受験回数:2回目
受講コース:2022年度目標中上級W受講コース
☑2022年度合格体験記
☑リベンジ合格

●行政書士を目指すきっかけ
私は前職までずっと美容の仕事に携わってきました。士業とは全く関係のない美容業です。
当時はこのまま美容の仕事を続けていくと思って疑いませんでした。
ところが事故で腕を骨折したことがきっかけとなり年齢を重ねて身体が資本の仕事を続けていくのは肉体的には難しいのではないかと考えるようになりました。そこで転職し、士業の事務所で顧問先を開拓する営業に就きました。
お客様と色々と接する上で気付いたことがあります。
それは日本に住むほとんどの方が法律についてよく知らないということです。勿論、当時の私もそのひとりでした。
また、法律関係の手続は誰も教えてはくれない、情報も自分で調べなければならず、いざ申請や手続きをしようと思っても法律用語が沢山の書類を読んでも難しく理解できないこともあります。「知らないから手続きを怠ってしまっていた」「申請すれば助成が受けられたはずなのに申請が難しく諦めてしまった」という話をよく聞いたものです。
そういったお客様からの声を聞く中で煩雑な手続きの書類作成、提出の代行の業務を行なっている行政書士を目指そうと、一念発起し1年目は独学で勉強しました。
初めて法律の勉強をしましたが、法律用語や教科書に書いてある言い回しがとても難しく何度も心が折れそうになったのを覚えています。それでも教科書と YouTubeに公開している講義などを見漁って過去問を 15周ほど回し、夏以降に行われる模試で合格点に達するまでに至り、とにかく必死に勉強して気がつけばいよいよ試験当日。「絶対に合格する」とやる気に燃え、自分なりにかなり勉強して臨みました。試験を終えて手応えはあったような、なかったような感覚でした。
解答速報で自己採点したところギリギリ受かっているかどうか …記述次第 というところでした。
試験後 2ヶ月間、発表があるまでのモヤモヤした期間を過ごすことになりとても辛かったです。
試験結果は惜しくもあと1問に泣き不合格。受験番号がなかったときのあの虚無感は今でも忘れられません 。
もう1年勉強するのかと途方に暮れましたが、悔しさの方が大きく諦めるという選択肢は全くありませんでした。
また試験勉強を始める上で独学は難しく、情報も少ないため 2年目は通信制の学校を選択することにしました。
●クレアールを選んだ理由
クレアールを選んだ理由は1年目の一般知識を勉強していた際にYouTubeで杉田先生のフォローアップ講義を受けお世話になったことでクレアールを知りました。
他校に比べて、金額も安くセーフティコースや合格すれば「合格お祝い金」を頂ける嬉しいシステムもありクレアールで勉強することを決めました。
●具体的な学習方法
具体的な学習の仕方は 1年目とあまり変わりなく、各科目の映像授業で講義を見てテキストに直接重要な点を書き込み、その後直ぐに各科目の肢別問題、重要過去問を解きます。意識したポイントは「何故、その解答にしたのか」という理由付けをしたことです。
また、間違えたところは何故、間違えたのかをきちんと確認する。1回解けても 3日後に繰り返し解き、更に 1週間後、 4週間後と記憶を定着させていきました。
決して、言葉や単語だけでまるまる暗記することはしない、理解することを意識していきます。
それでも解けていないところは、またテキストや講義を見返して何が違うのかを確認しました。地道な作業ですがそれを繰り返すことにしました。シンプルに直前期まではそれのみです。
直前期には模試が今の自分の実力はどれくらいか確認する上で非常に役立ちました。実際に模試で合格点に達するようになったのは10月に入ったころでした。それまではやはり間違えたところを一つ一つ潰していく地道な作業が続きます。
間違えたところは再度、テキストと条文を見直しします。特に行政法と憲法の統治に関しては条文問題がベースとなり非常に点数が取りやすいため、条文の素読にも力を入れました。この時期は時間が足りないという焦りもありますが、とにかくやると決めて進めていきました。また闇雲にやるのではなく、絶対に落としてはいけない問題と自分の苦手分野を分析し、そこに時間を割くことを意識することが大切です。
模試はそういったことを知るためのものだと思います。点数が悪いと不安や焦る気持ちもありましたが、模試は自分の弱点探しだと言い聞かせて取り組みました。
●行政書士としての今後の目標
行政書士として実務に携わる為、先ずは事務所での勤務 で 各種許認可の申請などを多く学びながら、各種補助金の申請などコンサル面でも取り組んでいきたいと考えています。
●クレアールを選んで良かったこと
独学で勉強していた 1年目より仕事が忙しく、講義の映像を倍速で見直すことができ非常に効率よく勉強することができました。クレアールのおかげで憲法の苦手だった学説問題が理解することができました。