合格体験記「通信講座にして良かった点は映像授業を、何回も視聴でき、質問もメールでタイムリーにできる」﨑濵 成康さん

﨑濵 成康さん

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行政書士を目指した理由

私が行政書士を目指したのは、平成9年の宅建資格を合格した後に引き続き資格試験に挑戦した時に始まります。当時の試験は小論文もあり、一般教養も今よりも公務員試験寄りの内容でした。引き続き宅建講座を受けた予備校に通学しましたが、授業では睡魔との闘いで、一応全てのカリキュラムをこなしましたが、見事に失敗。宅建と比べ数倍難しいと感じました。その後は、再度挑戦したい気持ちもありながら、時が過ぎてゆきました。

昨今は70歳現役時代ですし、50歳から始めても20年働けますから、再度25年ぶりに挑戦する事にしました。49歳で再挑戦を開始し、初めの年は4月から独学を選択しました。テキストを読んで、基本問題をこなして、過去問に目を通して、他の国家試験対策と同様にこなせば、一回で合格せずともそれなりに手応えがあるのではないかと予測していました。しかし、実際には惨憺たるもので、令和4年度の試験結果は、合計点128点うち記述は0点でした。そこで2年目は、通信講座を受ける事にしました。

クレアールを選んだ理由

クレアールを受講した理由は、試験当日のパンフレットを見て決めました。クレアールの名前は以前より知っていましたし、長い歴史による安心感がありました。中級コースはエコノミー価格でしたし、その割にボリュームのある講座内容で、試験後数日後には入会したと記憶しています。

通信講座にして良かった点は映像授業を、何回も視聴でき、質問もメールでタイムリーにできる。回数制限もありません。映像授業の音声データーをダウンロードできますから、MP3プレイヤーに入れて、何度も聴き返せます。私は一度映像授業を視聴しながら板書等をテキストに書き込み、音声データーを聞きながらテキストを目で追って復習しました。また、テキストや過去問、答練、模試などパックになっていますし、その都度配信とオプションの紙媒体が送付されてきますから学習のペースメーカーになります。

独学であればテキスト選び、過去問選び、模試や、法改正などの対応等に時間がかかり、いくつものテキストや問題集を買いあさったりして、無駄な時間を過ごし、結局十分な対策ができない事が多いのではないでしょうか。この様にして、令和5年はクレアールのスケジュールをこなしたのですが、結果は合計点146点うち記述は12点。またも残念な結果となりました。

令和6年試験に向けて

すぐに上級コースを選び再度挑戦です。今回は、テキストは前年同様ですが、起床後に復習を行い、睡魔との闘いに打ち勝ちました。朝インプットして、その内容をCROSSSTUDY(クロススタディ)で昼アウトプットする。さらに、独学の時に買って十分使っていなかった問題集をこなしました。夜には記述式対策講義を聴きながら条文とにらめっこです。この作業を2~3か月して全範囲を復習しつつ、送られてくる問題をして、市販の肢別過去問をこなし、市販の過去10年分の択一式過去問もこなしました。市販過去問とクレアールの過去問と肢別とで、同じ問題もあれば、初見の物もあり、穴だらけの知識である事を十分認識できました。また、前回はケータイ六法を使っていた為、これも穴だらけです。今回は網羅性の高い試験六法を使いました。テキストに出た条文、過去問に出た条文、記述式対策講義での条文、科目別パーフェクト答練の条文、公開模試に出た問題の条文と線を引いていきました。これが、直前期の択一と記述式対策の両方に役立ちました。

使い方は、択一に出題されていない論点をいきなり記述式では問わないだろうから、択一式によく出てくる論点で、まだ記述式に出ていない論点に網を掛ける事ができます。自分で予想して問題を作り、小さなノートに書き込んでいきました。このノートは試験当日に電車の中で見るために作りました。

7月には公開模試対策に市販の模試も行いましたが、まだ合格点には一度も達していません。最後の公開模試でも、合計点151点うち記述は25点。この直前期で全く受かる気はしません。そこで、屋内では市販の肢別問題を、屋外ではCROSSSTUDY(クロススタディ)を、夜は記述対策のノートの作成と見返しを繰り返していました。超直前期は試験前日まで六法とノートの見返しや書き込みをしていました。その結果試験後の自己採点はいわゆる記述待でした。

余談ですが、試験後に次年度に向けて学部の基本書を注文して読み始めていたのですが、民法の基本書に令和6年度の記述問題が設問文も同じで記載されていまして、学部の基本書の重要性を確認しました。結果は合計204点うち記述42点でした。

最後に

最後に、中高年は試験時間の3時間を耐える体力作りと普段の体調管理も必要です。諦めたらそこで終わりですので、トライ&エラーを繰り返しながら、ベストな状態で、やりきるまで挑戦してみて下さい。

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