受験回数:2回
※初年は独学
受講コース:2022.23年度目標【基本講義一括配信型】カレッジセーフティコース
☑2022年度合格体験記
☑リベンジ合格
☑参考にすべき学習法
はじめに
杉田先生をはじめ、クレアールスタッフの皆様に感謝申し上げます。クレアールを信じてここまで勉強してきたことで、合格という結果に結び付くことができました。本当にありがとうございました。
行政書士を志した動機
私は学生時代法学部で、現在は金融機関で融資担当ということもあり、普段から法律用語に接することが多く、自分自身のスキルアップや将来のためにも何か生かせるものがあるのではないかと資格を検討する中で、士業の中でも幅広い業務を取り扱える行政書士が良いのではないかと考え受験を決意しました。
クレアールを選んだ理由、受講してよかった点
私は学生時代、法学部ということもあり、法律初学者ではありませんでしたので、独学でも勉強すれば合格できるのでは?と甘い考えがあったのは否めませんでした。
令和3年度の失敗を考えた結果、基礎がしっかりしていないのに基本や応用ができる訳がないとの結論に達し、通学は時勢やフルタイム勤務でもあるため時間的に制約が発生するため通信教育で検討し、その中でクレアールの無料相談を行った際、色々なアドバイスをいただき、最終的に【基本講義一括配信型】カレッジセーフティコースを選択しました。
まずこのコースは受講料の低価格に驚き、しかも何より初年度の受験料までクレアールが負担、初年度で合格できればお祝い金と未受講分の返金までしてくれるということで本当にここまでしてもらって良いのかな?と思いました。
また自分はプレッシャーに弱い部分があるので、2年間という長期間をサポートして頂けることは今年失敗したらどうしようという自分の弱い心を、安心して勉強に向けることができたのも良かった点です。
具体的な学習方法

机での学習は基本的に、「論点別過去問題集→マルチパステキスト→論点別過去問題集」を1セットにして、問題を解き誤った問題にはチェックをつけ、週に1回必ず復習の時間を設けそこで再度確認を取ることをしていました。
実際の問題形式を見てどのような点が出題されるのかを確認することで、よりテキストを読んだときにポイントが抑えられたかなと感じています。初学者向けの講座ということもあり杉田先生が熱くわかりやすい解説をしていただけたのでしっかりとした基礎が身につき基本の問題や応用が効くようになったと感じています。
また通勤に片道1時間程度運転をする必要があるため、その運転時には音声データを取込み耳で学習し、杉田先生が挙げた条文を職場や帰宅後に六法に赤鉛筆でラインを引いていました。通勤時間の音声学習はマルチパステキストの内容がきちんと理解できているのか、また覚えているのかの復習にもなりましたので、隙間時間を生かせたのではないかと思います。
1度目の受験の後、私が本格的に勉強を再開したのが2月で、そこから全科目を一通り行い、憲法・民法・行政法を重点的に勉強しました。特に民法・行政法は択一でも記述でも大部分を占めるため、大半の時間をこの2教科に割きました。
条文についても杉田先生がおっしゃる通り、素読は隙間時間を利用して行っていました。特に行政法は条文のまま問われるケースが多いため、曖昧な知識のままだと、罠にはまってしまう可能性が高くなります。条文を1つでも多く覚えることで、本試験で非常に大きな武器となります。条文だけでなく例えば処分性とはと問われたときにすぐに「公権力の主体たる国または公共団体が行う行為のうち、その行為によって直接国民の権利義務を形成しまたはその範囲を確定することが法律上認められているもの」というように答えられるようにすることで記述式対策にもなります。

六法の一部ですが、私は赤鉛筆でマークをしていく方法を取りました。記憶が曖昧な点はぐりぐりと塗っています。
学生時代の恩師が、「赤鉛筆は使えば使うほど短くなるので、それだけやってきたとふと見返した時に自信に繫がるよ」と言われたためです。試験当日も必要な筆記用具の他に筆箱に今まで使用した赤鉛筆を入れ、直前に見返して自信をもって臨むことができました。
失敗してしまったこと
1つは記述対策が9月末からになってしまったことです。択一式の問題が解けるようになれば自然とできるようになるのかとも思いましたが、書く練習というのは必ず行うべきです。論点は確かに出てくるのですが本番の緊張感の中、40字程度でまとめるのは練習していないと難しいです。論点をいくら問題用紙に記載してもそれを答案用紙にきちんとまとめられなければ意味がありません。実際、本試験時の問題用紙を見返すと論点はきちんとメモしていましたが、なぜか答案はひどい解答になっていました。私のような失敗はしてほしくありません。
もう1つは商法・会社法を捨て科目に近い状態にしてしまったことです。会社法はどうしても暗記になってしまい、試験2か月前から本格的に始めました。杉田先生は捨て科目は作るべきではないとおっしゃっていましたが、ここをもう少し対策するだけでケアレスミスも防げたのではないかと感じています。
勉強するうえで大切なこと
いきなり高い目標を設定してしまうと絶対に無理が出て疲れてしまいます。最初の学習時間は短くても良いので毎日継続することを目標にしましょう。そうすると自然と勉強時間は増えていきます。
今後の資格の使い道
スキルアップを目的としていたのですぐに独立開業ということは考えていませんが、今の職種以外も含めて、今後の人生の選択肢が大きく広がったことは間違いないので、他資格の取得や転職活動など色々考えていきたいと考えています。
終わりに
独学と予備校・通信教育の違いは一般道か高速道路の違いという話を伺いました。確かに独学は費用も抑えられるかもしれませんが、あれこれテキストを増やしてしまい遠回りの可能性が出てきてしまいます。その点予備校・通信教育は、費用は独学よりは掛かるかもしれませんが、クレアールは費用も低価格であり安心して受講でき、お祝い金などの嬉しい特典もたくさんあります。何より六法を用意したらあとはクレアールのテキストなどを信じて勉強すればいいので、最短で合格というゴールに結びつけることができました。本当にありがとうございました。