長見 恵さん
- 受験回数:1回
『はじめに』
私は現在、小1と年少の2人の子育てをしながらフルタイムで仕事(管理職)をしています。3月半ばからクレアールの受講を開始し、家族の協力と応援を得て1回目の受験で合格することができました。
行政書士を志した動機
(1) 行政書士を扱った某有名マンガを読んだ
マンガを読んで、法律を扱う仕事が弁護士以外にもあることを知り、「弁護士は無理だけど行政書士ならいけるかな…」と思ったのがひとつのきっかけです。
(2) 開業への憧れ
子育てしながらフルタイムの仕事&通勤に往復2時間と、毎日の生活は綱渡り状態です。受験を決めた時は、生活に追われ、その日をなんとか切り抜けることに精一杯の日々でした。(現在進行形ですが)
開業すれば通勤時間がなくなってもう少し余裕が作れるのでは?ということと、自分の名前で仕事がしたい、とういう思いもありました。
クレアールを選んだ理由
(1)YouTubeで杉田講師の無料憲法講座を視聴
杉田先生の落ち着いた物腰と、徐々に熱を帯びる講義に魅力を感じました。憲法を学び「法律っておもしろい」と興味を持てたことが、その後の学習への原動力となりました。
(2) 自分の頑張り次第で受講料が安くなる
1年目で合格できれば、未受講分の返金や合格お祝い金で結局かなり安く受講できることもクレアールに決めた理由です。実際に、(1年目で合格すれば)お金が戻ってくるというシステムは、大いに励みになりました。
学習方法
★スキマ時間を有効活用=通勤=★
車通勤の往復2時間に、講義動画の視聴を続けました。頭に入っているのか正直わかりませんでしたが、
「スッと頭に入るときもある。印象に残る話があったりする」
「とにかく全体を見渡すために、試験範囲を駆け抜けてみる」
というような感覚で、とにかく講義動画を流しながら通勤していました。結果として、後でテキストや過去問解説を読むときに、「あ、そんな話があったな」「ああ、これがあの時の講義のことなんだ」など、意外と記憶に残っていました。ゼロベースでテキストに取り組むより、効率はかなり良かったと思います。
★スキマ時間を有効活用=web答練=★
クレアールのweb答練やネットの過去問サイトを活用しました。
仕事の休憩時間や夜寝る前など、「1問だけでも、やらないよりはマシ」と思ってチマチマと取り組みました。(コツコツ取り組んだ、と言えるほど積極的にではない)
★まとめノートを自作★
難しい論点、重要なことだけをA5のノートに書き出すようにしました。
ノートをまとめることで理解が深まり、後からそこに知識を付け足していくことで、無理なく複雑な法体系を学習することができたと思います。
まとめノートを作ることは賛否両論ありますが、「書かなくても理解できること・覚えられることは省く」「完成度にこだわらない」など、ノートを作ることが目的になってしまわないように気をつけて取り組みました。(全科目分でも1冊に収まる程度でした)
試験当日もそのノートだけを見返し、そこで直前に確認したことがたくさん出題されたので、結果として私にはあっていました。
★模試★
中間模試のシーズン直前にやっと全科目のインプットがほぼ終了したため、慌てて他塾の中間模試と最終模試、クレアールの模試に申し込みました。3回とも合格点には届きませんでしたが、
「3時間の試験時間配分を考える」
「学習の完成度を計る」
というような気持ちで臨んだので、結果についてはあまりこだわらないようにしました。中間模試よりは最終模試の方が点数は高かったので、力が着いていることは実感しました。
『さいごに』
まとまった勉強時間が作れないことは社会人なら当たり前、と思ってスキマ時間を有効活用したことが良かったと思います。それでも、直前期には家族の協力を得て、夜や休日にまとめて勉強をする時間を作らせてもらいました。
司法書士にもチャレンジしたいと思って勉強を始めていますが、できない理由を探すのではなく、できる方法を考えて、これからも学ぶことにチャレンジし続けていこうと思います。