岩本 圭司さん
- 受験回数:1回
行政書士を志した動機
私が行政書士を志した動機は、扱うことのできる業務種類の豊富さです。作成可能な書類の種類は1万種類を超えるともいわれており、自分のやり方次第でその可能性は限りなく広がるという魅力がありました。
また、数ある士業の資格のなかでも「行政書士」資格は比較的取得しやすく、かつ、即開業ができるという点にも惹かれました。
クレアールを選んだ理由
行政書士の資格学校は、本当にたくさんあります。そのなかからクレアールを選んだ理由としては、「無理なく支払える受講料」「講義内容の分かりやすさ」の2点です。
特に5つの資格学校に資料請求をし、サンプル教材を比べたところ、クレアールのサンプル動画を再生して30秒で「あ、この先生いいな」という印象を抱きました。その理由は杉田先生の「話し方…滑舌のよさ」です。資料請求した各資格学校の講師陣のなかで、群を抜いて杉田先生の講義が聞き取りやすかったのです。
クレアールでよかった点
たいへんリーズナブルな受講料ではあるが、分かりやすいテキスト・添削課題・メールによる質問回答の速さ・問題の解き方を訓練する解法マスター講義等、手厚いながらも最短ルートで合格まで導いていただけたので、最小の苦労ですみました。
具体的な学習方法
まずは、基本学習を終了させる期日を決め、そのうえで届いた教材から総学習時間・テキストの総ページ数を勉強開始日からの残日数で除し、一日の学習量を決めました。
<インプット>
講義の音声を聞きながら通勤し、帰宅後は、その日に聞いた講義の動画を倍速で視聴しながらテキストの大事な箇所をマーキングする。マーキングした部分は何度も何度も読みこむ。
<アプトプット>
教材に含まれている過去問集から、その日学習したchapterに対応する問題を解き、一度でも間違えた問題は何度も繰り返す。
<記述式への対策>
これが一番やっかいでした。記述で解答するなんてそんなことができるのだろうか、そんな不安でいっぱいでした。しかし、記述対策の竹原先生の第一回目の講義を受けて、「あ、こういう考え方で解答すればいいのか」と、不安は一気に払拭されました。むしろ、記述対策の講義は講義中に問題を解答する時間が設けられるため、まるですぐ近くに先生がいる気がして、非常に心強く楽しい講義でした。おかげさまで、本試験において記述式問題で高得点を取ることができました。
<六法について>
大切なところは杉田先生が条文番号を言ってくれるので、それをメモし、講義後に六法を開き条文に目を通すようにしました。また、記述式対策には、六法はかかせません!本屋さんで実物を手に取って、自分が使いやすいものを用意すると良いと思います。
<使用した教材について>
クレアールから配布された教材以外では、「行政書士六法」のみです。あとは、一般知識対策でテレビのニュースを良く見ていたぐらいです。私は模試もクレアール主催の模試以外は受けませんでした。
<勉強で留意したポイント>
最初は分からない箇所がたくさんありました。ただ、杉田先生が仰っていたとおり、分からないところはマーキングしておき、絶対にそこで学習を止めず、一日の学習量をこなしました。特に行政法・会社法などは、最初は馴染みがないのでさっぱり意味がわかりませんでしたが、とにかく学習を進めていくうちに段々と分かるようになってきました。
最初は分からなかった部分が、そのあとに学習した内容と結びつくことで理解できるようになったのです。正直、分からないところが多すぎて、何度も途中で学習を止めそうになりました。でもそんなとき、講義の中で杉田先生が「諦めないで正しい学習を続ければ合格できる試験です」と励ましてくれたので、何とか続けることができました。
おわりに
行政書士試験合格に向けて、勉強に必要な時間は少なくはありません。そこは一定の覚悟が必要だと思います。ですが、クレアールの教材と杉田先生を信じてやり抜けばきっと合格できると思います。
以上、受験生の皆様のお役に立つことができれば幸いです。