Y.Oさん
受験のきっかけ
2021年に宅地建物取引士試験に合格し、目標が達成できたことに充実感でいっぱいでした。しばらくは学習することから遠ざかっていましたが、片道1時間半の通勤時間を活用して学習する習慣が身についていたことと、法律の勉強にもう少し携わっていただいという想いから、次のステップとして行政書士試験の受験を目指すことにしました。
予備校の選択
アウトプットが大事と過去問題対策に特化して受験したにもかかわらず、最初の試験は苦戦し手ごたえが全くないものでした。試験会場前で案内資料をいただいた学校の中から、クレアールは中級向けのコースもあり、竹原先生の宅地建物取引士の講座受講経験もあったため馴染みやすさがあり、また教材も充実しリーズナブルな点で、クレアールで受講することを決めました。
スケジュール
申し込みを行ったのが試験後すぐの11月ということもあり、次の講義の配信前にすべて視聴し学習するペースを心がけました。
次の配信日を待つ間に時間ができたときは、復習に充てようと思っておりましたが、ほとんど配信ペースに間に合うように講義についていくのが精一杯でした。立ち止まるよりも全体的に網羅するのが大事と思い、またクレアールのカリキュラムは試験近くになると復習となる講義や答練も組み込まれているため、とにかくこなしていくことを心がけました。
仕事や家庭との両立もありましたので、一年かけて日常的に学習してきた状況でした。
学習のポイント
テキストや教材が配信前に分割して届くので、やり残しがないように配信に併せてこなしていきました。「肢別論点マスター講義」は知識の定着に繋がるよう、講義は2度ずつ視聴し理解を深め、隙間時間で〇×チェック問題を繰り返し解き、ポイントを確認し、苦手分野を理解し克服するように努めました。
最後の模擬試験はD判定となり、さすがにもう今年もだめかもしれないという気持ちになりましたが、杉田先生の「得点は気にせず、大事なのは復習を丁寧に行うこと」とのアドバイスに、まちがいだらけの模試を解説講義と共に振り返り、問題を解きなおし、丁寧に復習しました。
記述式のテキストは、用語や解答のポイントを覚えてしまうくらいでないと、本番では言葉が出てこないと思い、読み込むように学習しました。択一式で問われるような内容の復習にもなったと思います。また、最後に送られてきた教材の「コンプリーションテキスト」は、分厚さにくじけそうになりましたが、こちらも最後の配信が終了して試験前までの時間で復習しました。
ひたすらクレアールのペースに導かれながら、実直に行う学習スタイルを貫きました。
仕事や家庭との両立
仕事からの帰宅後は家庭での役割があるため、それほど時間は割かず、通勤の一日2時間ぐらいを必ず学習に充てていました。まとまった時間がとれなくてもマイペースで学習していれば、時間がかかっても習得できると前向きに考えていました。
直前の時期になると、あれもこれも学習し足りない、とパニックになりそうだったので、敢えて学習する分野を限定して計画表を作成し、それ以外は手を付けないようにもしました。
行政書士試験受験者の方々へ
私の場合は、クレアールの講座をその計画通りにこなしていくことしか余裕がありませんでした。試験本番では記述式から解き始めたのですが、緊張のあまり右手がつってしまうというハプニングにもあいました。これかな?という感じで答える問題が大半で、上手くいったという達成感もありませんでした。ただ、確信をもって答えることができなかった問題も正答できていたのは、正解を選択できるよう底力がついていたようにも思います。インプットとアウトプットがバランスよく強化できるクレアールの講座をパートナーにし、合格への道へと繋げていってください。