受験回数:1回(1年目は受験見送り)
受講コース:2021.22年度目標スピードマスター2年セーフティSコース
☑2022年度合格体験記
☑参考にすべき学習法
☑2年合格

■はじめに
私はクレアールに2021年8月に2年セーフティコースで入りました。1年目はインプット講義を少し受けただけの状態でしたので受験を見送り、2022年11月の試験で合格しました。点数は以下の通りです。
5肢択一式 112/160
多肢選択式 22/24
記述式 26/60
一般知識等 44/56
合計 204/300
■行政書士を志した動機
社会保険労務士の資格も持っており、業務の中で契約書や就業規則など、書類と対峙することが多くなりました。そこで、労働法だけでなく、民法や行政法の知識もつけたいと思い、受験を決めました。
■クレアールを選んだ理由
・セーフティコースで2年間の受講ができる
・講義、テキスト共に、データでダウンロードができる
・合格お祝い金がある
・受講料が安い
が決め手でした。どれも思った通りのものだったので、私には非常に合っていました。
■具体的な学習法、 科目別学習法
1.インプット→重要論点マスター講義
基礎法学→憲法→行政法→民法→商法・会社法(随時一般知識)
の順で取り組みました。
まずは法律の読み方の基礎を身につけ(法学部出身でしたのであまり時間をかけませんでしたが…)、憲法で日本の法律に通底する考え方を身につけ(特に統治分野は行政法に直結する)、その後行政法に移る、という考え方です。
民法については、他の科目とは少し使う頭を切り替えて学習しました。暗記主体ではなく、考え方主体というイメージです。図を書いて考えることが多かったです。テキストにそのまま図を書き込んでいました。
商法・会社法についてはテキストで要点を押さえたあとはすぐに過去問を回しました。
一般知識は、就職試験用の本やアプリ、SNSなどを使って随時最新知識を入れるようにしていました。
講義は1.5倍〜2倍速で、マルチパステキストに青ボールペンで書き込みをしながら視聴しました。青を選択したのは本文と書き込み部分がぱっと判別しやすいからです。時間短縮のため、たくさんのペンは使わず、青のみで重要な箇所には下線、重要語句には丸をつけていました。
アウトプットを重要視していたため、視聴は1周です。
2.アウトプット+インプット→重要過去問攻略講義、肢別論点マスター講義
問題を解いてすぐに解説講義を視聴する形で取り組みました。理解できていなかった点は、まとめノートにしたり、テキストに書き込んだりしました。

3.アウトプット→記述マスター講義、模試、答練
・記述式はクレアールの記述マスターテキストが非常に使いやすいと思います。私はまず巻末の過去問の問題解説をひと通り読み、感覚を掴んだ後に問題集に取り組みました。問題集を1周した後、過去問にも自力で取り組みました。
・模試はクレアールと他社を含めて7月末から2週間に1回のペースで受けました(計10回)。かなり多い方だと思います。夏以降はほぼこれが勉強のメインでした。受けっぱなしではなく、復習メインで自分の知識の穴を埋めていく、という感覚で利用しました。また、ここで解き方のシミュレーションをたくさん行えたのは良かったと思います。
私は結局、一般知識択一→多肢選択式→法令科目択一→記述式(問題文のみ予め確認)、の順で取り組み、マークはセクションごとにまとめて行うことにしました。
・最後の1、2週間前にクレアールの答練に取り組みました。本試験のシミュレーションのため、同じ時間帯で行いました。取りこぼしの知識も最後に確認でき良かったです。並行して総まとめ講義も受講しました。

出先で少し時間が空いた際にも学習が進められとても役立ちました。
■今年の本試験を振り返って
記述式(特に後半2問)を完答するのは難しかっただろうなぁという印象です。私自身も、ほぼ1問目で得点を稼ぎました。
人によって、解く順番、マークのタイミングがバラバラの試験なので、周りのマークする音やページをめくる音は全く気にせず、自分のやり方を貫くのをお勧めします。
そのために模試や答練を使って、自分の解き方をシミュレーションしておくのは必須だと思います。
■資格の使い道、行政書士としての目標
すぐに開業や行政書士としての勤務は考えていませんが、今の仕事に行政書士試験で得た知識を活用したいと思っています。
英語が得意なこともあり、将来的には外国人の方のご相談にも乗れるような行政書士・社労士になってみたいという夢はあります。
■最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。細切れの勉強でも、できるだけ毎日続ければ合格は近づくと思います。いつでも勉強できる環境を作れることが私にとってはクレアールがとても良かったところです。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。