受験回数:6回
受講コース:中上級W受講コース
行政書士を志した動機
受験理由は2つあります。
1つ目は手に職をつけるため、二つ目は自分に自信をつけるためです。
きっかけは、独身時代から勤めていた会社の勤務がシフト制で早朝から深夜までの不規則だったことです。結婚、出産を視野に入れたとき、仕事と家庭を両立するためには柔軟な働き方のできる仕事がよいと感じました。そのためには何か手に職をつけたいと思い興味のあった入管関係の仕事もできる行政書士の勉強をすることにしました。又、これまでの人生で最後までやり遂げるという経験があまりなく、自信の持てない自分を克服するためにも何か目標をもって最後までやり遂げたいと感じていました。
クレアールを選んだ理由
5年目の受験を振り返り、インプット不足を感じました。最初から全て学ぶというよりも重要な部分に絞ってインプットをしたいと考えていたため、クレアールの「中級コース」という言葉に惹かれ申し込みをしました。又、論点別過去問題集と記述マスターテキストも魅力的で、価格も手の届くもので有難かったです。
具体的な学習方法
- 2月~
Web講座の学習に関しては、クレアールの配信スケジュールに遅れないように計画的に視聴しました。テキストに重要部分を書き込むことでできるだけ内容を理解するように努めました。又、空き時間には動画や音声を聞き流していました。理解が不十分なものは繰り返して聞いていましたが、講義時間が30分程度と短く隙間時間を利用しやすかったです。
- 4月~
論点別過去問題集を少しずつ始めましたが、最初は六法や判例を確認することに時間を要しあまり進みませんでした。試験間際には民法は一日50ページ、行政法は100ページを目標に進めていました。やはり同じ問題を繰り返すことで知識が定着すると感じたのであまり時間をかけすぎず、数をこなすことに重点をおくとよいと感じました。又、問題を解く際は答えの「鍵」となる言葉やポイントを意識していました。本番の問題が5肢に対して一問一答形式であったため、分量が不足しているのではないかという不安に駆られた時期もありましたが、試験を振り返ってみても十分だったと思います。基本的な知識の定着が最も重要で、その基本知識の定着にはこの論点別過去問題集が最適です。
- 8月~
記述マスターテキストをもとに記述の練習と記述論点の理解を行いました。記述の学習を進めることで、曖昧だった条文知識を文字にして書き出すため、基本知識の理解が深まると感じました。私は、問題の「意図」を理解して解答することが苦手だったため、記述マスターテキストの中に「何が聞かれているのか」という記述があったことが大変有効でした。最初は全く解けないため、答えを読んで理解することに重きを置き、3回目以降は理解が不足している問題に時間をかけるようにしました。今年が一番記述対策を行いましたが、改めて記述の学習は択一対策にもなると感じました。
〇4月以降に特に使用した論点別過去問題集と記述マスターテキスト
- 10月~
直前期は、論点別過去問題集、記述マスターテキスト、各答練(=科目別パーフェクト答練・解きまくり総合答練)、公開模擬試験を行いました。答練の結果はあまりよくありませんでしたが、結果より、3時間集中すること、問題の解く順番を意識すること、復習することに重きを置きました。問題を解く順番に関しては、今年は「民法択一式、行政法択一式、多肢選択式、記述式、一般知識、基礎法学択一式、憲法択一式、会社法択一式」という順で解きました。自分が最も力を入れた行政法、民法、記述は余裕をもって解きたかったのでこの順にしました。今年の基礎法学の1問目は触れたことのない知識で、かなり時間をかけてしまったので最初に解かなかったのも運が良かったと思います。
直前期までは「暗記」より「理解」に重点を置いて学習していましたが、直前期は鍵となる言葉を正確に覚えることを意識しました。正確に覚えるためにはやはり理解も大切なのでイメージしながら印象付けて覚えるようにしました。
資格の今後の使い道、行政書士としての今後の目標
運よく合格できたので、いつかは行政書士として登録し仕事をしてみたいと考えています。まだ試験に合格しただけですので、実務をこれから勉強し、自分が目標としている仕事と家庭の両立を実現したいです。