村上 京子さん
はじめに
2回目の挑戦で令和6年度の行政書士試験に合格しました。
令和5年の試験は別のスクールでお世話になりましたが、不合格でした。心機一転、別の教材で学びたくてクレアールに申し込みました。
クレアールを選んだ理由
クレアールを選んだ理由は、他のスクールと比べて安価であったこと、Wi-Fi環境でなくても音声データをスマホにダウンロードして聞くことができたことからです。平日は仕事もあり、家事もあり、机に座って勉強できる時間は僅か。なので、通勤時、昼休み、食事の支度をしながら、と寝ている時と仕事中以外はずっと先生方の講義を聞いていました。
クレアールの良かった点
クレアールでは一度に教材を送ってくるのではなく、カリキュラムに沿って決められた時期に送ってきます。この教材の量が相当あります。さぼることは許されません。
私は令和6年2月からの受講だったので、講義の配信はすでに結構進んでいて、次から次へと届く教材に何を学習していいか迷う時間は全くありませんでした。モチベーションを保つために自分で何かしたということはなく、自動的に送られてくるテキストに刺激されて、最後まで走ることができた感じです。
ちなみにそれは本試験直後でも同じです。セーフティコースを申し込んでいたので、本試験が終わってから10日くらいで次の分厚いテキストが届いてびっくり。まだ合否も分からないのに容赦ないな(笑)と。でもおかげで毎日机に向かうことを続けることができました。もし不合格だったとして、この期間に勉強しなかったら、大部分を忘れて時間を無駄にすることになります。
こんなことを言うと申し訳ないのですが、私は他資格の受験資格を得るために行政書士受験を目指したので、試験内容についてもよく分かっておらず、内容についてもあまり興味はありませんでした。そんな私でも杉田先生の講義はとても分かりやすく、「憲法って面白い!」「民法って役に立つ!!」と楽しく学習できました。竹原先生の講義は効率的。やるべきところとやらなくていいところを明確にしてくださいます。先生のお立場としては勇気のいることだと思いますが、記憶力の衰えた50代にはとても助かりました。竹原先生の記述マスター講義、特に民法は総まとめとして何度聞いたかわかりません。
質問制度について
クレアールでは何度でも質問できることも、とてもありがたかったです。
しかも私は回答を全部杉田先生からいただきました。試験間近の土曜日の深夜にした質問に日曜日の朝答えてくださったこともあって、回答内容はもちろんですが、応援してくださる気持ちがとてもありがたく励みになりました。
勉強は長期に渡りますし、身近に相談しても学習内容などは到底理解が得られません。家族や友人の応援はもちろん心強いですが、先生方のように一緒に頑張ってくださると思える方に「わかりません」と言えるのは、学習面だけでなくメンタル面でもとても力になりました。
行政書士試験を目指される方へ
今回合格できたのはやっぱり自分が努力したからだと思います。ただ努力する力や環境は周りからもらった気がします。家族や友人や職場の同僚、中でも教材や先生方は間違いなく一番頼りになる味方です。最後は精神力の勝負になるので自分の味方だと思える人はたくさんいた方がいいと思うのです。わたしはクレアールで学んで本当に良かったと思っています。