S.Nさん
なぜ、行政書士資格を目指したか
保育園児の子どもがいますが、通勤時間の長いフルタイム勤務では子どもと過ごす時間が短く、今後のことを考えると今の会社勤めは問題があると思っていたので、自宅近辺の職場で定年のない仕事、、、いろいろと考えた時に「行政書士になって開業」すれば全て解決するのではと思ったことがきっかけでした。
予備校選びのポイント
自分の性格、環境、状況から通信教育しか考えませんでした。その中でクレアールを選んだ理由は、2度目の試験当日に会場前でもらったいくつかの講座パンフレットの中にクレアールもあり、そこに掲載されていた「試験直前ポイント」にその日の試験で出題された内容がありました。気づいたのは残念ながら試験終了後でしたが、読み返して大変参考になったため、「今度はクレアールに賭けよう!」と思いました。
また、受験後の自己採点で記述問題の結果次第という状況でしたが、クレアールパンフレットに「もし1月に合格していたら費用返還します」とあったので、気合を入れて11月中に中級講座を申し込みました。
クレアールで学習して良かった点
講師について
中級コースは竹原先生の講義でしたが、とても分かりやすく「その理由はこうだからです」とテキストに記載のない説明を、ちょうど疑問のまま丸暗記しようとしていた部分を補足してくれることが幾度もあり、痒いところに手が届くというのか私の思考タイプにピッタリでした。
教材について
「肢別論点マスター講義」がお気に入りで、過去問には出ていない角度からの問題が大変役に立ち、しかも数部に分かれたホチキス止めの簡易テキスト(レジュメ?)でしたがそれが大変持ちやすく、書き込みやすく、問題の論点の解説が都度載っているのでメインテキストを取り出して読み返さなくても解決するという、全教材の中で一番使いやすく効果のあったと思える教材でした。
個人的に残念だったのはスマホでの問題演習ツール「クロススタディ」をほとんど活用しなかったこと。せっかくクレアールを受講していたのに、ちゃんと使っていればもう少し楽に勉強ができただろうなーと今になって後悔しています。
今、振り返ると
私は3度目の挑戦で合格することができました。勉強時間は早朝と通勤時を合わせて大体2~3時間。電車内では座ってしまうと睡魔に負けることが多々あり、直前期は座らずに頑張りました。また、子どものために挑戦する資格なのに、そのために子どもを犠牲にしてしまうことは本末転倒だなと思い、週末は子ども優先、勉強は早朝のみになるなど、まとまった勉強時間を作ることができなかったことも合格までに時間が掛かってしまった要因だったと思います。
元々「3年以内に合格する」と決めて始めたので、2年目までは言い訳にしていたかもしれません。3年目はかなり焦りましたが無事に合格できて本当に良かったです。
長期にわたってしまったので特に夫にはいろいろと協力してもらいとても感謝しています。
最後に
行政書士試験は理解できないほど難しい内容ではありません。よく考えれば「わかる、できる問題」なのですが、合格するためには集中力と根気、これに尽きると思いました。
振り返れば、なかなか大変な毎日をよくここまで粘ったなーと我ながら褒めてあげたいです!ようやく手にした資格なので、次は行政書士開業に向けて頑張ります。
クレアール様、竹原先生、どうもありがとうございました。