受験回数:4回(内、お試し受験1回)
受講コース:2021.22年度目標カレッジ2年セーフティコース
☑2022年度合格体験記
☑2年合格
☑仕事しながら
初めに
私は49歳で受験した2022年の行政書士試験で合格しました。
1回目は30年ほど前、学生だった頃に、なんとなく興味を持ち、全く勉強せずに受験しました。まさに「お試し」といった感じで、軽い気持ちで試験会場に臨んだのを覚えています。
その後就職し、忙しく仕事をするうちに、行政書士試験のことはすっかり忘れてしまいました。
2020年に独学で勉強を始め受験、全く歯が立たず、クレアールさんを受講し、基礎から勉強しようと決意しました。
2021年は168点で不合格。
仕事と勉強を両立させるのは肉体的にも精神的にもかなりきつかったので、もう辞めようかとも思いましたが、思いのほか悔しく、また、クレアールさんのセーフティ2年コースを受講していたこともあり、また諦めずに勉強しようと思い直し、2022年の試験に向けて勉強してきました。
行政書士を志した理由
私は大学卒業後、法律関係の事務の仕事をしてきました。ある時上司に、「長年法律関係の仕事をしてきたんだから、何か資格試験の勉強してみたら?」と言われました。その時点で40代半ばを過ぎていたこともあり、試験勉強なんてとても無理!と最初は思っていましたが、学生時代に行政書士試験を受けたことを思い出し、今度はきちんと勉強をして受けてみようかな、と思い、行政書士を志すに至りました。
クレアールを選んだ理由
初めは自分でテキストや問題集を用意し、勉強を進めていましたが、理解が深まらず、結果、2020年の本試験は惨敗…。やはり基礎からきちんとやらなければ、と実感し、通信講座を受けてみようと考えました。何社かパンフレットを取り寄せ検討したところ、クレアールさんがとてもリーズナブルで、内容も充実しているように思い、申込みすることに。仕事や家事で忙しく、十分な勉強時間をとるのが難しい上に記憶力の衰えも強く感じていたので、セーフティ2年コースを受講するとこに決めました。
具体的な学習法
まず、クレアールさんから届いた学習計画表に、大まかな予定を書き入れました。必ずしも予定どおりには進みませんでしたが、あまりこだわらず、自分のペースを優先しました。そして、講義を聞いたらテキストをさっと読み返し、過去問を解く、というのを基本にしていました。
最初はテキストを読みながら講義を聞いていましたが、そうすると講義を聞きそびれてしまうので、講義を聞くときは聞くことに集中しました。そして講義を聞いたらその単元の過去問をすぐ解いてみました。もちろんノートを用意して勉強しましたが、綺麗に書こうとは考えず、暗記したいところや、何度も間違えてしまう過去問、苦手な論点などを殴り書きする用のノートとして使っていました。
また、講義で取り上げた条文には蛍光ペンで印をつけ、なるべくきちんと読むようにしました。

私が一番活用したのは、過去問Webテストです。通勤バスの中では必ず過去問Webテストを利用しました。仕事の合間や休憩時間も、出来るだけ過去問に触れたり、電子書籍の六法を開いて条文を読んだりしました。六法は一冊用意しましたが、机に向かって勉強するときは紙の六法、通勤中や仕事の合間は電子書籍の六法がとても便利でした。
試験直前の模擬試験の時点でも、合格点にはなかなか及ばず、焦る気持ちが強まりましたが、
杉田先生が「模試の結果が悪くても本試験には全く関係ない。その模試の復習をすることが大切なんだ。」とおっしゃっていたことを信じ、腐らず模試の復習をしたのも良かったと思います。

今年の本試験を振り返って
お試しで受験した30年前を除くと、2022年は私にとって3回目の受験です。今度こそは、と思うほど緊張もしてしまいます。会場に着く前も、席に着いてからも、何度も何度も深呼吸をして試験に臨みました。
今年の試験は、比較的基礎的な問題が多かったかな、というのが私の感想です。クレアールさんの答練や模試の方がずっと難しかったように感じました。そういう意味でも、クレアールさんを利用して勉強を続けて来て、本当に良かったと思っています。令和4年の本試験では200点以上を取ることが出来ました。杉田先生、竹原先生、ありがとうございました!
資格の使い道
縁あって新たに司法書士·行政書士事務所で働くことになりました。今は主に司法書士業務の補助をしているのですが、将来的には私も行政書士として登録し、私に出来る法的サービスで少しでも誰かの役に立てたら、と考えているところです。
最後に
まさか自分が、30年以上の時を経て行政書士試験に挑戦するとは思ってもいませんでした。久しぶりの勉強は、記憶力の衰えに絶望しながらも、なかなか新鮮で刺激的で、結果とても楽しかったです!
クレアールの皆さんと、長い受験生活を支え応援してくれた家族に、心から感謝しています。