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2023年合格体験記「圧倒的なバリューフォーマネーに驚愕」野口 忠成さん

☑2023年度合格体験記
☑リベンジ合格

目次

なぜ行政書士資格を目指したか

私は、米国の短大を卒業後、各国のホテル、航空会社、帰国後は商社、不動産、化粧品といった様々な業界で、主に海外と直接関係するサービス、営業並びに管理業務に従事してきました。最終的に海外進出調査から海外子会社の立上げや代表職を経験させていただく中で、少なくない中小~中堅企業が海外人材の育成や外国人労働者の扱いなどで非常にご苦労をされ、同時に多くの外国人の方々にも声にならない声があることを知り、今後は「外」に出ていく国際業務だけでなく、「内」からお世話いさせていただく国際業務にも深く携わりたい、と考えるようになったことが、私が行政書士資格取得を目指したきっかけです。巷では人生100年時代とよく云われますが、50代に入りようやくライフワークを見つけられたことは、非常にラッキーでした。

なぜクレアールを選んだか / クレアールで学習して良かった点 

1年目は大手他校一本で半年がんばった結果、不合格だったのですが、後半に道場系や演習系のオプションに手を拡げ過ぎてしまったことでどうしても個々のやり込みが中途半端になり、同時に費用面でも多大な負担となってしまいました。

2年目は大幅な予算削減を余儀なくされたところ、幸いクレアールの中級コースに辿り着きました。先ずは目録上の圧倒的なバリューフォーマネーに驚愕したわけですが、この印象は実際に申込をして教材が届き講座が始まっても変わることはありませんでした。テキスト+重要論点講義、過去問+解説講義、記述式、肢別論点、総まとめ講義と、講義と演習だけでも膨大なボリュームがありながら、科目別答練10回・総合答練2回・公開模試1回と、何倍も費用を要する他校と遜色なく腕試しの機会があり、まさに至れり尽くせりです。講義に関しては、メインの竹原先生による、メリハリが効いて時にコミカルな講義は飽きが来ず、一コマが10分~30分程度と短いため、自分のペースで区切りを付けやすかったです。オプションのヤマ当て講義についても、他校と比較して圧倒的に良心的な価格設定だと思います。

模試の難易度が本試験に近い

私は他校の模試パックも併せて利用しましたが、クレアールの総合答練以降の3回平均が170点に満たなかったのに対し、他校の模試では同時期に平均200点を超えていました。且つ、あくまでも私のケースですが、本試験の点数と両校最後の模試の点数の差の比較では、クレアールの方が圧倒的に本試験での点数に近かったです。つまり、私にとってはクレアールの模試は本試験の難易度にかなり近かった印象です。

複数回受験について

私の場合、初回受験の不合格通知が届いた時点で、即クレアールの中級講座を申し込みましたが、その時点の体感値で、せっかく勉強した知識は3割以上忘れてしまっている状況でしたので、やはりアクションは少しでも早い方が良いと思います。しかし全く焦りはなく、クレアールの学習計画表に沿って万遍なく復習の繰り返しを徹底しました。最初は「こんなに短い間隔で復習しなくても…」と思っていましたが、実際にやってみると、短期間に反復することで、理解していたつもりでも実は定着していなかった箇所があぶり出されることが分かりました。いま振り返ると、私の1年目は講義をこなして問題集を回すのに必死で、理解があやふやな箇所の講義を聴き返す余裕がありませんでした。かつて復習を疎かにしていた私にとって、クレアールの学習計画表は特に新鮮で有意義なものでした。

あと、2年目の夏以降は「これで不合格ならまた同じことを1年やらないといけない」というネガティブな感情を抑えるのにとても苦労しました。かといって、夏以降に全く新しいことに手を出すのもどうかと悩みました。そこで、私の場合は思い切って馴染みの他校の道場系を受講したのですが、個人的にはこれが正解だったと思っています。というのも、同じ論点を微妙に異なる角度から異なる用語、言い回しでアウトプットする訓練ができるため、おかげで手を広げ過ぎずに多様な言い回しへの対応力が身につきました。これは、コスパ抜群のクレアールを主軸にしたからこそできた合わせ技であり、他校模試パック費用を含めても、1年目の3分の1弱の出費に抑えることができました。もちろん直前期は、これまた財布に優しいクレアールの「ヤマ当て講義」をオプション受講。で、最後は神仏にすがりました(笑)。

モチベーション維持の工夫

家族・周囲の協力なくして受験なし。つまりは気持ちよく協力してもらうために、常に感謝の気持ちを口で伝えたり、できる限り文字にして残すよう心掛けました。「うんうん、分かってるよ!」と言われるくらいです。そうすることで好循環が生まれ、結果として自身のモチベーション維持に繋がりました。あと、些細なことでも、決めたことは必ず文字化して貼り出しました。視覚効果に加え、敢えて人の目に触れさせることで、必然的にコミットメントが上がります。

記述式対策

クレアールの「記述マスター講義」は、六法を交えて重要論点を丁寧に紐解いていくイメージでした。この講義の中で民法・行政法合わせて100問の演習を行うことで実践力を養い、直前期の「ヤマ当て講義」で総仕上げをしました。ただ、前述の通り、私の場合は他校道場系を併せて受講しました。これにより、条文知識の強化と並行して、言い回しや設問ケースへの対応の幅を拡げることを意識して学習しました。あいにく本試験では迂闊なケアレスミスが響き高得点を逃しましたが、記述式対策としてかなり有効でした。

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