東 実名子さん
受験回数:2回
行政書士試験の受験動機
結婚してから17年専業主婦としてすごしてきました。子供も大きくなりそろそろ社会復帰しようと考えていたところ、資格を取ることを勧められ行政書士試験を受けることとなりました。
クレアールを選んだ理由
受験一回目は独学で受験しましたが不合格。行政法が19問中8問しかとれませんでした。
独学では難しいと考えクレアールを申込みました。
同時期に司法書士事務所で働くこととなり時間の確保が難しくなったため通信講座を選択したのがその理由です。
竹原講師の講座を聞いたとき、わかりやすさに感動しました。
最初からクレアールで勉強していればよかったと後悔しました。
具体的な勉強方法
とにかく講義と過去問を繰り返し行うようにしました。
「インプット→アウトプット→インプット」のように繰り返ししました。肢別論点マスター講義テキストは全科目5回以上回しました。
私は行政法がとにかく苦手でとてもつらかったです。ですが、行手・行審法・行訴法は徹底的にやりました。ここでは絶対に点を落とさない、という強い気持ちで取り組みました。
民法は好きだったので勉強は苦になりませんでした。ただ範囲が広いので過去問を中心に繰り返し勉強して知識を落とし込めていきました。WEBテストは外出先でもちょこちょこっとできるのでゲーム感覚でやりました。商法・会社法は、商行為、設立、株式、機関を重点的にしました。持分会社とか組織変更などもあるのですがそこは捨てました。取締役決議が必要な項目はテキストに鳥の絵をかいたりして覚えました。
直前期の勉強方法
私は模試や答練の成績がよくなくC判定やD判定でした。どうしても行政法の点数が伸びませんでした。よくて19問中13問。一日の勉強時間をすべて行政法に充てているのに成績があがらないのです。理解はしているのですが覚えられないのです。覚えたと思っても1週間後には知識があいまいになっているのです。年齢を感じずにはいられませんでした。そこで、「180点取ればいい。他の科目でカバーしよう。」と頭を切り替えました。全体を見回し、伸びしろのある一般知識、基礎法学、記述、に力を入れました。民法をあと1問とろう、憲法を全問抑えよう、と気合を入れ、行政法はとにかく行手、行審、行訴は繰り返しやりました。
本試験当日
直前にコロナウイルスの影響で試験会場が変更となりました。私は市内のホテルが会場となったので、ホテルに前日泊しました。当日の家事のわずらわしさから解放されるのと移動で体力を消耗するのを避けるためです。前日は早めに就寝し、当日はせっかくのホテルの朝食ですが軽めにすませ、お昼は糖分を多く、量は少なめにしました。前髪はガッツリとあげて楽な服装で臨みました。おかげで緊張することなく試験に臨むことができました。
最後に
ギリギリでしたが合格できてよかったです
結局行政法は19問中14問でした。多肢択一が12問中11問でした。一般知識が取れなくて焦りましたが記述の点数がとれていました。本試験を振り返ると取りこぼした問題もいくつかあり100%の力を出すことの難しさを感じました。
私の様なブランクのある者でも合格することができました。最後まであきらめない気持ちが大事です。それと頑張っている自分をほめてあげることも大事だと思います。
試験勉強は孤独です。クレアールのスタッフの方々の支えがあって最後まで頑張ることができました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。