2022年合格体験記「 知識ゼロからの挑戦! 」S.Iさん

受験回数:2回

受講コース:2021.22年度目標スピードマスター2年セーフティSコース

☑2022年度合格体験記
☑2年合格
☑参考にすべき学習方法

行政書士を志した動機

前職はある地方の小さな会社で貿易事務の仕事をしており、職歴が10年を超え、女性の総合職で役職も付いて給与も良く、事務職では相当恵まれた待遇でした。が、家族経営の会社でかつ男性社会の業界の為、それ以上は昇進も望めない中、仕事に対するモチベーションが上がらぬ日々を過ごしていました。

そんな矢先、コロナウィルスの世界的流行で貿易の仕事が激減し、悶々としている中、女性では比較的早く更年期を迎えることになったのです。月に5-7日間はひどい頭痛やめまい、腹痛に悩まされ、まともに出勤できない日が続き…

生理の特別休暇制度は月に1日はあったものの、仕事が激減したとは言え、毎月数日間休むことができなくなり、できれば自宅や自分の事務所で自分のペースで、フリーランスで働ければいいなぁと思い始め、それからその思いはどんどんと大きくなり、思い切って退職し、フリーランスを目指すことを決心したのです。

但し…語学以外すぐに開業できそうな資格も持っていない私は、些か無計画では有りますが、それから資格を探し、行政書士に辿り着いたのです。調べてみると、行政書士は前職までの経験が全く無駄になることはなさそうだったのも大きかったです。

大学時代は国際経済を専攻していた法律知識ゼロの私が、アルバイトと家事をしつつ、行政書士を志すことになったのです。

クレアールを選んだ理由

お手頃な受講料と紙媒体のテキストが有ること、ログインすればいつでもスマホで視聴できる講義が有ること。

資格の今後の使い道

1-2年のうちに開業したい。

クレアールを受講して良かったこと

セーフティコースを選んだため、1年目の失敗を振り返り、

2年目は1年目の反省を生かして学習方法を見直し、取り組むことができた事。

具体的な学習方法について

学習開始前に合格目標期間(何年目で合格したいか)と学習計画の設定が大切です!

私の場合、大学卒業後既に20年以上が経過しており、直近で受験した資格試験からもすでに15年の月日が経過しており、勉強から遠ざかっていた期間が長すぎて、一体どうやって勉強していいものかと、1年目はすごく悩みました。

しかも私が講座申し込みをしたのが既に5月末で、「試験に間に合わない」と変に焦っている自分もいました。

教材が届いて勉強を開始してみるも、全然頭に入ってこないし、覚えられないし、さっぱり理解できない。

文系教科は得意だったはず!

暗記は好きな方だったよね!

と自分を鼓舞し続けていましたが、さっぱり…

どうしよう?

やっぱり行政書士を目指すは無理だったかな?と悶々としながら、

皆さんどうやって勉強しているのかな?

と合格体験記を見たり、SNSで活動されている行政書士の先生方の動画を見たりして

勉強方法を参考にしてみましたが、やってみてもなかなか自分に合うものがなく。右往左往して時間ばかりが過ぎていく日々…

私個人の意見ですが、私はずっと勉強から遠ざかっていたせいか、脳の動きが悪くなってしまっているように感じ、当初は脳のリハビリも必要かもなぁ(笑)と感じていたことも有りました。

1年目は案の定不合格。

ただし、民法・行政法どちらも及第点の点数を取る事ができ、不合格ながらも自分なりには満足できるような点数では有りました。

1年目の勉強方法は、比較的覚えやすい行政法を中心に学習を進め、講義視聴→問題解答を8周行い、行政法は択一問題正解率8割以上を目標とする。

民法は講義視聴→問題解答を5周を目途に行い、択一問題正解率7割以上を目標とする。

憲法はマルチパステキストを用いて基礎講義を視聴し、2年目に備えるだけに止める。

(その他はスパッと割り切り、学習せず)

○1年目の反省点

・民法、行政法ともに内容を深く理解できておらず、問題集の丸暗記になってしまっており、 

 応用力が全くなかった(そのため、記述問題は惨敗で1年目の得点はゼロ)

・六法がそもそも活用できておらず、条文知識がまばらだった。

・そもそも勉強方法がわからず、右往左往するばかりで、時間ばかりが過ぎてしまっていた

・試験会場で問題を解くペース配分、テンポが悪く、時間が足りなくなってしまっていた

・1年目は「どうせ不合格だし」と、圧倒的に自分自身に自信がなく、試験会場では自分以外の全ての

 受験生が私より断然頭が良いように見えてしまっていました。

 

そこで、1年目の反省を受けて2年目の試験勉強を始めるに当たり、

ここでやっと「もやっと」した合格目標から2年目の学習計画や得点目標を設定することにしたのです。

私はセーフティコースを選んだので、ここでセーフティコースをフル活用する計画を立てます。

自分的にはここでの反省・2年目への計画立案が合格・不合格の分岐点だったのでは?と感じています。

○2年目試験の得点目標

法令など(記述を除く)120点以上、記述40点、一般知識24点以上 合計184点以上です。

そのため、1年目試験の合否結果が出た後は、はSNSなどで「合格したー」と書いている受験生を白目で見つつ

「私は私。来年は私の番!」と、怒らず焦らず虎視眈々と狙いを定めました。

1年目の反省点に対する具体的な対処方法

マルチパステキストで確認しながら基本講義の視聴→論点別肢別問題集を解く

論点別問題集は何回も問題集を解いていると問題文と解答(〇か×かだけ)を丸暗記してしまいがち。

それをやめて、問題該当箇所の条文と解説を覚える。

かつ、論点別肢別問題集に掲載されている問題は比較的問題文が短めのため、ここでは問題を解く

反応とテンポを磨くツールとしても使用し、問題を解いていく速度を上げていく。

ただし、大切なことなので何度も書きますが、丸暗記は厳禁です。

六法を活用する

初めはポケット六法を使っていたのですが、私は時間重視で紙をめくって該当条文を見つける時間も惜しかったので、六法のスマートフォン向け無料アプリを活用していました。

例えば民法を選んで〇〇条と入れると、該当条文がすぐに画面に表示されます。

法改正にも勿論対応していて、ブックマークや関連判例もアプリから検索できたり、条文読み上げやメモ書き機能もあったりと機能が充実していて時短になりました。

・記述式試験対策

記述式の問題は、出題者は受験生に何を書かせたいのか?を考え、該当キーワードを入れないと40字程度ではとても表現ができません。

日々の生活の中で文字数制限の有る記述をリクエストされることが有る方は少ないと思います。

そこで、記述練習には小学生向けの漢字練習帳を使うのがおススメです。文房具店には実際の解答用紙のマス目サイズに近い漢字練習帳が売られていることが有るので、それを使って予め紙面に実際の記述解答用紙と同じく15文字×3列のところに線を引いて目印を付けておきます。

その文字数制限の中で、クレアールさんから8月頃に送られてくる記述マスターテキストを用い、記述練習をしていきました。

自分で立てた学習計画は最後までやり切る

学習計画は最後まで満足するまでやりきる!そして自信をみなぎらせる!

私はクレアールさんから送られて来た模試は記述を除いて自己採点で合計120点台しかなかったです。それでも

自分の中で「最後までやると決めた学習計画を全部やり切った!」という自負が有り、試験当日は自信に満ち溢れ、

一般知識まで解答してもまだ残り時間が15分以上有り、戻って解答をまんべんなく見直す時間的余裕も生まれました。

最後に

以上、色々と書きましたが、結局は合格された皆さんの体験記は鵜呑みにせず、参考にされた上で、ご自身で勉強の進め方を検討かつ工夫され、試行錯誤しながらでも最後までやると決めたことを最後までやり抜くことが一番良いと私は感じています。

皆さんの今後のご検討をお祈りすると共に、皆さんと私が晴れて行政書士になった暁にはいつかどこかで情報交換しましょう!

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