北村 裕美香さん
- 受験回数:3回
はじめに
これまでの人生の中で、何かを一生懸命やり遂げたことのなかった私ですが、一生のうちに一度くらいは「何かやった!」という自信をつけたかったので、学習途中に辛くなるとそれを励みに頑張れました。
行政書士を志した動機
これまで子育てをしながら、パートや派遣の仕事をしてきました。子育てもひと段落し、これからの働き方を考えている時に、友達に「司法書士事務所でパートをしていた時の話をしている時がすごく楽しそうだよ」と言われ、さらに「法律に関わる仕事に就けたらいいのでは?」と初めて言われました。
客観的に見られることで、自分の知らない部分を見てもらったような気がして頑張ってみようと思いました。
クレアールを選んだ理由
1年目は別の通信教育会社の教材で勉強しました。初学者の私には、食いつきはよかったかもしれません。しかし、試験当日全く歯が立たず時間も足りませんでした。奥深いところを試験で問われると、頭は真っ白になりました。
2年目は市販のテキストで勉強しましたが、少しは知識がついたかな?と思いましたが、不安はありました。本試験前にクレアールの無料の「ヤマあてのような教材」があることを知り、申し込んだのがクレアールとの出会いです。
正直いって、「今までの勉強は何だったのか?」いうような奥深い内容でした。どうしてこうなるからこうなのか・・といった内容をしっかり説明してくださっており、これが無料?と衝撃を受けました。
2年目の試験も自己採点で不合格と分かった時点で、すぐにクレアールの講座を申し込みました。私が受講したセーフティコースでは1年目の本試験受験料をクレアールが出してくれること、合格した場合には「合格祝い金制度」等もついており、魅力的だとも思いました。
科目別学習方法
憲法
条文をしっかり覚える。細かい言い回しも引っ掛けで出題されます。有名判例は網羅されているので、しっかり読み込む。憲法で違憲と言っているのか、民法に照らし合わせて違憲と言っているのか理解する。
民法
条文だけでは点数は取れないので、判例もしっかり読み込む。試験当日「どっちだったかな?」という感じでは合格から遠のくのであやふやに覚えない。
行政法
似たような言葉がたくさん出てくるのでしっかり暗記しておく。引っ掛け問題も作りやすい科目だと思う。しかし細かいところまで覚えると、点数が確実に取れるので私は行政法に最も時間を取った。
商法
条文数も多いので、クレアールのDVDでの勉強で十分だと思う。商法に時間を割くより、民法・行政法にかけたほうが良いと思う。
一般知識
日頃からニュースをしっかり見ておく。文章問題については、私は苦手であったので五肢択一でしっかり取れるように、ニュ―ス番組ばかり見ていた。
今年の本試験を振り返って
時間配分をきっちり考えて臨みました。3回目でもあり緊張はそこまでしなかったけど、「これだけやったんだから!」と自分を信じて臨みました。
憲法・基礎法学は相変わらず1問目から見たことの無いような嫌なものを出題してきたけれども、解けない時は次!と飛ばす勇気も付いていました。それは、クレアールの模試で慌てない癖がついていたおかげだと思います。
最後に
やると決めてからの3年間は、遊びに行くこともお酒を飲むこともセーブすることばかりで、仕事の前の早起き勉強、帰宅後の勉強、土日の勉強と自分でもこんなに打ち込んだものはないなという思いでした。
それだけに合格したことが分かった時には、何度も番号を見て涙がでました。支えてくれた周りの皆さんに感謝しかありません。これから、少しずつですが恩返ししていこうと思っています。