セーフティコースが絶対お得に合格を目指せる理由はこちら

2022年合格体験記「法律初学者や何度も落ちている方におすすめの教材はクレアール」伊崎 由維子さん

受験回数:5回

受講コース:2022年度目標中上級W受講コース

☑2022年度合格体験記
法律初学者
育児・家事をしながら

実家が行政書士事務所を営んでおり、業務としては身近ではあるものの、法学部を出たわけでもなく、他の資格試験を受験したこともないわたしが、初受験から五回目にしてようやく合格を手にすることができた理由をご説明します。

DSC_3365

はじめに

「行政書士」というと、その業務がどれだけ一般的に知られているものなのかわかりませんが、父が行政書士だったわたしのような者にとっては、小さい頃から非常に身近な仕事のひとつでした。そんなわたしが、父の仕事を見ていて、感じた行政書士の仕事の最大のメリットは、在宅で自分のペースで年を取ってもできること。父は81歳で亡くなるおおよそ半年前まで現役で働いていました。デメリットは、営業時に「行政書士」と名乗っても、どんな仕事かピンと来てもらえないことでしょうか。それも、父の時代(昭和57年開業)までのことで、今はもう少し認知度が上がっているかと思うのですが、どうでしょうか。

行政書士の魅力とは

上にも書きましたように、自宅の一室を事務所にして開業することができ、まさに職住近接。父は当初、自宅の「納戸」を事務所にしており、コピー機などは近所のお店に出かけて使っていました。20年ほど前に自宅を建て替えた折に事務所スペースを作り、いまは父亡きあと事務所を継いだ弟が使っています。(もちろんコピー機もあります!)

通信講座のクレアールに入学するまで

今回クレアールにお世話になるまで、なんと四回も受験を繰り返していました。思い返せば、2回目までは試験範囲の学習すら終えないままに「お試し受験」をし(1回目130点、2回目128点)にて不合格。3回目にしてようやく他社の通信講座を申込み、学習を始めたのはいいのですが、そちらは、「短期合格」を売りにしていたもので、演習などの「アウトプット」学習が足りず「154点」で不合格でした。その後、4回目は長崎県から実家のある東京に引っ越し、息子たちは転校し、生活が落ち着かなかったことで学習が疎かに。また、9月末に父の病気が見つかり、わずか3ヶ月間の余命宣告を受け、肝心の試験日が、父が亡くなる直前だったことなど、数々の困難がありました。もちろん試験結果も「144点」と振るわず、不合格でした。ただ、さすがに行政書士試験の出題傾向はつかめるようになりましたので、あとは自分に「合う教材」にたどり着くことが出来さえすればきっと合格できると自分を励まし、父の葬儀など落ち着いてから、ネット検索で出てきた、いくつかの通信講座の資料を請求しました。そのなかの一つが、クレアールでした。

なぜ合格に時間がかかってしまったか

三人の子を持つシングルマザーで、パートとはいえ働きながら、子育てしながらの受験。なかなか学習が進みませんでした。

以前使っていた市販のテキストや通信講座は、テキスト自体は多色遣いで見やすいものでした。また、通信講座はウェブサイト上での「小テスト」など充実しており、とっつきやすくはあったのですが、いかんせん「講義」の内容が薄く、過去問解説なども通り一辺倒のことしか書かれておらず、わたしのような法律初学者にとって、不向きなものでした。なので、今回は、基礎講座の解説はもちろん、過去問解説が充実している教材を探していたところ、クレアールと出会いました。

これから合格を目指す方へ

他の教材と違って、クレアールの場合、「過去問解説」は行政書士試験で問われる行政法や民法、会社法といった科目ごとに分かれているだけでなく、「5肢択一式」「多肢選択式」「記述式問題」等、その問われ方に沿って別々のテキストがあります。それだけボリュームがあり、こなすのは大変ですが、「問われ方」「論点」「解答方法」について丁寧に解説されているため、これまで通り一辺倒に市販のテキストなどで過去問を解いていただけのわたしにとって、クレアールのテキストの充実度には、目からうろこが落ちるような思いでした。

確かに、仮に単純な知識問題だけであれば、過去問の解答さえ覚えてしまえば済むのでしょうが、年々難易度が上がり、法的な思考力までが求められるようになっている行政書士試験に合格するためには、それだけでは難しいと思います。だから、何度も落ちたからこそ、行政書士試験の傾向を経験的に知っている方にこそ、クレアールをおすすめしたいです。

普通なら、同じ試験に何度も落ちていたら、「自分は頭が悪い」と思い込むでしょうし、あるいは、年齢のいっている方など「若くないのだから、物覚えが悪いに決まっている」と最初から挑戦すること自体諦めてしまうところだと思います。

ちょっと待ってください!行政書士試験は、決して「頭の回転がいいから受かる」わけではないし、「若くて記憶力がいいだけ」で受かる試験でもありません。それよりは、人生経験をある程度積んでいる方の「総合的な思考力」が問われる試験だと思います。合格するのに必要なのは、ひらめきより粘り強さ、そして、「良い教材」です。

また、わたしのような法学(法律)初学者の方へ

右も左もわからない状態かと思います。どんな教材がいい教材なのかもわからないかと思います。脅すようなことをいいますが、行政書士にもピンキリいますが、わたしの父をはじめ手堅く開業されている方は「法学部卒」も多いです(わたしの父は中央大学法学部卒です)し、法学部じゃなくても、「京都大学農学部卒」とか、とうてい太刀打ちできないレベルの方も「なかには」いらっしゃいます。

だからこそ、目指すべきは、しっかりとした法的思考力を身に付けた「法律家」です。一発合格、短期合格は確かにカッコイイですよね。でも、合格して一歩実務の世界に踏み出した時に、外から見たら、みな同じ「行政書士」です。クライアントの立場に立てば、“即席”行政書士としっかりと体系だった知識を身に付けた行政書士、どちらがいいか答えは明らかです。そういう観点からも、わたしはクレアールをおすすめします。

講師の評価について

クレアールの良さは教材だけではありません。「ここはあまり出ないのですが、一度出たということは、また出るかもしれませんのでやっておきましょう」と励まされつつ、難易度の高い問題に挑戦することが何度かありました。法学部で学ばれた方とは違い、そういった「試験にはあまり出ない問題」を「試験に出ない」という理由だけで解説を省かれてしまうと、法律の全体像についての理解がなかなか及びません。出題者側も「このぐらいは知っていてもらいたい」と期待するからこその出題です。触れずに済ませてしまってはもったいないと思います。行政書士試験は出題範囲が広く、普通なら効率重視でそういった問題はスルーしがちなのは理解しますが、そこをあえてキチンと丁寧に教えてくださるクレアールの講師の姿勢は他の通信講座にはないものと思います。法律学習と試験勉強、似て非なるそれらを融合して提供することができる、レベルの高い講師陣がクレアールの魅力だと思います。

記述式試験対策について

「記述問題がある」と聞くと、それだけで腰が引けてしまう受験生も多くいらっしゃると思うのですが、わたしが今回合格できたのはひとえに「記述のおかげ」だと思っています。というのは、記述式試験では「部分点」がもらえます。それは、仮に結論部分(例えば、「無効」か「無効じゃないか」等)を間違えたとしても、そこに至る過程が合ってさえいれば加点されるということです。ですから、勉強法さえ間違えなければ、他のマークシート部分より確実に点数が稼げるのが、記述問題です。

さて、その勉強方法ですが、民法と行政法の一通りの学習が終わった時点で、すぐに記述式のテキストを読み込むことをおすすめします。講義を聞く時間が取れなくても、テキストだけは精読し、直前期には、わからないなりに「書いて」みること。すると、限られた字数のなかにどの文言を書けばいいのか、が少しずつ見えてきます。条文や判例知識と併せて、文章構成力が求められるのが記述問題です。それらを抽出し、合格を手にするために必須の「記述の文法」が身に付くのがクレアールの教材です。

つまりは、教材全体の学習が、最終的には記述問題を解くための力につながっていくわけですが、特に、クレアールの記述問題のテキストは論点が非常にコンパクトにまとまっており、「習うより慣れろ」が可能です。まずは気軽に、「眺めるだけ」でいいので、早めに学習を始めることをおすすめします。もちろん、直前期の「総まとめ」のつもりで取り組んでいただいてもいいと思います。

本試験で注意すること

これだけは伝えておきたいことがあります。行政書士試験は昼過ぎから開始される3時間に及ぶ大試験(笑)です。緊張からつい、お昼ご飯を食べずに済ませてしまいがちですが、眠たくならない程度に食事を摂っておくことをおすすめします。でないと、途中エネルギー不足になり、頭痛がしたり、頭が回らなくなったりすることも(経験者は語る)。もちろん、前の晩も早めに寝ましょう。直前期は、早寝早起き朝ごはんを心がけて、体力!集中力!の維持に努めましょう。大丈夫、クレアールで学んだあなたなら、絶対合格できます!

講座パンフレットや特別セミナーDVDなどを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次