セーフティコースが絶対お得に合格を目指せる理由はこちら

「クレアールの講義と教材を信じて、徹底的に理解することが合格への近道」 T.Tさん

T.Tさん

  • 受験回数2回(内、お試し受験1回)

T.Tさん

目次

〇行政書士を志した動機

不動産関係の仕事をしているので、宅建士や測量士補等の国家資格を取得していました。以前から仕事上で建設業や農地転用の申請、空き家の相続人絡みで行政書士さんとはお付き合いがあり、その資格に興味は持っていましたが、土地家屋調査士にも挑戦してみたい時期があり、実際に調査士事務所や測量会社で測量のお手伝いをさせてもらったことがありました。しかし何と言っても技術職の要素が強く、体力的にもハードで自分には適さないなと実感し、やはり取るなら行政書士だなと思いました。ただしそれからすぐに行政書士試験にとりかかったかというとそうではなく、仕事の忙しさを言い訳に、勉強しようと思うと受験申し込みが過ぎていたりして、なかなか本気モードにならない時を経て、平成28年にふと思い出し、受験申込日最終日に駆け込みで申し込みました。仕事をしながら約2か月の勉強期間しかなかったので、市販の過去問集だけを購入しテキストも六法も用意せず勉強を開始しましたが、当然、手ごたえはさらさらなく本試験も散々な結果で終わりました。

次の年は受験する気にはならずさらに翌年、平成30年3月になって、今年はやってみようかとようやく重い腰を上げて決意しました。

〇クレアールを選んだ理由

一度本試験を経験し、本腰を入れてやらないと受からないと身をもって実感したため、受験予備校を利用することに決め、いくつかの学校の資料を取り寄せて比較検討した結果クレアールを選びました。受講料がリーズナブルであり学校の歴史も長く実績もあるため、まず大丈夫だろうと思いました。受験を決意したのが3月を過ぎていたので「スピードマスターコース」を選択し、それも「2年セーフティコース」にしました。これもクレアールの講座の魅力です。当初は民法改正前の2年計画で受験を考えていたため、セーフティコースはありがたかったです。

〇具体的な学習方法

結果的に、クレアールの講座・教材と条文集(六法)のみで合格しました。よく言われることですが、あれもこれもと手を広げないことが大切だと思います。

総括的な学習方法としては、まずはwebで講義を受講します。ここで講義のスピードを速くしたり、ゆっくりしたり調整できる点は良かったです。また、講義の途中で大事だと思うポイントでは講義を一時ストップし、「マルチパステキスト」に書き込んだり、アンダーラインを引いたりしながら学習を進めました。一単元終了ごとに該当の過去問を「論点別過去問題集」で解くようにしていました。

記述式対策としては、「記述マスター講義」で書く練習をしておくことです。ここでキーワードや法律用語を漢字で書けるようにしておくことも大切です。記述式は「習うより慣れろ」の要素もあるので、解答をまとめる力を養うためにも「記述マスターテキスト」を通じて書いて覚えるようにし、並行して民法・行政法の日々の択一対策をしっかり行えば、本試験でもある程度は対応できると思います。

◇科目別学習法

行政書士試験では行政法と民法は非常に重要な科目であり、五肢択一式、記述式に出題され、行政法は多肢選択式においても出題されるので、学習時間を相当かけました。ただし、民法は学習領域が広く平成30年度の本試験の五肢択一式にも見られたように、難問や出題実績の少ない分野からも出ることがあるので、どうしても高得点をあてにできませんでした。

それをカバーする上でも憲法の学習が大切になってきます。憲法は五肢択一式と多肢選択式で出題されますが、本試験では条文の他に判例知識が問われます。マルチパステキストには重要判例が数多く掲載されているので、それを一つひとつ根気よく覚え、加えて条文学習の繰り返しにより、本試験でも十分対応できました。

行政法は、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法を特に時間をかけて丁寧に学習しました。初めは苦手意識が強かったのですが、本試験では五肢択一式で19問中17問正解、記述式の1問も論点を外すことなく書けたので、あきらめずにコツコツと学習することが大切です。
一般知識等は、政治・経済・社会分野では、講義の受講の他に新聞やニュースをまめにチェックすることが大切です。個人情報保護・情報公開関連の法律等は、講義とテキストを通して当然学習するとして、文章理解を得点源にできるかがカギになりますが、クレアールの講座のみで十分、本試験に対応できました。

商法・会社法は、最近の傾向として商法は得点しやすいのでしっかり学習しました。会社法は条文数も多く深入りはできないと感じ、ポイントを押さえた学習を心がけました。模試や答練では5問中最低1問正解、できれば2問は取りたいと思っていましたが、本試験では3問正解しましたので全く勉強せずに捨て問にするのはもったいないと思います。

結論としてクレアールの講義と教材を信じて、徹底的に理解するよう努めることが合格への近道だと思います。その結果、本試験では200点を超えある程度の余裕をもって合格できました。

◇条文学習

行政書士試験においては条文の大切さを先生方に言われると思います。初めコンパクトで持ち運びにいいかなと「模範小六法」を使っていましたが、文字が小さく読むのがしんどくなり、そのうち引かなくなってしまいました。受験時期終盤になり、これではいかんと「行政書士受験六法」を用意しました。さすがに行政書士受験用の条文集なので読みやすく、初めからこちらにしておけばよかったと思いました。

◇テキストにマーカーは引かない

クレアールのテキストは市販のものに比べ、文字が大きく見やすかったです。私はテキストにマーカーを引きませんでした。要点にはアンダーラインを鉛筆で、それも定規を使って引いていました。そうしておくと後から見直す時に見やすいですし、消したいときはすぐに消せるので良いと思います。マーカーは引いたときに理解の手助けになりますが、次に見直したとき、どうしてこんなところに引いたのだろう、かえって見辛くなったなと思うこともあるので注意が必要です。

◇貼って覚える

重要な事柄やなかなか覚えられない知識は、メモ用紙に書いて部屋の中の毎日必ず目に入る所に貼りだして覚えるようにしました。こうすることによって嫌でも覚えてしまうものです。

◇答練・模試の活用法

答練や模試は本試験に近い形式なので、時間配分の練習をしておくことが大切です。具体的には問題を解く順番をどうするか、私はまず問題をざっと見まわしてから、五肢択一式の憲法、行政法、一般知識等、基礎法学、民法、多肢選択式、記述式、商法・会社法の順番が多かったです。人によっては記述式からスタートする方もいるようですから、最も力を発揮できる順番を本試験までに確立しておくと良いと思います。
また、答練や模試の結果に一喜一憂しないことです。仮に出来が思わしくなくてもそれを引きずらず、あくまでも本番は本試験なのだと思うことです。

◇ネット上の情報に惑わされない

インターネット上には様々な情報があふれています。行政書士や行政書士受験についても真偽不明な情報やネガティブな書き込みを目にしたことがある方もいると思います。私は集中力や勉強時間の確保のため、受験勉強中は一切見ないようにしていました。

◇行政書士受験を周囲に宣言する

私は3月の半ばに受験を決め、3月下旬より試験勉強を開始しましたが、本試験まで期間が短いため集中して勉強に取り組まなければ合格はおぼつかないと思い、仕事上の付き合いがある方や周囲に行政書士受験を宣言し、事あるごとにアピールしていました。こうすることにより当然、飲み会等の誘いは少なくなりました。勉強に集中できる環境を整えることも大切だと思います。

◇本試験当日について

本試験ではこれまでの努力の成果を如何なく発揮しなければなりません。しかしながら本試験独特の緊張感や不安、また他の受験生の様子(咳やくしゃみ、鼻すすり、貧乏ゆすり、鉛筆回し等)によっては気が散り、実力を思う存分出せずに終わる可能性もあります。そこで常日頃からある程度の雑音を考慮に入れ、あらゆる障害を想定して勉強するようにしました。本試験の時期は風邪が流行っていたようで、周囲に咳をする人が多かったのですが、あまり気にならずに済みました。

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