受験回数:1回
受講コース:2022年度目標スピードマスターSコース
☑2022年度合格体験記
☑一発合格
☑育児・家事をしながら
☑宅地建物取引士取得(ダブルライセンス)
行政書士を志した理由
6歳小学生と、3歳児の子育てをしていましたが、下の子が翌年に幼稚園に入園する歳になり、再就職を考えるようになりました。どんな仕事があるだろうかと色々調べるうちに、すでに取得していた宅地建物取引士の資格に併せて、行政書士の資格を取ると仕事の幅が広がるとことを知り、受験することにしました。受験を決めた時点では、行政書士の資格がどう仕事に結び付くのか具体的には分かってはいませんでした。しかし試験日まで8ヶ月ほどしかなかったので、悩んでいる時間はありませんでした。取り敢えず受験するということを決め、勉強を開始しました。
クレアールを受講してよかった点
講座を申し込むにあたっては、他校の通信講座もいくつかお試し受講しました。私がもっとも重要視したのは、講師との相性です。これから何ヵ月も聴き続けることになるので、気にかかる癖のある話し方をしていないかどうかは特に注意してチェックしました。色々受講してみたなかでも、竹原講師の講義はとても聴きやすかったです。他にマルチデバイス方式だったこと、必ずストレート合格したい!と意気込んでいたので、合格したら「合格お祝い金」が出るというのも私がクレアールを選んだ理由です。
具体的な勉強方法
一番利用したのは講義音声でした。育児をしながら利用するにはもっとも有効なツールでした。
公園では子供を見守りながら、周りから分からないようにイヤホンでこっそり聴いていました。他には夕飯の支度をしながらなど、1日1時間半ほど聴くようにしていました。夜寝る前には講義映像を2回分観て、テキストを30分読むというのをルーティーンにしていましたが、子供の寝かしつけをしながら一緒に寝落ちしてしまうことも多かったです。
講義音声は1回目は1倍で再生し、2回目は1.2倍で、だいたい理解できてきたら1.5倍速まであげて、ひとつの章につき最低3回は聴きました。なかなか理解できない章については講義映像にもどり、音声と交互に聴きました。そうして、ひとつの章の概要がだいたい頭に入ったら、一問一答のテキストで理解を深めました。
このやり方で勉強したのは法令科目では「民法」と「行政法」、一般知識では「情報通信」「個人情報」のみでした。その他の科目は時間が足らず、講義映像を読み込むことは出来ず、過去問を解いただけでした。
勉強場所は自宅が主ですが、日中時間ができた時は喫茶店で勉強をしました。コーヒーを飲みながらの勉強はとてもいい気分転換になりました。

使用した教材
クレアールの教材はどれも薄めで要点をしぼっていたので使いやすかったです。ただ要点をしぼっている分だけ、過去問を解きはじめてテキストだけでは理解できない問題も出てきたので、試験の2ヶ月前になって六法を使いはじめました。
竹原講師が講義のなかで度々、六法を使用するようにと言及していましたが、面倒くさがりやの私はずっと使いませんでした。でも使ってみて、条文をきちんと読むと、それまで曖昧だった法の目的が理解できるようになりました。法が作られた目的はなんだったのか、という視点から考えてみるとそれまで曖昧だった理解がシャープになって、ぐっと理解がすすんだように思います。判例も詳しく載っているので解りやすいです。もっと早く六法を使うべきだったと後悔しました。
本試験で注意すること
試験の2ヶ月前からは過去問題に重点を移しました。時間配分を身に付けるため、必ず本番と同じ時間設定で行いました。
その時点では行政法と民法が一通り終わった段階で、一般知識や商法などは手付かずでしたので、過去問題よりまだ終わっていないテキストをすすめたい気持ちが強かったです。でもぐっとこらえて過去問を繰り返し解きました。足切りがある行政書士の試験では、最低点を確保するための時間配分はとても大切です。
私は早い段階で解きすすめる順番も決め、単元ごとの時間配分も考えなくてもできるようになるまで解きました。
試験当日は早めに会場に行き、席を確認したら外でコーヒーを飲んでリラックスしました。当日にテキストを見返しても、あまり点には結び付かないと思うので、私はテキストは開かず、リラックスすることを心掛けました。
今後について
これから本格的に仕事探しをはじめますが、資格がとれたことで選択肢が広がりました。数年振りの復職に不安もありますが、資格を取れたことで自信をもって仕事に挑めると思います。