受験回数:5回
受講コース:2021.22年度目標カレッジ2年セーフティコース
☑2022年度合格体験記
☑2年合格
☑育児・家事をしながら
行政書士を志した動機
最初に行政書士に興味を持ったのは、2001年でした。TVドラマ「カバチタレ!」の放送がきっかけです。深津絵里さんの演じる行政書士の役がとてもかっこよくて、「私も行政書士の資格を取りたい!」と思いました。
また、当時フリーターでこれからどういう仕事をしていくのか考えていた時期でもあり、将来の就職に役に立つ資格かなと思いました。
クレアールを選んだ理由
2001年、2002年と別の通信教育で勉強し、受験しましたが不合格。
2004年に、近所にある土曜日だけの資格の学校に通いつつ勉強し、受験しましたがまたまた不合格。それから時が流れ、結婚、出産を経てまたチャレンジしよう!と思ったのが2020年の終わりです。2020年9月にFP2級の資格を取得し、そのときに努力して試験に合格したという達成感がきっかけで、昔の心残りだった行政書士試験にもう一度挑戦してみようと思いました。
いくつかの通信講座の資料を取り寄せて検討した結果、クレアールの講座内容と、料金のバランスが取れていると感じ、選びました。竹原先生の、満点を目指す必要はなく、民法、行政法だけで合格できるという「非常識合格法」にも感銘を受けました。
具体的な学習方法
最初はテキストを見ながら、基本講義の動画を視聴するということを繰り返しました。スマホで視聴できる動画が大変便利で、ときにはウォーキングをしながら、通勤の車の中で運転をしながらなどあらゆる場面で聴いていました。杉田先生、竹原先生のどちらも熱意を感じられる講義で、勉強も頑張ることができました。2021年は、記述式に必要な民法の条文がボヤっとしか覚えておらず、解答できなくて口惜しい思いをしたので・・・。
2022年は「読み上げアプリ」という文章を入力すると音声で読み上げてくれるアプリに民法の条文を入れ、空いた時間に聴いていました。おかげで民法の条文はある程度暗記することができました。


基本講義を聴いた後は、添削課題、過去問題集、答練などを「いつにこれをやる」というスケジュール表を作り、それにそって解いていきました。家事や子育て、仕事の合間のスキマ時間を利用し、少しでも多くの問題を解く事、繰り返し解く事をひたすら続けました。土曜日など多く時間が取れるときには、模擬試験など時間がかかる勉強をしていました。勉強時間は平日は朝、子供を保育園に送ってから仕事に行くまでの1時間半と、仕事が終わった後から子供を迎えに行くまでの1時間程の1日2.5時間。土曜日などの1日休みの日は6時間程度。子供がいるので夜、日曜、祝日は完全に勉強をお休みしていました。直前期の9月からは、家族がまだ寝ている早朝に早起きして、記述マスター講義動画を聴きながら記述式の対策をしました。
合格をしてみて
他の資格もいくつか持っているのですが、それらはいつも一発合格で、行政書士試験のように何度も受験した試験は初めてでした。行政書士試験は、法令の他に記述式や一般知識などもあるのでとても出題範囲が広く、どんなに勉強してもきりがないような感触を持っていました。
勉強をし続けてもずっと不安で、試験当日もプレッシャーと問題の難しさで震えが止まりませんでした。そんな状況で到底合格は無理だと思っていたので、合格出来て本当に嬉しいです。20年越しに叶った目標の喜びを実感しています。あきらめなければ、何年かかっても目標は実現できるのだと思います。
資格の今後の使い道、または行政書士としての今後の目標
行政書士の資格と、以前取得したFPの資格を生かして、独立開業したいと思っています。
地域の方々に密着した、相談してくれた方が安心して暮らせるような社会を作るべく、行政書士を通じて尽力していきたいと思います。
これから行政書士を目指す受講生の方へ
勉強はやってやりすぎることはない。
行政書士試験は、毎年いろいろな方向から問題が出るので、受かるためには今までの過去問を攻略し、ひとつひとつ知識を積み重ねていくしかない。やってやって、やりすぎるぐらいやって、やっと本番の試験で本来の自分の力が発揮できるのだと思います。
勉強はつらいですが、その努力が本番のときに生きて、自分を支えてくれます。
合格目指して頑張ってください。