独立したばかりの新人行政書士さんの場合、どう営業すれば良いか悩むことも珍しくありません。
そこで、ここでは独立したばかりの方におすすめな営業方法を厳選して6つご紹介します。
独立したばかりの方や、これから独立を考えている方はぜひご参考下さい。
知人・友人・親族などに営業する
まずは、知人・友人・親族・以前働いていた職場の同僚やお客さんや昔の同級生など、既に繋がりのある方々に開業のお知らせを出してみましょう。その方々が行っている仕事に関連した業務が見つかる可能性があります。
意外にこういったところから仕事が見つかることもあります。また、既に関係が出来ているため、営業も行いやすいのも新人行政書士にとってはうれしいメリットです。
異業種交流会で営業をする
異業種交流会や士業交流会などの集まりに参加し、新たな人脈を造り、そこに営業を掛けていくのも一つの方法です。
ただし、交流会は他にも沢山のライバル行政書士が参加しているので、ただ名刺を配り挨拶をしているだけでは、なかなかその後に繋がりません。「会社設立に特化した行政書士です」「以前○○業界に勤めておりその業界に精通しています」など、差別化できるキャラクターで自分をアピールしていくことが交流会では大切です。
また、先輩士業の方から仕事を頼まれたり、法律事務所とのつながりを作ることもできます。
ホームページで営業する
現在では、行政書士がホームページで営業するのは当たり前の時代になってきています。
ホームページは自動的に24時間体制で全国の人に営業をしてくれる、強い味方となります。
ただし、インターネット上でも多数のライバルがホームページを出していますので、ここでも特化したキャラクターを設定し、SEO対策を施し、差別化を計ることが大切です。
チラシや広告で営業する
「新聞や地域誌などにチラシや広告を出す」「ダイレクトメールを出す」「近所の電柱や看板に広告を出す」「インターネットサイトにバナー広告など出す」など、こういった方法も古くからある確実な営業方法です。特に地域密着型の行政書士を目指す方におすすめですよ。
ただし、費用がそれなりにかかるのため注意が必要です。
地域の活動に参加し営業する
町内会や自治会、ボランティアなど地域の活動に積極的に参加し、人脈を築きその後営業をして行くのも一つの方法です。地域密着型の行政書士を目指す場合は積極的に行いましょう。
ただし、町内会やボランティアの場であからさまな営業をかけると嫌がられたり、迷惑行為と受け取られる場合があるので注意しましょう。
クラウドソーシングで営業する
インターネット上で、サービス提供者と顧客をマッチングさせるクラウドソーシング。
現在は、行政書士の仕事もクラウドソーシングを通して受注できる様な時代になってきています。広く営業していきたいという方は、クラウドソーシングを営業方法の一つに活用することもおすすめです。
クラウドソーシングで簡単な書類作成業務を行えば、収益を効率よく上げられるでしょう。

今回ご紹介した6つの営業方法は、基本中の基本的な方法となりますので、新人行政書士の方はまずはこういった営業方法から行っていくのが大切です。
現在では営業方法が多様化してきています。自分の目的と性格に合った営業から、一つずつ実践していきましょう。