行政書士試験当日の持ち物や注意点について詳しく解説

行政書士試験は、例年11月第2日曜日の1日のみ実施されます。限られたチャンスを最大限生かすために、万全の準備で試験に臨みたいものです。
本記事では、行政書士試験当日に必要な持ち物や、試験当日にあると役に立つもの、試験当日の注意点を詳しく解説します。

目次

試験当日に必要な持ち物(必須の持ち物)

試験当日に必要な持ち物一覧は以下の通りです。

  • 受験票
  • 筆記用具
  • 腕時計
  • 上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)
  • 現金
  • 最後まで絶対諦めない強い気持ち

受験票

試験を受けるために必ず必要です。絶対に忘れないようにしましょう。※令和6年度試験の受験票は緑色です。
なお、記載された試験場以外の試験場では受験できません。試験会場も今一度確認しておきましょう。

筆記用具

解答用紙には、BかHBの黒鉛筆またはシャープペンシルでのみ記載することが可能です。(左記以外で解答すると判読が困難になります。)プラスチック消しゴムも忘れずに持参しましょう。
長時間に及ぶ試験のため、今まで学習する際に使っていたものなど使い慣れたものをおすすめします。また、壊れたり芯が折れたりした場合に備えて複数を持っていきましょう。

腕時計

試験室内に時計の用意はありません。時間配分が重要な試験であるため、必ず持参しましょう。
ただし、以下は使用できないため、注意が必要です。

  • 計算機能・通信機能等が付いている腕時計(いわゆるスマートウォッチ)の着用及び使用
  • 置時計等(ただし、懐中時計を机上において使用する場合は、使用可)

また、事前にアラーム機能は解除しておきましょう。

上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)

土足厳禁の試験会場では上履きが必要になります。上履きが必要かどうか今一度試験会場を確認しましょう。

現金

当日試験会場に向かうまでに予期せぬトラブルやアクシデントが起こる可能性もあります。
万が一のため試験会場までのタクシー代以上は必ず現金を持っていきましょう。

最後まで絶対諦めない強い気持ち

諦めずに解答用紙を埋めることで合格を手にした受験生をクレアールは何人も見てきました。途中で諦めてしまっては、可能性は0になってしまいます。
「最後の最後まで絶対にやりきる」という強い気持ちを忘れずに試験に臨んで頂きたいです。

試験当日にあるとよいもの

試験当日に必要な持ち物一覧は以下の通りです。

  • 鉛筆削り
  • 問題用紙に用いる蛍光ペン
  • 上着・羽織り物
  • 膝掛け・座布団
  • 昼食・飲み物
  • 目薬、常備薬
  • マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ
  • ゴミ袋
  • 最終確認用教材

鉛筆削り

鉛筆にて解答をする方は必ず持っていきましょう。持ち込める鉛筆削りは、ごみが中で蓄えられる小さいもので、電動鉛筆削りは不可です。

問題用紙に用いる蛍光ペン

問題文にアンダーラインを引くことで読み間違いや誤答を防ぐ対策をされている方は多いのではないでしょうか。
色付きであれば、必要な情報が一目でわかるため、試験時間を最大限解答に充てることができます。

蛍光ペンは複数持ち込み可能です。普段から使用している方は忘れずに持っていきましょう。

上着・羽織り物

試験本番の11月は冬にさしかかり寒い日が多く、また天候が変わりやすい時期です。
また、会場によっては空調が入らない、もしくは効きづらいところもあるので、急な天候の変化や会場内の気温にも対応がしやすいように着脱可能なものをおすすめします。

膝掛け・座布団

試験時間中に使用することができますが、使用に当たっては試験監督員の許可を得る必要があります。
慣れない環境でも最大限の力が出せるように必要に応じて準備するようにしましょう。

昼食、飲み物

試験当日には多くの人が集まるため、試験会場付近の飲食店やコンビニは大変混雑する可能性があります。可能であればあらかじめ昼食や飲み物を事前に準備しておくと安心です。
※ただし、試験時間中の飲食は禁止されています。

目薬、常備薬

目薬、点鼻薬は、試験時間中に使用することができます。
また当日体調が万全であっても、安心して試験を受けられるようお守り代わりに痛み止めなどの常備薬を持っていくと良いです。

マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ

マスク、ハンカチ、ポケットティッシュは試験時間中の持ち込みが認められています。必要に応じて準備しておきましょう。

ゴミ袋

試験会場にゴミ箱はありませんので、自分のゴミは全て持ち帰る必要があります。昼食の際に出たゴミや使用済みのティッシュを持ち帰るためにビニール袋を1つ持っていきましょう。

最終確認用教材

一つあるだけで、移動時間や試験直前に見直すことができます。クレアールの『本試験直前チェック』がおすすめです!

試験当日の注意事項

行政書士試験には持ち込み・使用不可のものがあります

以下のものは試験時間中に持ち込んだり使用することはできません。

  • 六法等
  • 帽子類(フード等を含む。)の着用
  • 耳栓の使用
  • 携帯電話等の通信機器類及び計算機能・通信機能等が付いている腕時計やめがね(いわゆるスマートウォッチ・スマートグラス)等全ての電子機器類の使用

電子機器類は必ず電源を切って試験当日に配付される封筒に入れ、カバン等に収納しましょう。携帯電話やスマートフォンなどを時計代わりとして使用することはできません。

遅刻は絶対に禁止!

集合時間は12時20分で、12時30分より試験説明が始まります。12時20分には着席できるように余裕をもって試験会場へ向かいましょう。
試験開始時刻(13時)より30分以上遅刻すると受験することができません。

途中退席は原則できない

原則として試験時間中に席を離れることは認められません。あらかじめお手洗い等は済ませておきましょう。
やむを得ずお手洗いに行く場合や、体調が悪くなった場合には、試験監督員に合図をし、その指示に従ってください。

問題用紙に自分の回答をメモしておくのを忘れずに

問題用紙は試験終了後に持ち帰ることができます。自分の解答をメモしておき、自己採点に役立てましょう。

まとめ

行政書士試験は、年に1度しか受験することができません。限られたチャンスを最大限生かすために、万全の準備で試験に臨みましょう。

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