受験回数:3回(クレアールで2回目合格)
受講コース:中級コース
行政書士を志したきっかけ
友人の旦那さまが突然亡くなり、奥様が会社関係、相続関係についての手続きをしなければなりませんでした。
自分にちゃんと知識があったら、いろいろなアドバイスをする事が出来たのにと、そこから一念発起しました。
クレアールを選んだ理由
スーパーに置いてあった他社の通信講座に申し込みました。
頑張って勉強しましたが、1度目は不合格。
試験会場に行く途中で、パンフレットを受け取りました。
それが、クレアールでした。
受け取ったパンフレットがクレアールだけだった。それだけですが、中身を見てみると、値段が安くて驚きました。
試験後、早々に申し込み、勉強を開始。
杉田先生の講義がとても面白く、分かりやすかったです。
たまに小ネタも入っていて、私には非常にツボでした。
講義は1.5倍速で聞きました。
スピードが選べるのはとてもいい機能だと思います。
音声はダウンロードできるので、移動中にも聞けました。
テキストは、科目ごとに送られてきました。
定期的に送られてくるので、自分の勉強のペースの確認にもなります。
しかし8月くらいになってくると、テキストも添削課題も溜まってしまい、精神的に追われる日々。
添削課題をする時には覚えていた筈の内容も模試には生かせず、どんどん成績が落ちていき、
そのまま試験会場へ。4点足りずに不合格になりました。
あんなに頑張ったのにと、力尽きそうでした。
その後、合格者の体験記を読んで、多くの方がテキストを3回やっていたと知りました。
何かストンと腑に落ちるものがありました。
もうこれ以上は勉強出来ないくらいにやってみよう。
それでダメなら、もうやめよう。と覚悟を決めて再挑戦しました。
具体的な学習法
1冊のテキストを、1回目は1日5単元やって(その前に動画の講義を見る)、一巡したらまた頭からもう1回。
次のテキストが送られてきたら、2冊目のテキストを同じようにやって、その次に1冊目のテキストをまた同じようにやる(3回目の動画は2倍速)。
計3回テキストを読む。少し間を開けて、復習を繰り返す事が非常に重要だと思います。
テキストは全て音読しました。声に出すことでより効果があったと思います。
試験が近づいてくると、次から次へと送られて来る課題の山に、(クレアールは鬼か!)と思ったこともしばしばですが、
あれを乗り越えたからこそ、底力がついたと思います。
問題数の多さがクレアールのいい所の一つだと思います。
問題集は2度やりました。1度めで間違えたものや不安なものに付箋をつけて、少しページが進んでは付箋の部分をチェックして、解説を読み、不安がなくなったら付箋を外す。これを2回やりました。
コンプリーションテキストは、テキストに載せきれなかった部分を網羅していたように感じました。
最初は付箋だらけで頭を抱えましたが、なんとかクリアできました。
最後の1ヶ月は、民法と行政法のテキストを見直しました。この2科目は計4回テキストをやった事になります。
〇使用したコンプリ―ションテキストと付箋

今年の本試験を振り返って
自分が生きてきた中で一番勉強した1年でした。
自分がこんなに根性があるとは思っていなかったので、良い発見になりました。
そして、「法律脳」を身につける事が出来ました。ニュースを見ると、(これは○○法に関する事件だな)と不思議とすぐに思い至ります。
これは三年間みっちり勉強したからだと思います。
これからの目標
これからすぐに行政書士の仕事ができる訳ではなく、スタートラインに立ったばかりです。今の仕事はそのままに、
焦らず一歩ずつ行政書士の実務について学んできたいと思っています。
最後に
一発で合格するに越したことはありませんが、何年も勉強したからこそ見える景色があります。
なぜ、なんのために行政書士になりたいのか、その動機が自分を奮い立たせる糧になります。
勉強したことは無駄にはなりません。
頑張って、楽しんで勉強してください。