S.Kさん
はじめに
私が行政書士を目指した理由は、法律の知識を活かして人々の役に立ちたいと思ったからです。
そしてこの度、令和6年度に3度目の挑戦で合格することができました。
クレアールを選んだ理由
1、2度目の時は、他校で学習しました。それなのになぜ、クレアールを選んだのかというと、実は3度目は独学で頑張ろうかと考えていました。しかし、インターネットで受講体験をし、クレアールの学習プランとコストパフォーマンスの良さに惹かれたとともに、やはりペースメーカー的なものが欲しかったというのが主な理由です。
竹原講師、杉田講師のわかりやすく、的を射た講義、隅々まで網羅し、適宜図表なども掲載されているマルチパステキスト、中でも肢別論点マスター講義は、何度も何度も繰り返し学習し、知識力を身につけることに役立った講義・教材だと思います。あと、怒涛のように送られてくるDVDのお陰で、そのペースに負けじと講義を聴くことができました。
学習上のポイント
学習を進めていく上でのポイントは、反復学習だと思います。1回では全く覚えていないことでも、3回、4回、5回…と繰り返すことで、記憶の定着が実感できました。
そして、学習スケジュールですが、私は受験経験者で一通りの試験範囲を学習済みなので、飽きないように春頃からは1日に5科目を少しずつ進めていきました。
科目別の学習方法は、全科目夏頃までは肢別論点マスター講義を中心に学習しました。夏以降はクレアールや他校の模試を受け、それの復習を繰り返しました。クレアールから答練の問題集が届けばそれもすぐにやりました。
記述対策について
記述については、2度目の受験の時に凡ミスで点数を落とし、記述の配点の大きさと大切さを切実に感じ、合否を記述待ちに託した辛さを経験していたので、2月から毎日欠かさず1日に3~4題を解くようにしました。そうしているうちに、頭の中でも民法の論点が整理されていき、民法の過去問も理解が進みました。記述対策は、早い時期からコツコツと進めることが大切だと痛感しました。
最後に
私は昨年還暦を迎え、仕事や育児からは手が離れており、主婦歴も35年以上になりますので手抜きも得意です。なので、比較的自由な時間がありました。ただ年齢とともに体力や記憶力の衰えを感じることもあり、決して無理をせず自分を追い詰めないよう心掛けました。そういいながらも超直前期の40日間で200時間ほど勉強することができ、「よくがんばったなぁ」と自画自賛しています。
私は3度目の受験で合格しましたが、必ず心に留めていたことばがあります。それは、「継続は力なり」「諦めない」「受かるまで受ける」です。座右の銘、というと大袈裟ですが、諦めなければ合格はやってきます。諦めずコツコツ努力したことは、やがて実となり花となります。自分を信じてやり続けて欲しいと願っています。