K.Kさん
受験回数:2回
行政書士を目指したきっかけ
私はとあるIT企業で勤務していますが、その取引先の方は多くの場合地方自治体です。
つまり、地方自治体の仕組みや地方自治法の仕組みはある程度ながら理解していました。しかし、業務を続けていくと行政独特の言いまわしに四苦八苦するようになりました。
一つは自身のこの業務の理解のため、また、一度資格を取得して
(現在、2021年2月時点、コロナ問題勃発中)登録すれば、自分の名前を名乗って活動できることも決め手になりました(終身雇用制度も今はあってないようなものですから)。
クレアールを選んだ理由
実は真っ先に思い込んだ通信教育ではありませんでした。過去に簿記2級などを取得したときは、いわゆる大手の予備校を利用しており、今回も最初はそれを考えていました。しかし、さすがに独立開業できる資格となれば、1年でもクレアールの金額の3~4倍近い金額が設定されておりました。そこでクレアールのお試し受講やYouTubeなどの動画を見ると、大手予備校の講座と大きく変わらないことがわかりました。また、通信教育「だけ」に特化しており、通学の必要が原則ないため、社会人の私にはありがたいものでした(通学の必要が生じると、どうしても帰りが遅くなり本業の仕事に支障をきたすため)
具体的な学習方法
基本講義を聞いては問題演習、問題演習で間違った問題では基本講義に戻るという繰り返し作業を繰り返しました。
私がもともと持っていた知識で最初から対応できたのは「憲法」だけで(大学で教職員免許を取ったため。その必須科目)、
それ以外、特になじみの薄い科目であった行政法は初めての学習でしたし、一方で民法とともに配点の大多数を占めます。
そこで、行政法と民法を組み合わせとし、行政法と親和性が強い憲法を3番手に取る戦略とし、商法・会社法は上記の通り、過去に取った日商簿記2級(これで答えが出せる問題がしばしば出る。社債に関することなど)と「Aランク」の論点以外は聞き流すこととし、メリハリのある勉強にしました。
クレアールで良かった点
料金は上記の通りリーズナブルですが、いわゆる「料金相当」というものではなく、通信教育に特化しているからこその価格であり、通信教育は外出の必要性がほとんど生じないため、今、新型コロナ問題で外出を控えようとしている現状においても、逆に通信教育であるからこそ、自宅で勉強できる、だから無理しなくて外に出なくて良い、という考え方になりました。このため勉強癖がつきました。もし、いわゆる「通学メインだが、校舎にあるビデオ等を見ても受講扱い」というのであれば、ちょっとそうはならなかったと思います(そもそも論として外出すること自体が難しい)。
最後に
いわゆる、Aランクの論点を9割、Bランクの論点を7割取れば合格できる試験かと思います。Cランク論点(めったにでない論点)は1~3割できれば良いのであり、すべてに同じ力をかけてやると失敗します。適当に選んで当たればラッキー程度と思っていれば良いと思いました。
このランクはテキストでも明示されておりますし、授業でもメリハリのある展開なのでとても信頼できる内容でした。同様なことは、配点がバラバラな科目群で、20点しかない商法・会社法に時間を費やすなども同じパターンです
クレアールのおかげで効率的に合格することができました。本当にありがとうございました。