受講コース:2020.21年度目標カレッジ2年セーフティコース
行政書士を志した動機
不動産登記や自動車の名義変更などをしたことがあり、その際書類作成および書類を法務局等に提出しに行きました。名義変更が完了するまで大変でしたが、その業務に達成感がありました。また、こういう作業が苦手な方も多くいると考え、私自身の経験が仕事として役に立てることができるのではないかと思ったのがきっかけでした。
クレアールを選んだ理由
具体的な学習方法
1年目は、スケジュール通り講義を聴き次の単元が始まるまでに該当する過去問集を解きました。記述問題は、ほとんどできませんでした。条文だけを読むことが苦手でなかなか進まず、残念ながら合格には届きませんでした。
2年目は、1年目の反省を活かし、以下のことをしました。
~本試験終了後から次の講義が始まるまで~
・民法が特に理解しにくかったので、講義を再度聴き、すべての過去問や答練などを解きました。民法・憲法・行政法は2~3回解きました。
・問題や選択肢になる判例を「覚えていないのではないか」と気になって、毎回テキストを調べていました。問題を解くより調べる時間が多くなり、無駄な時間に感じたので、どのテキストの何ページに目的の判例があるのか分かるような資料を作りました。
そうすることで、1つの判例が憲法と行政法どちらでも使われていることが分かり、似たような判例の勘違いを防ぐことができました。
〇下記画像は判例をまとめたもの
~webの講義が開始してから~
・スケジュール通りに進めました。次の単元が始まるまでに過去問集を解く。時間が余れば、民法の苦手な分野の問題を解く。過去問だけでなく前年の答練など時間がある限り解く。
・条文は、毎日1ページでもいいから読むようにしました。憲法と行政法は、条文だけ覚えていれば解ける問題も多いので、民法を1回読んだら憲法と行政法は2回読むようにしました。覚えてくると似たような条文は、混乱するようになり問題を解いたときに間違えたりしたので、その条文を並べて書いて違いが分かるようにしました。
・何度問題を解いても悩む、混乱するものは付箋に書き出して目に見える所に張り出しました。例えば、語尾が「推定する」となるものだけ書き出しました。
・テキストだけでは、理解できないところはネットで検索しました。行政書士の方が解説しているHPを参考にすることもありました。
・記述式対策としては、クレアールの問題集のみを使用しました。記述式は、条文を覚えていれば解けるものが多いので条文を暗記する方法としても活用しました。
・答練などの問題は、10月までに3回解きました。
・一般知識は、クレアールの問題と個人情報保護法だけは丁寧に暗記しました。例えば、過去問に出題された条文を覚えるなど。
~10月以降~
・過去問を5年分解きました。毎週2年分をすべて2回解きました。2回解いてもまだ、間違えている部分は、その部分だけ解答を読みました。
・憲法と行政法は、条文を覚えることに集中しました。
・新しい問題集などを使わず、今までの教材で勉強しました。例えば、模試を使って時間をはかって、ペース配分の練習をしました。
モチベーションについて
やる気がないとき、体調が悪いときは、横になって条文だけ読んだりしました。あまり高い目標設定をしてしまうと続かないので、無理のない設定をしました。
どうしてもやる気が出ない時は、勉強のことを忘れての自分にとって、気分転換になるようなことをしました。午後2時から3時頃は、眠気に耐えられなかったので、その時間に家事をしたりしていました。
今後の目標
行政書士資格を活かせるような仕事を探しています。実務未経験で働ける事務所があれば就職できればいいと思っています。そのために求職活動を始めました。
本試験でのアドバイス
3時間緊張した中ずっと机に向かうだけでも大変です。そして、コロナ禍でマスク着用は今年も避けられないと思います。直前期に過去問を解くときに、自宅でしたがマスクをして3時間解いてみました。普段勉強するときに着用していなかったので、マスクをするとどの辺が見にくいかなど事前に気づけて良かったです。