受験回数:1回
受講コース:2021.22年度目標〔先行学習型〕カレッジAセーフティコース
☑2022年度合格体験記
☑一発合格
はじめに
コロナの影響により立ち上げようとしていた海外との事業が暗礁に乗り上げてしまう中で、行政書士の資格取得により少しでも仕事に繋がればと考え、2021年に2年コースに申し込みました。しかし、結局、転職することとなり仕事にも追われ、2021年はほぼ学習することなく、受験もしませんでした。
そんな中、2022年春、身体を壊し会社の退職を余儀なくされました。
退職後、療養中に前述の事業パートナーと会う機会があり、彼が特定技能制度の登録支援機関の経営に携わることになったとの話を聞き、彼から「また一緒に仕事をしよう。来年を目標に行政書士の資格と取ってくれないか。」と思わぬ提案を貰いました。
これから先のことを考え暗澹たる思いがあった中で、その提案が私にとって一筋の光明となり、本格的に行政書士試験の学習を再開することとなりました。
クレアールを選んだ理由
受講料が大変リーズナブルであり、かつ、サンプル講義も分かりやすく、演習教材や受講制度も充実していたので、法律初学者の私でもついていけそうだと思ったことが一番の要因です。
具体的な学習方法
本格的に学習を始めたのが、2022年8月2日からでした。
学習期間については、以下の2つに分けられます。
【2022年8月】
- 基本講義、および、重要論点マスター講義を倍速で一通り視聴しました。
この1ヶ月は、インプットオンリーとし、行政書士試験全体像を把握するため、各科目の学習内容を俯瞰的にとらえることを意識し、それに終始しました。なかなか理解が追い付かない箇所や意味不明な箇所も散見されましたが、そこは気にせず、とにかく1ヶ月間で最初から最後まで講義を視聴することのみを目標にただひたすらPC画面、テキストとにらめっこの日々でした。

【2022年9月~試験前日】
- 重要過去問攻略講義
- 肢別論点マスター講義
- 科目別パーフェクト答練
- 解きまくり総合答練
- 公開模擬試験
9月から試験前日までは、上記5つの演習を何度も繰り返しました。
この時点で基本講義、重要論点マスター講義は1回しか視聴しておりませんので、演習1回目は問題文と解説文をただ読んで解説講義を視聴するという感じで、問題を解くという状態ではありませんでした。
2、3回目くらいから徐々に問題を解く(問題と向き合う)という感じとなり、分からなかった箇所、分かる分からない以前の訳が分からない箇所などは、都度、テキスト、講義に戻り、理解に努めました。
また、問題演習を開始してから1ヶ月ほどたった10月初旬に1週間程度時間を取り、1日1冊テキストを精読する時間を作りました。このことが、今まで「点」だった知識が「線」となり「面」となっていくことに大いに役立ちました。
退職しており時間があるとはいえ、体調も万全ではない日もありました。机に向っての学習が捗らなかったり、集中できないときなどは、気分転換も兼ね散歩をしました。散歩中は、歩きながら苦手単元の脳内学習(思い出し学習)を行いました。歩きながらの思い出し学習は、記憶定着を図るのに私にはもってこいでした。
※但し、これをする時は、車や自転車、他の通行者に注意して行ってください。
ちなみに、私にとってこの5つの教材は神教材で、これがなければ合格できていなかったと断言できます。
試験当日
試験前日まで演習の繰り返しとテキスト・講義との往復運動を心掛け、試験本番に臨みました。
試験当日は、気負いもありかなり緊張していました。試験開始後、記述の問題に目を通してから、オーソドックスに第1問から解き始めました。ところが、第1問、第2問の基礎法学でいきなりつまずいてしまい、突如頭が真っ白になり20分ほど問題文が頭に入ってこない状態となってしまいました。今年は終わったと半ば諦めかけましたが、ここで諦めたらこの先何も変わらないと思いなおし、暫し目を閉じ深呼吸をしたところ落ち着きを取り戻し、その後は心乱れることなく問題を解いていくことができました。ただ、最初の時間ロスが響き、記述問題は丁寧に検討する時間なく何とかマスを埋め試験終了となりました。
試験結果
手ごたえは感じられなかったのですが、自己採点をしたところ択一だけで180点を超えていました。記述の点数は低いとの自覚があったので、あとは合格発表までマークミスのないことを祈り続けました。
合格発表で自分の番号を見つけたときは、嬉しい以上にホッとしたというのが正直なところです。
行政書士としての今後の目標
現在、年内の登録・開業に向けて準備を進めています。
開業後は、先ず入管関係の業務を中心にベースを築き、将来的には複数分野で業務の柱を構築していくことを目標にしています。
これからが本当のスタートとなりますので、常に学びを怠らず、誠実に業務に向き合っていきたいと思います。その上で、行政書士業務を通じて社会に少なからず貢献いくことができたら嬉しい限りです。
最後に
クレアールの教材は大変充実していると思います。クレアールの講義・教材を信じて、徹底的に活用し、繰り返していけば必ず道は開けると思います。
私がいま、前を向いて日々を送れるのは、本当にクレアールのお陰です。感謝しかありません。
有難うございました!