2022年合格体験記「条文ブツブツ」M.Uさん

受験回数:2回

受講コース:2021.22年度目標1.5年パーフェクトセーフティコース2年目

☑2022年度合格体験記
2年合格
育児・家事をしながら
☑法律初学者

行政書士を目指したきっかけ

憲法問題への理解のために判例を読みはじめたがこれが難解であったため、まずは基礎知識をざっくり広く得たくなり、それには資格試験の教科書が良さそうと思い試験科目に憲法が含まれている資格を探し、法学初学者が取り組みやすいとされている行政書士という資格にたどり着きました。そこから、職業としての行政書士について、地域社会のなかで生涯取り組むことができる仕事であることに興味をもち、受験を決めました。

クレアールを選んだ理由

  • 杉田講師の講義(憲法1回目)をみて、丁寧でテンポよく、騒々しくなく、わかりやすい!と思ったので。
  • 他の通信講座に比べて安価であったため。

具体的な学習方法

1年目

教材:クレアールテキスト、ポケット六法、市販の過去問&練習問題

勉強時間:平日(子の長期休みを除く)の9時半から11時半

10月〜2月は杉田講師の基本講義をひととおり視聴、丁寧な講義で興味深く楽しい時間でした。2月〜7月に竹原講師の重要論点マスター講義を視聴、「試験にでるポイント」に絞った講義は頭の整理に役立ちました。同時に2月から8月は過去問5年分に取り組みました。「知ってる!けれどアレ?」という状態でした。”あいまい知識”だらけ、これをなくすためには、繰り返し解くことが必要なのにもかかわらず、勉強をはじめたきっかけが「憲法判例を理解したい」だったこともあり、気になるとあっちこっち読み漁り、「合格のためには深入りしない」という鉄則からはずれまくりの勉強の仕方で、1回しか解くことができていない状態で直前期を迎え、焦りが生じていました。9月〜11月は、座学時間に、子供が起きる前の時間(3時〜6時)も追加し、子供と一緒にいる時間以外は頭の中全て試験勉強という精神状態に。趣味の勉強から受験勉強へ切り替えました。とにかく問題の量をこなそうと決めて市販の問題集に手をだし、新しい知識にアップアップしながらひととおり終えたけれど繰り返しができないまま、”あいまい知識”ばかりが増えてしまった状態で本試験を迎えました。結果、行政法の基礎問題をおとすなど残念な結果となりました(162点、記述抜き156点)。

2年目

教材:クレアール肢別問題集、クレアールテキスト、判例六法

勉強時間:毎朝3時から6時(子の起床前)と、平日(子の長期休みを除く)の9時半から11時半

1年目の反省は、”あいまい知識”だらけであったこと。これを解消するために、以下の3点を実施しました。

1.気になることは気がすむまで深追いしてよい期間を設定する

11月から6月までに過去問10年分と関連条文と判例を全てチェック。気になる点があったら新聞、書籍も読んで良いこととして、六法にそこで理解したことを書き込みました。そして、新しいモヤモヤが発生してしまうことを防ぐために、7月以降、模試以外には新しい問題に手を出さないこととしたことで、直前期にモヤモヤすることなく自信をもって勉強することができました。

2.肢別過去問題集を繰り返し解く

答えのみではなく、解説の内容も答えられるようにすることを意識しました。過去問それ自体だけでなくその関連知識も含めて整理することができ、結果、確かな記憶ができました。

 7月:憲法、民法、行政法 各2回

 8月:過去2回で1回でも間違えた問題だけ1回

 9月〜10月:憲法、民法、行政法、会社法 各2回

 11月:憲法、民法、行政法、会社法 各1回、個人情報関連 2回

3.条文の素読み

7月から10月前半に行政法と民法の全条文と関連判例を2回素読み、マーク部分は記述対策も視野に入れて目を閉じて暗唱、本試験前1か月は、講義と過去問を解いた際にマークした箇所をぶつぶつ言いながら読みました。

結果めでたく合格(220点、記述抜き194点)。しかし、記述では普段絶対間違えない基礎的なミスで余計なことを書いてしまいました。本試験は家での勉強とは違うのだなと改めて感じ、ミスがあることを前提に点取虫になるために、丁寧に基礎知識を積むことの重要さをヒシヒシと感じました。杉田講師の、「直前期はとにかく、マークした条文をブツブツ言って覚えてください、点取虫になってください。」という言葉を信じて実践できた結果の合格だと思っています。

資格の今後の使い道

開業します。

クレアールを受講して良かった点

  • 杉田講師の、受験対策としての範囲内で細かく具体的な踏み込んだ講義と、竹原講師の出るポイントに絞った講義の2種類を受講できたこと
  • 肢別問題集が見開きで見やすく、テキストともリンクしているので大変使いやすかったこと
  • 講義音声をダウンロードできるので、座学とは別に日課のランニング中に全範囲を網羅的に聞き続けることができたこと
  • セーフティコースで2年目も受講、質問ができたこと
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