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2021年合格体験記「合格するために取り組んだ事」Y.Nさん

受験回数:1回

受講コース:2021.22年度目標カレッジ2年セーフティコース

目次

志望動機

何か手に職を付けたいという思いと資格を取りたいという思いで、本屋やネットを使って調べていたところ行政書士という職業資格を見つけました。行政書士の存在意義と仕事内容に魅力を感じた事と、法律学の知識を身につけておけば、トラブルに巻き込まれた際に役立つだろうと考え受験を決意しました。

クレアールを選択した理由

法律学の知識が全く無かったので、独学で試験対策を進めて行くには大きな不安がありました。そのため、試験対策に必要な知識を効率的にかつ分かりやすくまとめた教材等を提供してくれる予備校や通信講座に入会する事を考えました。ネットで調べていくと、様々な行政書士の予備校や通信講座を比較して評価しているサイトを見つけました。

そこで、クレアールの総合評価が高かった事と一年目の試験結果が不合格だったとしても二年目も手厚いサポートを続けてくれる「カレッジ2年セーフティコース」の存在が入会の決め手となりました。

科目別・論点別勉強法

  • 憲法

条文の細かな部分まで意識して覚える事が大切です。

例えば、「…する事ができる」「…しなければならない」等の末尾部分の違いや「〇日以内」「〇分の〇以上」等の数字部分や、「ただちに」「必ず」等の言葉が条文中にあったかどうかという事を意識して条文を覚えました。判例を可能な限り覚える事も大切です。

憲法の判例に関連した試験問題は、細かな部分の知識まで問われるので、各判例の結論と結論に至った経緯をきちんと覚えることが必要です。自分は、憲法の中で判例を覚える事に多くの時間を費やしました。

国会・内閣・裁判所の権能をきちんと整理して覚える事も大切です。 例えば、弾劾裁判所と国政調査権は国会と議院のどちらが行使できる権能なのか。政令の制定と国務大臣の任免権は内閣と内閣総理大臣のどちらが行使できる権能なのか。という事の違いを意識して覚える事が重要です。

  • 民法

まず始めに、善意や悪意、債権・債務関係等の専門用語の意味を覚える事から始めました。そうすることで、民法全体を理解しやすくなり、学習スピードを速める事ができました。問題文中の登場人物の関係を理解しやすくするため図を描くことで、文を見ているだけでは分かりにくいが、図にすると脳内をうまく整理する事ができて理解度を一段と深められると思います。

条文に関しては、「…とみなす」「…と推定する」等の末尾部分の違いを把握しておくことが大切です。

また、「…年以内」等の数字部分や「いつの時点から権利が行使・消滅するのか」という事をきちんと意識して覚えることを意識しました。例えば、出来事を認識した時からなのか。出来事が起こった時からなのか。この違いはとても重要なので、注意して条文を見ていくことが大事です。判例に関しても、結論と結論に至った経緯をきちんと整理して覚えていきました。

  • 行政法

行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法のテーマを中心に学習を進めました。

行政手続法は、適用される機関と適用除外される機関の違いや申請に対する処分と不利益処分の違いを意識しました。

聴聞が行われた際の一連の流れと当事者は何ができるのか、主宰者は何をすべきなのかという事や意見公募手続の流れをきちんと整理して覚えました。

行政不服審査法は、適用機関と適用除外される機関との違いや審査請求・再調査請求・再審査請求の違いを意識しました。審査請求人はどのような手続きが必要なのか、審査庁はどのような事をしなければならないのかという事をきちんと整理して覚えました。

行政事件訴訟法は、抗告訴訟・当事者訴訟・民衆訴訟・機関訴訟の違いを意識しました。特に抗告訴訟の種類を整理して覚え、他にも原告・被告適格や各種類の訴訟要件を確実に覚えておく必要があると思います。

国家賠償法は、どのような要件を満たすと国家賠償になるのかという事を、判例を基準に覚えることを意識しました。

地方自治法は、議会・議長・住民がそれぞれできる事の違いや国は地方公共団体に対して、どのような要件で関与する事ができるのかという事を覚えておくようにしました。 条文に関しては、「…しなければならない」「…するように努める」等の末尾部分の違いや「…日以内」「…日を経過した日」「…分の…以上」等の数字部分の違いを意識して覚えることも大切です。

判例に関しても、結論と結論に至る経緯を整理して覚えました。

  • 商法

基本テキストを多読し、過去問を繰り返し解いただけでしたが、本試験でも正答できました。

  • 一般知識

新聞やニュースを見て、常に最新の時事知識を仕入れる事を欠かさずに行いました。

特に、個人情報保護法が取り扱う種類や行政機関個人情報保護法の開示請求・訂正請求・利用停止請求等は、どのような要件を満たすとできるのかを覚え、行政機関情報公開法との違いや公文書管理法の意義を覚えました。

情報通信に関する法律と情報通信専門用語を可能な限り多く覚えておく必要があると思います。

記述式問題について

記述マスターテキストだけを繰り返し解きました。この本のおかげで、民法と行政法の記述問題を解くための知識を効率良く整理して覚える事ができました。試験本番の前日まで手放せない一冊でした。

行政書士資格を取得した後の使い道

研修を受け、どこかの行政書士事務所に所属し、実務経験を積んで「いずれは独立開業」を考えています。また、司法書士の資格を取るために司法書士試験を受け、行政書士と司法書士のダブルライセンスを取得して活動できる範囲を広げる事も考えています。

最後に

道の途中で休んでも良いので、一歩一歩前へ進んで行く事を忘れずにしましょう。諦めてしまってはそこで試合終了です。

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