☑2023年度合格体験記
☑一発合格
☑働きながら合格
☑ダブルライセンス
行政書士資格を目指した理由
私が行政書士資格を目指した理由は、新卒で入社した会社で40歳を迎え2021年に定年の年齢が65歳に引き上げられました。人生100年時代と言われる中で、今後は70歳まで働く世の中になることを考えたときに、このまま今の会社で30年間働き続けることがイメージできなかったというのが大きなきっかけでした。ただ、18年間会社員として勤めてきましたが特に何か特別な技術を持ち合わせているわけでもなく、2022年に将来に対する危機感から宅建士を取得しましたが特に不動産業界への想いが強かったわけではありませんでした。
そんな中、宅建士試験合格をきっかけに行政書士という職業を知り、残りの人生で何かチャレンジをしてみたいという気持ちが大きくなり翌年2023年の受験を決めました。
予備校選びのポイント
予備校選びでは、以下のポイントを重視しました。
・仕事をしながらの学習であったため自身の都合に合わせて進められる通信講座であること
・簿記試験、宅建士試験でお世話になったことによる信頼感
・上記の点を踏まえた上での他社と比較したコストパフォーマンス
これらのポイントを踏まえて、私はクレアールを選びました。
クレアールで学習して良かった点
クレアールで学習して良かった点は、以下の3つです。
わかりやすい講義: 杉田先生が難しい内容をわかりやすく解説してくださるため、理解が深まりました。
充実した教材: テキストや問題集など、学習に必要な教材が全て揃っており、安心して学習を進めることができました。
豊富な答練: 過去問やオリジナル問題の答練が豊富に用意されており、自分の実力を確認することができました。特に確認WEBテストが有効でした。
学習スケジュールと学習方法
学習スケジュール
私の学習スケジュールは以下の通りです。
・2022年11月~2023年3月: 講義動画を使用してのインプット
・2022年11月~2023年10月: 過去問演習
・2023年7月~9月: 記述式対策
・2023年10月: 総復習
学習方法
とにかく基本講義を中心に過去問学習を繰り返しました。一度学習して覚えたつもりでも忘れてしまうのはあっという間でそれに一喜一憂することなく「そんなもんだ」と割り切って過去問学習を繰り返しました。特に民法と行政法は12周繰り返し回しました。
記述式対策
記述式対策として、以下の3つの方法を行いました。
・記述マスター講義を2周と記述マスターテキストは過去問含めて5周繰り返し学習しました。
・択一対策をしながら過去に記述で問われた論点については条文も繰り返し素読しました。
・他校の全7回の模試パックを受験し出題論点を繰り返し学習しました。
仕事との両立
私は会社員をしながら学習を進めていましたので限られた時間の中で効率的に学習するために、以下の工夫をしました。
・生活リズムを朝型にする
毎朝5時に起床し出社前に2時間学習し、夜はどうしても集中力が続かなかったため帰宅後は学習せず22時には就寝していました。朝の方が、頭がスッキリしていると感じたため効率をあげることができたと思います。
・スキマ時間を有効活用する
昼休みは毎日必ず30分動画視聴を必須としました。(毎朝早起きのため終了後の15分の仮眠もセットです)
・メリハリをつける
学習するときは集中して学習し、休息するときはしっかり休息を取るようにしました。GWは5日間海外旅行しその期間は一切勉強せず、直前期の9月にも楽しみにしていた3日間のライブ遠征をして心のガソリンを補給しました。さすがに9月の時は、過去問学習は続けましたがリフレッシュできたことによりその後の学習に「全集中」できたと思います。
来年度の合格を目指す方へのアドバイス
行政書士試験は決して簡単な試験ではないと思いますがしっかり学習時間を確保し根気強く計画的に取り組めば1回目でも合格は可能です。
それぞれ皆さん条件は異なるため一概には言えませんが、行政書士試験合格までに必要な学習時間の目安は1000時間と言われることが多く私もそれを一つの目標として取り組み最終的には累計1007時間でした。繰り返しになりますが個人差があるためすべての方に当てはまるわけではありませんが、一つの目安として参考にしていただければ幸いです。ただ、自身で目標とした時間をやり切ったうえで本試験に臨めたということが一つの精神安定剤になったのではないかと今振り返ってみると感じています。