受験回数:2回
受講コース:2022年度目標中級コース
☑2022年度合格体験記
☑リベンジ合格
☑参考にすべき学習法

行政書士を志した動機
行政書士の資格とは直接関係ないのですが、十年以上前に親戚の相続手続きをする機会に恵まれ、その際に親戚中から非常に助かったと感謝されたことがありました。その時非常にやりがいを感じ、官公署関係の手続きに関することで困った人がいればその人の手助けができる仕事につければと思いつつも、日々の生活に追われそのようなこともすっかり忘れていました。50歳を過ぎた頃、ぼちぼち会社員としてのゴールも見えて来て、将来の目標も見つけられずただ惰性で日々を過ごしている自分に気づき、このままでいいのかな~と漠然とした、不安な気持ちをもっていました。自分自身何か変わらなければいけないのでは?と考えるようになりました。そんなある日ふと以前の経験が脳裏に鮮明に蘇り資格取得に挑戦しようと決意しました。
クレアールを選んだ理由
一念発起して近所の書店で大手予備校が出版している過去問題集とテキストを購入し使用して独学で受験勉強を始め、自分なりのノルマをこなし令和3年に1回目の本試験に臨みました。しかし、試験の数日後に自己採点をしたところ合格基準点が180点のところ合計で126点と合格圏外。このまま独学で次の受験を迎えても絶対に合格できないと悟り、何か良いものがないかと、インターネットでいろいろと探し始めたところ、あるブログにたどり着きました。そこでは各予備校や通信教育サイトの長所・短所等が非常に詳しく紹介されていました。その中でクレアールの「非常識合格法」というフレーズに惹かれました。更に紹介文を読み進めると費用が安価でありながら、教材・サポート体制が充実しており、何より資格学校としての歴史が長く実績が豊富ということ。そこで試しに資料請求をしてみました。前述の「非常識合格法」と冠した書籍をいただき一読したところ、衝撃を受けました。自分が今までいかに方向性を誤った勉強方法を実践していかと…。そのまますぐに申し込み手続きを済ませて受講を開始しました。
具体的な学習方法
12月初旬より主に休日に4~5時間程度で学習をスタートさせたのですが、年齢的に覚えるより忘れるほうが早いという有様で、本格的に講義がすすむにつれ、勉強が追いつかない状況になり2月に入り、学習カリキュラムを基に平日は朝40~50分、昼休みに40分、夜1時間の合計2時間半程度、休日は平日にやり残しを含め4~5時間と勉強時間を決めた上で計画を立て直しました。
インプット期
テキスト1巡目では、まずは講義をWebで視聴し単元に沿った過去問を解き、翌日に再度過去問の解きなおしする。よく判らないところがあっても、とりあえずは立ち止まらず先に進むよう心掛けました。テキストを一通り読み終えたら、1巡目でよくわからなかった箇所を再度見直すようにしました。その後過去問題集を解き、間違った箇所はテキストを読み返しそれでも理解の怪しいところは再度講義を聞きなおしました。テキスト3巡目では、民法・行政法を重点的に学習しました。そこでも過去問を順に解いてゆき間違った箇所はテキストを再度読み返しました。
記述式対策
いよいよ8月初旬より超苦手な科目、記述式対策に取り組みました。まずは講義を聞き、次に練習問題を解きました。方法として良いかどうかわかりませんが何度も繰り返し解き直すことにより答練問題集のキーワードを丸暗記するようにしました。
アウトプット期
毎日の日課として過去問題集何ページ、肢別論点マスター何ページ、記述式答練何問をやるといった具合でノルマを決め、ひたすら問題を解きまくりました。休日は平日のやり残し部分と基本確認択一模試、解きまくり総合答練、記述マスター講義の添削、模擬試験等をこなし、すべてにおいて提出期限ギリギリのタイミングでしたがなんとかやり終えました。
直前期
本試験を意識して科目別パーフェクト答練・解きまくり総合答練・模擬試験を組み合わせて、同じ3時間で再度解き直しをしました。その他には民法・行政法を徹底的に復習しました。
クレアールを受講してよかった点
通信教育は最初に教材が全て届くと思っていたのですが、クレアールはカリキュラムに定められたスケジュールに沿って教材が発送される点が非常に良かったと思います。講義の時間も適度で分かりやすく過去問題集もポイントが絞られており非常に良かったと思います。スマホの操作が苦手な私には問題集・基本テキストが冊子でまとめられており、かつ受講料に含まれているところが非常にありがたかったです。
因みに独学で令和3年度試験得点は(法令等択一式102点、一般知識等択一式40点、記述式6点の合計148点)クレアール受講後の令和4年度試験得点は(法令等択一式132点、一般知識等択一式40点、記述式26点の合計198点)(勘違いが無ければ実際にはもっと高得点を狙えたが…。)当初の目標以上に得点が伸び講師が普段講義の中で言われていた事を信じて実践してきて本当に良かったと感謝しております。
本試験で感じたこと
試験日当日に照準を合わせて体調等万全な状態にするため特に健康管理に心がけました。試験は一年に一度しかなく、試験時間は3時間と非常に長いので。前日は夕方以降何もせず録画していたテレビ番組等を観るなどしてリラックスしていました。当日は、問題文を最初から読み始めたものの文章の意味が分からない!と顔面が蒼白になり、しばらくは試験中にもかかわらず問題を解く気力が完全に失せ今年も不合格かもと余計な事を一瞬考えてしまいましたが、今日の為に努力してきたこと絶対に無駄にはしたくないと気持ちを何とか切り替えることができました。理にかなった努力は必ず報われると今回の合格で自信をもつことができました。
行政書士としての将来の目標、使い道
現在次の資格取得に向けて新たに勉強を開始しました。その資格とダブルライセンスで受験を志したころの気持ちを忘れず業務を通じて、人のために役立てるような行政書士になりたいと思います。