問だけでは足りませんので、肢別論点マスター講義をやりこなすと、大変力がつきます。民法は公務員試験用の問題集を検討しましたが、肢別論点マスター講義とテキストをしっかりこなすだけで対応できます(条文学習はもちろん必要です)
〇肢別論点マスター講義の資料
9月以降は模試と答練、それ以外は肢別論点マスター講義の問題を繰り返し反復しながらテキストの熟読、条文素読をおこないました。
本試験を振り返って
模試はクレアールを含め数回受験しましたが、ほとんどが記述抜きで170点以上取れていたため、心の中では本試験もいける、と思っていました。特に行政法と民法はいつも高得点が取れていたので自信があったのですが、本試験会場で問題をみた時、難しいと感じ焦りました。クレアールの答練、模試は比較的難易度が高く、過去問では問われていないような論点を突いてくる問題が多く、基礎がしっかり理解できていないと解けない問いを作問されています。本試験ではクレアールの答練、模試を解いた時を思い出し、冷静になって基礎を記憶から引き出し解いていった結果、合格に繋がりました。
記述式問題については特に基本を問う問題ばかりであり、テキストをしっかり読み理解し、また条文学習を疎かにしないことが大切だと思いました。杉田先生は最初から常々、条文学習がもっとも大切だとおっしゃっていましたが、本試験を受けた後、再認識しました。
行政書士試験は法律の試験です。六法がなくても合格する方はいらっしゃいますが、やはり法律の基本は条文だと思います。合格後のことを考えても、条文を読むくせはつけたほうがいいと感じています。
最後に
勉強を続けていくと、このやり方で大丈夫だろうかと不安になり、いろいろな教材に手をつけようとしてしまうことがあると思います。しかし手を広げるより、クレアールの講義と教材を信じて何度も何度もやり込むことが合格に繋がると思います。
講義の質、講義数、問題レベル、質問制度など、他の資格学校と比較して同レベル以上であり、費用は独学レベルで、考えられないほどのコストパフォーマンスです。クレアールを選ばない理由が思いつきません。