合格体験記「6年目の挑戦でようやく勝ち取った合格」渡邊 実さん

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行政書士試験を目指した理由

令和7年度行政書士試験に、6年目の挑戦でようやく合格を勝ち取ることができました。振り返れば、合格までの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

最初の5年間は、「なるべくお金をかけずに合格したい」という独学の美学に縛られ、市販の教材や無料の解説動画、そして他校の公開模試などを活用しながら自分なりに必死に勉強を続けてきました。2年目以降、本試験の結果が170点を超えるようになり、「あと一歩、あと数点で届く」という状態が数年続きました。しかし、合格への距離が縮まっているようで、実は本質的な理解が足りていなかったのだと今はそう感じています。

昨年の令和6年度の試験結果が160点と、前年より点数が下がってしまいました。その結果に私は強い危機感を抱きました。「今までのやり方の延長線上には、合格はない。自分一人でできることはすべてやり尽くした。何かを根本から変えなければ、このループから抜け出せない」――そう痛感し、長年こだわってきた独学を捨て、予備校の講座を受ける決意をしました。

クレアールを選んだ理由

私は不動産業界で働いており、週末休みという規則的な生活ではありません。休日と言いながらも休日出勤となってしまうこともあります。帰宅時間も不規則になりがちで、最初から予備校に通学するという選択肢はありませんでした。そのため、通信環境でいかに充実した学習ができるかを基準に比較検討を行いました。

その中でクレアールを選んだ理由は、大きく分けて3つあります。

第一に、他社と比較しても圧倒的な総動画時間数が多く、網羅性が高いと感じたこと。

第二に、スマホで手軽に反復学習ができる「CROSS STUDY」の機能に強い魅力を感じたこと。それこそ仕事の合間や、昼食の時間などに利用していました。

そして何より、竹原先生や杉田先生というベテラン講師陣の存在です。自分のような40代後半になり、複数年受験という悪循環に陥ってしまって、自信も無くしてしまっている受験生に対して、プロの視点から「合格に必要な変化」を与えてくれるのではないかと期待したからです。また、ちょうどキャンペーン期間中で、質の高い講義を手の届きやすい価格で受講できたことも、背中を押してくれました。

受講コースについて

私は「中級コース」を選択しました。当初、自分のプライドもあって「基礎はもう分かっている」という思いがありましたが、実際に講義を受け始めると、その認識が大きく覆されました。中級コースと言いつつも、内容は徹底して基礎の徹底に重きを置いたものでした。最初は「本当にこれだけで合格できるのだろうか」という不安もありましたが、学習を進めるうちに、これこそが私が5年間合格できなかった最大の理由であったと気づかされました。私に足りなかったのは、難解な知識の詰め込みではなく、揺るぎない「基礎の土台」だったのです。

クレアールの教材は、参考書、独自に整理された過去問題集、他資格の問題を取り入れた肢別問題集、そして「CROSS STUDY」が、それぞれ教材として独立していながらも、あえて重要な論点を重複して取り入れられています。これにより、同じ論点を別の媒体、別の角度、別の視点から何度も解くことになり、意識せずとも応用力と適応力が身についていきました。深掘りする必要のない枝葉の論点に時間を割く悪癖を、クレアールのカリキュラムが見事に矯正してくれたと感じています。

実際の学習スケジュール

仕事と勉強の両立についてはかなり苦労しました。「合格するためには朝4時に起きて勉強する」という体験談をよく耳にしますが、私にはそれは現実的ではありませんでした。私の生活は、朝8時に家を出て、帰宅は夜20時から21時頃。どんなに急いでも勉強を開始できるのは22時を過ぎます。そこから深夜まで勉強し、さらに朝4時に起きるような生活を続ければ、日中の仕事のパフォーマンスが落ちることは明白です。

試験に挑戦するのは自分の勝手であり、そのために会社の人々や顧客に迷惑をかけることは、プロの社会人としてあってはならないことだと考えています。そこで私は、朝6時から1時間、夜22時から0時までの2時間を確保し、一日合計3時間の学習をルーティン化しました。休日は長年続けている習い事や家族との時間、家事などがありましたが、隙間時間を縫って6時間程度を確保しました。もちろん、帰宅が仕事でどうしても更に遅くなる日や休日出勤もありましたが、その場合は一週間単位で調整し、どこかで帳尻を合わせるようにしました。全体の勉強スケジュールについては自分の主観的な計画よりも、クレアールが提示する発送スケジュールとカリキュラムを信じて、届いたものを確実に消化していくように進めていきました。過去5年間の苦い経験もありましたし、かなりの量の動画や教材、問題集等が届くのでそれをとにかく一生懸命にやって、提出物は必ず期限までに提出することが最良の近道と信じて取り組んでいました。なにより「プロが作った計画に乗っかる」という戦略が、多忙な私にとっては最も効率的な道でした。

叶えたい夢

私の6年にも及ぶ受験生活を知る知人からは、「もう諦めてはどうか」と声をかけられることもありました。その優しさはありがたかったのですが、私の中に諦めるという選択肢はありませんでした。

理由は二つあります。一つは、これまで挑戦し続けてきた自分自身を裏切りたくなかったこと。そしてもう一つは、行政書士試験の合格はあくまで「通過点」であり、その先に叶えたい夢があったからです。

私は大学卒業後、一貫して不動産関係の仕事に携わってきました。営業、買取、土地開発――。これらの仕事を通じて多くのお客様と出会い、感謝の言葉をいただけることに大きなやりがいを感じてきました。この経験を活かし、宅建士として、そして行政書士として、地域の人々の困りごとをワンストップで解決できるプロフェッショナルになりたい。そうやって自分の住まう地域に貢献しながら、家族との人生をより充実させたいという思いは途切れることはありませんでした。何度となく、特に不合格の結果を見るたびにどうしても気持ちが折れてしまいそうなタイミングはありましたが、行政書士という資格は、その夢を具現化するための最強の武器になると信じて疑いませんでした。

合格までに6年という時間を要してしまいましたが、今思えばそれは「行政書士として誠実に仕事をするために必要な知識を蓄える期間」だったのだと前向きに捉えています。

最後に

かつての私のように「独学の美学」や「コストの低さ」に固執して時間を浪費してしまうのは、非常にもったいないことです。もし今、複数年受験で悩んでいる方がいれば、まずは自分を信じ、そしてプロの導き(予備校のカリキュラム)を信じて、一歩踏み出してみていただきたい思います。

合格の先にある「自分の理想とする将来」を見失わなければ、道は必ず開けます。受験生の皆様の努力が実を結ぶことを、心より応援しております。

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