2022年合格体験記「行政書士の受験について 」C.Kさん

受験回数:3回(独学2回・クレアール1回)

受講コース:2022年度目標中上級W受講コース

☑2022年度合格体験記
☑リベンジ合格
☑参考にすべき学習法

〇はじめに

独学での受験2回、クレアールで受講してからの受験1回で行政書士試験に合格しました。クレアールは体系的に学習内容が構築されているので他の市販の教材は使いませんでした。唯一六法は市販購入しました。

〇行政書士を志した動機

ある独立行政法人に勤務している44歳です。定年退職後の就業について不安があり、可能性を広めるためにも受験しました。他に社会保険労務士試験にも合格しています。

〇クレアールを選んだ理由

受験2回目までは、独学で市販の参考書と過去問で勉強していましたが、2回とも本試験での成績が到底合格ラインに達していなかったので、このまま受験を続けるか、辞めるか迷った挙句、ネットで学習法を検索すると、通信教育がある事を知りました。通信教育を提供している事業者は複数あり、それを比較するサイトもありました。大手事業者から駆け出し事業者まで複数社あり、費用もバラバラでした。サイトや口コミを見て、大手事業者が良いと感じましたが、費用が高額でした。他をネットで見ると、クレアールが非常識合格法を銘打って、費用も「2022年度目標中上級W受講コース」で4万円程度…リーズナブルで直ぐに申込しました。

〇具体的な学習法、科目別学習法

普段の学習法について

クレアールから送付されるテキスト・過去問とともにネット視聴できる講義を受講しました。ネット講義は事前に示されている期限毎に科目を細分化したテーマ毎に視聴できます。

ネット受講で講義を聞き、それに対応するテキストを読み返しして、時間あるときに過去問などしていました。基本的には、ネット講義は1回、テキスト読み返しは2~3回、それで過去問など解いていました。六法は、市販品をもとに過去問等で出てくる問題に関係する箇所を六法に線を引いていました。そしたら、六法に線を引いている箇所が良く出題される事が分かりました。過去問は、条文及び判例から出題されるので一つずつ条文をつぶしていき、判例は、テキストに戻って読み込んでいきました。

年明けから模擬試験やオプションの民法・行政法・一般知識を受講し、理解が足りない箇所はテキスト・六法に戻り、確認していました。2回の模擬試験とも判定がCであり、何とか合格する気持ちで学習を続けました。直前期も、過去問や模擬試験などで理解できなかった箇所を問題の肢レベルで振り返り、学習しました。最後まで諦めずに今年で行政書士受験を最後とするという気持ちで続けました。

各科目の学習法について

・基礎法学

 とっつきにくい印象です。どこから出題されるか分からない科目でそれほど力を入れませんでした。

・憲法

 本試験では5問あるので、全部解答するつもりで勉強しました。条文と判例問題が中心で、一部国語問題のような出題の仕方もありますが、基礎があれば大丈夫です。

・行政法

 行政手続法、行政不服審査法、国家賠償法、行政事件訴訟法、地方自治法等、行政書士試験におけるメイン科目です。これも本試験では全て取るつもりで勉強する必要があります。これも、条文・判例問題が中心なので、理解できていない・暗記できていない箇所は、六法・テキストに戻って理解します。本試験直前まで勉強が必要です。また、記述式試験もあるので対策が必要です。

・民法

 こちらも行政書士試験のメイン科目で記述式試験もあります。条文・判例問題が中心ですが、範囲が広いのでどこまで学習すべきかが難しいです。合格するためには、よく出題される箇所は徹底的に理解する必要があります。テキストだけで分からない箇所は、ネット検索して理解していました。多数当事者の債権・債務の理解に苦労しました。

商法、会社法

 5問出ますが、とっつきにくいです。範囲も広いので最低限の学習に留めました。勉強した箇所が本試験に出題されればラッキーくらいの気持ちで勉強していました。

・一般知識

 政治・社会・個人情報・文章理解など範囲が広く、本試験には24点以上の基準もあるので、疎かには出来ません。過去問中心にしましたが、特に政治・社会・文章理解などは出たとこ勝負でした。ただ、個人情報はある程度複数問で出題され、対策が出来るので条文知識を最後まで学習しました。

〇今年の本試験を振り返って

 3回目の本試験でこれを最後にという気持ちで臨みました。本試験当日はあいにくの雨で気分が憂鬱になりそうでしたが、最後まで力を入れ、あやふやな問題にマークをして、最後に見返しもしました。

 本試験終了後には、択一は手ごたえがあり、合格したのではと感じました。ただ、この日まで毎日勉強していたこともあり、本試験から帰宅して自宅で直ぐにネットでの自己採点は控えました。気持ちがまだ高ぶっており、もし不合格であったらと結果を見るのが怖かったからです。本試験後2週間も経過すれば、気持ちも落ち着き、自己採点を行い、択一だけで合格点に達している事が分かったので、長かった行政書士受験は終わりとなりました。その後、合格通知が来て、択一は問題無かったのですが、思いのほか記述が悪かったです。しかし、合格は合格です。

〇資格の使い道、行政書士としての目標

 社会保険労務士は合格しており、行政書士も合格しました。現状、ある独立行政法人で勤務しており、定年後の就業・所得が不安で受験しました。定年退職までまだ時間があるので、続いて司法書士もクレアールで受講する予定です。

〇最後に

 もともと勉強は嫌いではないので、毎日コツコツとネット受講などしていました。仕事が忙しい日は帰宅してから勉強できませんでしたが、通勤途上でテキストの読み返しなどを行い、隙間時間の活用を行いました。また、家には子供二人がいて騒がしい中、食卓のテーブルに置いているPCでイヤホンをして、ネット受講していたので、子供には「何をしているの?」とよく聞かれました。毎日コツコツと隙間時間も活用して、勉強に取り組んだおかげで合格出来たと思います。これから、受験される方に参考となれば幸いです。

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