☑2023年度合格体験記
☑育児・家事をしながら合格
☑リベンジ合格
はじめに
3度目の正直で合格できました。1度目は168点、2度目は148点で不合格。あと何問か取れていたら、記述で取れていたら、という結果でした。
クレアールを選んだ理由
経験者向けの講座を探しており、杉田先生の令和3年度の過去問講義や無料の基本確認択一模試を受けたこともあったので、価格含めクレアールに賭けてみようと思いました。
竹原先生の講義は重要条文や繰り返し問われる問題を過去問やテキストで明確に教えてくださり、逆に「ここはそんなに重要ではありません」、「この問題はできなくても大丈夫です」とはっきり仰ってくださったのでポイントを抑えることができたし、イレギュラーな問題や判例は深入りすることなく学習することができました。
杉田先生の講義は最初スピードについて行くのがやっとでしたが、繰り返していくうちにそのテンポの良い解説がどんどん頭に入ってきて、時間が経つのがあっという間に感じるくらいでした。判例や民法の事例など、例えを使って説明してくれるので、登場人物を思い浮かべながら楽しく学習できました。
学習方法について
私は答練を繰り返し何度もやりました。答練は科目別で単元毎に作られていたので今どこの分野をやっているのか把握しやすく、解説もテキストに戻りやすかったです。とにかく民法、行政法に時間を費やし、基礎法学や会社法、一般知識は隙間時間に過去問を解くようにしていました。
私は、朝はお弁当作りから始まる家事、仕事、育児をしていましたので、夜は眠くなり進まないこともありました。勉強時間は朝に切り替えて、車の中や子供たちの習い事の間を使って勉強しました。仕事が休みの時は比較的まとまった時間学習することができたと思います。また、市販されている模試も時間を計ってやりました。
勉強をしていると眠くなってしまうことがあると思います。そういう時は無理して起きようとしても頭に入ってこないので、私はうつ伏せになって15分だけ仮眠をとるようにしました。
3度目の受験に向けて
2度目の不合格通知が来たとき、もう受けるのを辞めようか、また落ちるかもしれないし来年受けようか…と不合格と向き合うことが嫌で受験から目を背けようとしましたが、やはりせっかく2年間勉強したし、受けないのは勿体ない、書ける記述が出るかもしれないし、ここまできたら意地でも合格してやると気持ちを奮い立たせて机に向かいました。
本試験の日、杉田先生が応援メッセージで言っていた「どんなに分からなくても絶対に諦めないでください。全く分からなくてもどれかに「○」をすれば当たるかもしれないんです。記述も何か書けば部分点をもらえるかもしれないんです。だから絶対に諦めないで下さい。」という言葉は試験中苦しかった時に何度も思い出しました。特に私は一般知識で全く分からない問題に当たった時、この言葉に救われたと思います。
結果は208点で合格。震える手で合格発表をクリックし、自分の番号があった時の喜びは一生忘れないと思います。
最後に
夢にまで見た合格証書を手にした今、行政書士という資格を活かしてどうしていこうか模索中ではありますが、高揚感でいっぱいです。
勉強生活は本当に苦しく、やりたいことを我慢して途中投げ出したくなることもありましたが、諦めなくて良かった、足掻いてしがみついて良かったと思います。クレアールの先生方をはじめ、支えてくれた家族と共に獲得した合格だと思います。