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2021年合格体験記「定年後、社労士試験から結果発表までの2ヶ月は行政書士試験に集中」H.Nさん

受験回数:2回(内 お試し受験1回)

受講コース:2021年目標1.5年パーフェクトコース

目次

はじめに《国家資格に挑戦した理由》

 公務員を定年退職する5年ほど前から、ライフイベントに合わせて、さまざまな国家資格に挑戦してきました。というのも、私自身、一般事務職で、ある分野の専門家といえるような職務経歴もなく、俗に言う「潰しが効かない」人間だったからです。そのため、取得する資格は、退職後も世間で通用する国家資格に的を絞り、また、自分の生活に関わりのあるものから始めることしました。

まずは、定年後の計画を考え始めたことに合わせて、「ファイナンシャルプランニング技能士3級、2級」を、次に、戸建からマンションへの転居に合わせて、「マンション管理士」と「管理業務主任者」を、さらに、マンション転居後の自宅売却の際には、「宅地建物取引士」を取得しました。そして、これらの学習は、在職中で、平日まとまった時間がとれないことから、もっぱら市販のテキストを用いて、通勤の電車、バスの時間を利用して行いました。 

 その後、特別支給の老齢厚生年金の受給年齢を目標期限に「社会保険労務士」の勉強を始めましたが、定年までは、映像講義を聞き流すのみで、本格的に勉強を始めたのは定年後になります。 

行政書士を受験した理由

 60歳になり、定年退職という大きなライフイベントに関連する資格ということで思い当ったのが「行政書士」です。行政書士法第2条で、一定期間行政事務に携わった公務員の場合、試験に合格しなくても資格が認定されますが、このことは、言い換えれば、行政書士試験合格者と同程度の法律知識があるとみなされるということです。

しかし、行政書士試験に合格した人の本音は、「実際にはそれほどの知識はないのに、公務員は優遇されている」ということではないでしょうか。それならば、「行政事務」という経歴のみの特認ではなく、試験に合格できるだけの知識を得たいと思い受験しました。

クレアールを選んだ理由

 社労士については、某社の通信講座がたまたま開講時期で、4万円弱で受講できたのでそちらを受講していました。

 行政書士については、某社も含め各社の講座を比較していたところ「非常識合格法」のプレゼントを知り、資料を取り寄せ、サンプル講義を聴講して内容に納得できたので受講を決めました。内容だけでなく、1.5年で、2回の受験機会をカバーし、初回の受験料の負担もあった上に、受講料が5万円強(受験料と合格祝い金を差し引くと3万円未満)と、コスパに優れていることも魅力的でした。

学習スケジュールについて

 社労士試験が8月末で、発表が10月末から11月、行政書士試験が11月初旬と、試験までの2か月間集中して勉強すれば、仮に社労士試験不合格の場合でも、試験後は、気持ちを切り替えて次年度の社労士の学習をスタートさせることができることから、1年の内10か月は、社労士をメインに勉強し、試験後2か月は行政書士受験のみにあてることにしました。結果、初年度は、社労士が選択1科目の足切り、行政書士は1問足らず(4点不足)で不合格でしたが、2年目には、社労士と行政書士、双方合格することができました。

学習方法について

 まずは、憲法、民法、行政法の主要3科目の基本書を読むことから始めました。

40年前、学生時代に学んだのは、佐藤功「日本国憲法概説」、我妻栄「民法講義」、田中二郎「行政法」でしたが、法律も改正され、解釈や判例も変わっていることから、現在の学説、判例を概観するために、芦部信喜「憲法」、潮見佳男「民法(全)」、櫻井敬子・橋本博之「行政法」を一読しました。

 次に、クレアールのテキストを傍らに映像講義を視聴した訳ですが、択一、多肢選択対策として、専らインプット学習に徹し、完璧な記憶でなくとも、何度も回すことで記憶の片隅に残るように、1.5~2倍速で視聴しました。アウトプットは、基本確認択一模試、公開模擬の1回だけで、それらも提出せず、確認のため自分で採点しただけです。過去問や練習問題でのアウトプット学習は、通常「問題を読む」「問題を解く」「解答を見る」「解説を読む」「間違った所を確認する」ことが必要となりますが、短期学習での効率を考え、プリント冊子の「問題を読み」ながら「解答と解説を聞く」というインプット学習のみで済ませ、過去問WEBテストや過去問題集を解くこともしませんでした。

 また、択一、多肢選択のみでの合格基準点超えを目標に、記述については、内容理解に努めるにとどめ、最低20点程度が取れればよいと考え、特段対策として、用語や条文を暗記するような勉強はしませんでした。

映像講義の受講方法及び回数

 回数は以下のとおりです。(※現在には存在しないカリキュラムが一部ございます。)

  • 基本講義   

憲法・基礎法学    初年度2回転 次年度2回転

民法          初年度2回転 次年度3回転

行政法        初年度2回転 次年度3回転

商法・会社法     初年度2回転 次年度2回転

一般知識       初年度2回転 次年度なし

※民法特訓講義    初年度なし  次年度1回転

※行政法特訓講義   初年度なし  次年度1回転

※添削課題      初年度2回転 次年度1回転

フォローアップ講義  初年度1回転 次年度なし

  • 重要論点マスター講義

憲法           次年度3回転(内1回転は配信時)

民法           次年度4回転(内1回転は配信時)

行政法          次年度4回転(内1回転は配信時)

商法・会社法       次年度3回転(内1回転は配信時)

一般知識         次年度3回転(内1回転は配信時)

  • 肢別論点マスター講義   次年度1回転
  • 記述マスター講義     次年度1回転
  • 科目別パーフェクト答練  次年度なし
  • 解きまくり総合答練    次年度なし
  • 総まとめ講義        次年度2回転

〇講義を視聴したら、セルフチェックシートで記録を付けていました。

クレアール講座の良かったところ

 良かった所は、テキストがコンパクトにまとまっていた上に、講義が分かりやすかった点です。説明は、等倍速で聴くと、少しゆっくり過ぎると感じましたが、1.5倍速~2倍速で聴くと、テンポがよくなり聴きやすかったです。

資格の今後の使い道

 今のところ、開業登録の予定はありませんが、受験で得た知識をベースに、より難関試験に挑戦したいと思っています。

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