☑2023年度合格体験記
☑一発合格
☑法律初学者から合格
☑働きながら合格
行政書士を目指した理由
私が行政書士試験を目指した理由は、現在の勤務先にて将来的に法務部門への移動を見据えたためでした。
行政書士試験を目指すと決めたタイミングは2022年11月です。予備校を選んだ理由としては、法律初心者にとってはハードルが高く、独学であれば恐らく複数年の受験を覚悟しなければならないレベルであると認識した為です。ただ、年齢的にもリミットがあり、どうしても1年で合格したいという思いが強く、予備校を選択しました。
クレアールを選んだ理由
クレアールを選択した理由は、杉田講師の人柄が決め手となりました。約1年間、講義を受けるにあたり講師との相性は重要だと思いました。私は初学者コースを選択しましたが、杉田講師の説明はとても丁寧でわかりやすく、途中でギブアップすることなく継続することが出来ました。
クレアールで良かったところ
クレアールを選択して良かった点としては、テキストが過去問ベースで作られ簡潔にまとめられていたこと、及び問題集、確認テスト、答練、模試、記述対策、解法マスター等、実践に対応できる内容が充実していた点です。実際、問題量としては十分すぎるもので、これらを定期的にこなすことはとても大変ではありましたが、結果として確実に実力がつくものであったと思います。
私が最も心配していたことは、途中で挫折することであり、特に一巡するまでは、時間やノルマについては、あまり詰め過ぎないようにしておりました。講義視聴については、基本的にはクレアールの計画に基づいて進めました。一方で、日々の講義を視聴し、その範囲の問題を解くということだけでは、記憶に残りにくかった為、日々問題を解く際に、これまでの範囲の累積量をある程度こなすようにしていました。その為、一巡目をこなすまでは私にとって辛い時期でありました。
ようやく範囲を一巡した後は、基本問題集(憲法、行政法、民法、会社法、一般知識)、答練(憲法、行政法、民法、会社法、一般知識)を10等分し、10日間でのアウトプットを中心に回しておりました。また、私は車移動が多いこともありウェブ講義のMP3ファイルをSDカードにダウンロードして行政法、民法を中心に、常時聴くようにしておりましたので、講義は累積2回視聴できました。また、配点配分の高い記述対策としては、記述講座、記述問題集に加え、過去に択一問題で何度も問われている論点について六法にマーキングし、約100論点を10月から丸暗記しました。
今だから言える失敗談
私の失敗談としましては、使用六法の選択ミスです。私は簡易的な携帯六法を使用しておりましたが歯抜け条文が多く、余白箇所に自筆で条文を追記、または付箋を貼り付け対応しておりましたが、この作業が思いのほか手間取り、限られた時間の中で作業することがストレスとなってしまいました。
最後に
行政書士試験は絶対評価の試験である為、自分との戦いだと感じています。受験を決意した時点でのモチベーションは最高潮ですが、年間を通じてモチベーションを維持することは難しいと思います。実際私も、業務多忙時期や家庭内での問題等により、思うように学習が進まず計画が崩れてゆき、挫折しそうになった事もありました。
しかし、次年度再受験となった際には、今より更にメンタル面でも辛い状況になることが予想されましたので、いつ・どんな時でも「今を超えていくしかない」と強い思いを持つことで、乗り切ることが出来ました。
出題範囲は膨大で学習期間も長期に渡りますが、まずは範囲を一巡し終えること、その後は反復を継続することが合格につながると思います。これから受験される方のご健闘をお祈り申し上げます。