A. Sさん
はじめに
合格体験記を記載できる機会が巡ってきたことに大変喜んでおります。
行政書士を目指した理由
社会保険労務士に合格した後、同程度の難しさと思ったので、数年で合格できるかと思ったら、意外に6回目で合格となりました。1回目をのぞいて、記述の点数が全くとれなくて、惨敗続きでした。
クレアールを選んだ理由
授業料が安かったこと、テキストがpdfでも提供されていたことです。授業料が安いことから、1年目に初級、中級の2年コース、2年目には初級、上級コースをダブリで購入しました(コースの2年目がどうなるか分からなかったこともあります)。さらに、3年目には、司法書士の講座も申し込みました。行政書士の試験を甘くみていたのと、退職後の仕事について焦っていたのかもしれません。一からのやり直しと思い、さらに2024,25年度のコースに改めて申し込みました。なんと、クレアールさんには都合4回、お世話になっています。
合格までの道程、ポイント
このように、合格に何年もかかってですので、本試験を目指す方々にとって参考になることはありませんが、「諦めないこと」「テキストか問題か:講義か問題か→問題優先(自分の頭をつかう)」、「他の科目と行政法、民法→行政法、民法(5,6年目に何をおいても行政法、民法を意識しました)」
勉強は、土日はほとんどやらずに、仕事のある平日(朝、通勤の往復時)に3~4時間程度していました。通勤時は、昨年からCROSS STUDYが提供されたのですが、電波状態が悪いとつながらないなどで、うまく使いこなせませんでした。他校の同様の問題ソフト(電波に関係なく問題をメモリに保管タイプ)を都合、4年間使いました。先ほど、記載しましたように、後半は問題中心に、特に行政法と民法は何度も繰り返しました。
元々は、生活の安定の糧にでもなればと重い、士業試験に挑戦してきましたが、都合10年近く、毎年試験会場で試験を受けていたことになります。試験会場は大学の大講義室を使っているようで、大体200人近くが一つの講義室に入ります。合格率が10%近くですので、自分の席の前後2列、横はお隣さんとプラス1人で、ほんの一角の人たちで、後の180人は残念組となります。落ちても、大部分の人が残念組ですので、来年があると思い、私みたいに6年もかかった人もいるのですから。
一方で、一発合格の人も多くいるのですから、無駄な時間、無駄なお金を使わないことからも、大変でしょうが、学習を開始したらこれまでの生活の中で時間をそぎ落として、勉強に充てることが、大変重要かと思います(私が言っても説得力がありませんか)。一つ、情報ですが、先般司法試験の2次試験(本番)の合格者は、1年目の人が大部分で、年度を超して試験を受ける人たちの合格率は1年目に比べて極端に落ちているとのことです。やっぱり一発合格!を目指し、落ちても合格するまで頑張る!!(落ちてもくよくよしない、受験生の大部分が残念組、人生お付き合い)。
これからの目標
私は、折角勉強習慣がついたので、新たな試験の合格を目指して、引き続き挑戦をする予定です(今度は、土日祝日も勉強時間に少し加えて)。年齢を重ねると、もう少しで最高齢合格者も見えてくるのですが、やはり早く合格したいです。
皆様がたには、本試験に合格し、事業を立ち上げ、社会、特に弱者に寄り添う行政書士として活躍されることを祈念しております。
追加になりますが、初期にクレアールの事務方に質問したら大変親切な返信をいただいたことを思い出しました。クレアールの選択に質問制度があることもきっかけですが、その後6年間、事務、講義ともに質問することなく過ぎました。反省として、何でも質問する(親切な事務方に2年目も初級の講義を引き続き聴けるか聞けば、2年連続の申込はしなかった)アクティブさも必要かなと思っております。皆様方もアクティブに、そしてクレアールとのつながりを有効に利用して合格を勝ち取りましょう。