受験回数:2回
受講コース:2021.22年度目標カレッジ2年セーフティコース
☑2022年度合格体験記
☑2年合格
☑参考にすべき学習法
☑法律初学者
■行政書士を志した動機
母親が遺書についての相談を行政書士にする様子を間近でみて、人の境遇に寄り添い、かつ法的なアドバイスや代理ができる姿をカッコイイと思ったから。また、今後さらにグローバル化していく社会で、海外で働くのではなく、海外と商品を取引するのではなく、日本で日本人が外国人向けに提供できる国産のサービスは、と考えたところ日本の「法律」はどうだろうと思ったから。
■クレアールを選んだ理由
- 行政書士に限定せず資格スクールについてざっくりYOUTUBEなど、ネットで調べているときから「広告やビジュアルにあまり金をかけていないが、授業がわかりやすく、効率的、実績もある」といった、評価が共通して多かったこと。
- ほかの予備校は、広告がよく目に入ったり、テキストにも絵や色数多い、など派手だが、逆に過剰な装飾に見えたこと。
- PDFテキスト、過去問題集がPDFであり、授業もWebで公開されているので、PCだけで完結できる点。
■具体的な学習方法
①勉強はPCで、もともとPC好きでもあるので、授業、テキスト、過去問、など全てPC上で勉強しました。
ポイントは、
- 大きなモニターで見れば紙よりかなり読みやすいこと。
- 資料が管理しやすく、煩雑にならないこと。
- 六法全書や問題集が本だと、解説を十分に追記することは難しい。
PCだと自分に最適化できました。

②自分用ノート作成
私は初学者でしたが、杉田先生のおっしゃる通り「条文を条文として読む」を実践してみると、知識が馴染みやすいと思うようになったので、例えば、民法をネットで検索し、
グーグルスプレッドシートにすべての条文をコピーして、その条文がクレアールのテキストのどこに記載されているか、条文番号、項番号、条文本文、を箇条書きになるようにし、
各条文本文に対して、先生方の説明を可能であれば簡略化して記載、図解があれば画像コピーを添付することで、1つの条文を1つのストーリーとして認識でき、頭に入りやすくなります。
さらに、過去問で間違った条文についてはセル色分け、解説文の文言を追記していくことで、これまでの重要な解説が全て書かれたスレッドになります。
これを法律ごとにファイルを作成しました。最初はノートの作成に手間がかかりますが、一度作成してしまえば、復習がとてもスムーズにできます。ポイントはスレッド形式で書くことです。
条文の説明を流れとして認識できるようになります。このとき説明は簡素化したもので、自分の感覚で1つのトピックごとに1つ右下のセルに書いていき、1つのスレッドはなるべく3、4行以内で作成します。


③25分で5分インターバル
この感覚で勉強することがYOUTUBEで推奨されていたので、試してみたところ非常に効果的でした。動画は、25分(残り時間カウント表示)→アラームが鳴り5分インターバル、という構成で、この動画を再生しながら、授業を観たり、問題集に取り組んだところ、
ほどよく集中→休憩→集中できるようで、気が付いたら2、3時間経過している感じになりました。
この方法で何の法律でもずっと勉強していられます。
勉強環境
④過去問を周回
1回目は全部解く、
2回目は1回目で間違った問題、正解したけど手ごたえが怪しい問題を解く、
3回目は、2回目で間違った問題、正解したけど手ごたえが怪しい問題を解く、
4回目は、、、
というふうに周回していくことで、500ページの問題集もどんどん短時間で周回できるようになっていき、自分にとって定着しにくい知識をピックアップもできるようになります。周回することで試験に必要な知識が定着しました。ポイントは、答えを覚えるのではなく、①であるように、ストーリーで要旨を理解することです。市販や他のスクールの過去の問題集をみてみると、出題される問題の要旨の傾向は基本同じなので、繰り返した時間=レベル上げであるとわかりました。
⑤声に出す。
条文を読んだり、問題の解説を読むとき、(1人でも)人に説明するように声に出します。言葉にするために、自分の頭の中で整理することになりますし、その説明を自分で聞くわけですから、アウトプットとインプットを同時にできます。これが知識の定着に役に立ちます。実際に人に説明することもできるようになり、”法律を知っている人”と認識されるので、正直気分も良く、自己肯定感も上がります。
■資格の今後の使い方、または行政書士としての今後の目標
行政書士として働きたいと思っています。士業に何かを相談してくる人は、それなりに困っている人だと思うので、法的にしっかりフォローできるようになりたいと感じています。
■クレアールを受講してよかった点
法律の勉強の最初が杉田先生で良かった。杉田先生の説明は、シンプルにかみ砕いたわかりやすいものでありました。
おかげさまで、初学者スタートで法律の勉強がゲームのレベル上げのような感覚になり、確かな積み重ね感が得られるようになりました。倍速再生も活用し、半年と少しの期間で過去問をかなり解けるようになりました。教材がデータであるので、複数の資料を開いての勉強がやりやすかったです。
入門が遅く、1回目はフルに期間がありませんでしたが、2回目は2、3月の段階でかなり過去問を解けるようになっていましたので、一般知識で引っかからなければ大丈夫だろう、と思えるようになりました。
■その他の内容
モチベーションを保つ方法
行政書士の勉強をしていることを人にどんどん言うことです。「自分を追い込むため」ではなく、誰かが知ってくれている、というのはモチベーションになります。声に出すことで自信も芽生えます。少しくらい大きくでたほうが、自分の言葉で自分の行動が変わり、自分の行動で自分の運命も変わるからです。
使った問題集
クレアールから提供されたもののみです。
記述式対策
記述式問題の解答は=条文の説明文です。なので、条文をストーリーとしてみていると、丸覚えではなく、筋道をたてた理解の仕方ができます。クレアールの問題集で出てきた記述式過去問と解答を全て1つのスプレッドシートに一覧化して、ランダムに復習していました。