受験回数:1回
受講コース:2022.23年度目標中上級W受講2年セーフティコース
☑2022年度合格体験記
☑一発合格
☑参考にすべき学習法

行政書士を志した動機
行政書士を志した動機は3つあります。
1つは、私の現在の仕事と親和性があることです。私は、企業で10年以上「法務業務」に従事しています。私のスキルについては、例えるならば「会社という私有地内で10年以上、車を運転しているようなもの」。公道で運転するためには運転免許が必要であることと同様に、法律に関する仕事を開業するためには、免許が必要なので、自分が会社で行っている仕事とも親和性のある行政書士の資格を取るのがよいと考えました。
2つ目は、雇用の流動性が増してくる時代背景を考慮して、人生の選択肢を多くしておきたいためです。社会や会社の動向に基づいて将来を考えた時、環境変化に応じて、行政書士を本業とすることも選択肢の1つになります。人生における私の主導権を強化し、変化に応じて自分の人生を選べるようにしておきたいと考えています。収入を、複数から得ることで人生を安定させ、しなやかに重心を移しながら生きていきたいと考えています。
3つ目は、法務業務への復帰のための復習です。私は社内の人事異動により、数年ぶりに法務の仕事に戻ったのですが、法務を離れている間に債権法等の改正もあり、体形的に学び直す必要性を感じていました。その方法として社会的にも通用して一石三鳥になる、行政書士資格の勉強を行うことにしました。
クレアールを選んだ理由
高校時代からの友人が行政書士試験の勉強をすると聞いていました。
法務組織への異動の可能性を知ったときから、準備のために、法律を勉強しようと思いましたが、当時の仕事は、早朝、深夜の勤務があって忙しく、勉強に取り組めないまま、法務業務に復帰することになってしまいました。そして、復帰してみると、当然に異動後は、仕事が忙しくてなかなか勉強することができませんでした。
しかし、法務組織に復帰してから3か月ほどで業務の勘が戻り、残業が減ってきました。そこで、先ほどの高校時代の友人に尋ねてみると、クレアールの通信教育で勉強しているとのこと。高校時代と同じように、その友人と、時に励ましあい、時に競い合いながら「一緒に合格できたら良いな」と思い、クレアールを選択しました。その友人とは、互いの得意分野が違ってくると思うので、開業後もお互いに相互支援しあえると良いなと思っています。
具体的な学習方法
「頑張らない、」を目標に学習しました。それは、頑張らずに、毎日淡々と勉強することです。それでも、つい頑張ってしまうので、頑張らないように気を付けました。頑張らないとは、他のことを我慢しない、犠牲にしないということです。毎日の睡眠時間、運動時間はしっかりと確保するようにし、まずは仕事を優先しました。しかし、もちろん勉強することは必要です。このため、時間は有限なので優先順位を考えて実行することにしました。そして、勉強することをため込まない。後ろ倒しにせず、取組んでいきました。
というのも、ちょうど子供が受験勉強をしており、その受験生活を見て、頑張りすぎているように思ったからです。そこで子供のためにも頑張らない方法を示したいと考え、それを目標にしました。これは、歳をとったからこそできるようになってきたことでもあるかもしれません。私としては、それを私自身が実践し、ノウハウを子供に伝えたいと考えて実行しました。
こうして260日間、頑張らないようにした受験生活は、「仕事」「運動」「勉強」「睡眠」という平凡なサイクルの日々ではありましたが、一歩一歩、自分の目標に近づいていく小さな喜びがあり、そうした充実した気持ちで受験生活を過ごすことができました。
行政書士としての今後の目標
好きでもあり、得意な法律の仕事にて、社会貢献し、三方良し(私、お客様、社会)を実現したいと考えています。今のところ、70歳までは会社で働き、その間は行政書士は副業とし、退職後は行政書士を本業として、心身の状態が許す限りは仕事を続けたいと考えています。
最後に
私の受験生活を支えてくれた友人、家族に感謝します。