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「合格への道は煌く一本道」 井澤 直子さん

井澤 直子さん

  • 受験回数:2回

◇◆◇受験の動機◇◆◇

私は現在、法律事務所の知的財産部で働いており、弁理士試験を受けたいと考えております。その弁理士試験を受けるに当たり、行政書士の勉強を始めました。行政書士資格を持っていると、選択科目の論文が免除になるからです。このように書くと、行政書士試験の合格が単なる通過点のように思われるかも知れませんが、通過点などではなく、勉強して身に付いた物事は自分の血となり肉となり、行政書士の勉強をして、心から良かったと思いました。

まず、行政法の勉強が、日々の仕事に役立ちました。対特許庁の手続は行政手続ですので、今まで点だった認識が線になり、「そういう事だったのか!!」と職場で(静かに)歓喜。知識の深まりというのは、大人になってから新鮮な喜びが減っていく中、優越感にも似た喜びを与えてくれます。

◇◆◇勉強方法◇◆◇

勉強方法で語る事は何もないです。特殊な勉強方法などないからです。条文を覚える。判例を覚える。過去問を解く。試験を受ける全ての人が行う、同じ作業です。ここはおそらく、試験を受ける人にとって一番フェアな部分です。

逆にフェアでない部分は「時間」です。学校に通っていたり、働いていたり、残業が多い職場、少ない職場、自由に使える勉強時間は人それぞれです。

私も仕事をしながらの勉強だったので、基本的に使える時間は、平日の帰宅してから寝るまでの間と、土日。土日はフルに使えるとしても、問題は平日でした。そのため、私が重要視したのは勉強方法よりも生活習慣の方です。勉強時間を1秒でも多く獲得する為に、普段の仕事をする手を倍速で動かす、移動は素早く小走りで、そして1秒でも早く家に帰る・・・という地道なものですが、決して無意味な事ではありません。箱根駅伝のある大学の言葉「その1秒を削り出せ」の精神と同じだと思っています。

なお、いわゆるスキマ時間ですが、朝の通勤ラッシュでスマホを出すと満員電車では迷惑になるし、自分の耳のため、イヤホンも使いたくなかったので、コマ切れ時間活用勉強は一切しませんでした。

その代わり、コマ切れ勉強をしない分帰宅してからは超集中して勉強します。また夕飯は温かい野菜多めのスープだけでさっと済ませ(朝、昼をちゃんと食べていれれば、これは健康にもいいです)時間を確保。受かるまでは、平日の自分のリラックス時間などないものと考えてやりました。

但し、「キリのいいところで終わって寝よう」はせず、どんなにキリが悪くても、10時ぴったりにテキストを閉じて寝る。ここはもうロボットのような感覚で割り切り、機械のように、自分の体に規則正しい生活を叩き込ませました。年単位の勉強は健康な体あってのもの。早く起きて勉強する事はあっても、遅くまで勉強する事は絶対にしません。睡眠を削る勉強、仕事に差し障るような勉強はしない方がいいです。

また、残業で帰りが遅くなった時、勉強時間が5分しかなかったとしても、「じゃあ今日は5分ネットを見て寝よう」ではなく、5分だけ勉強します。過去問1問でも解く。無理はしないが、可能な限り、毎日「勉強する」という事自体を続ける。何もやらなかった日を最小限にする。このように、夕飯を食べる、お風呂に入る、勉強する、という一日のルーティン作業の一部に感じ始めると、勉強が苦にはならなくなります。

◇◆◇今年は残念な結果だった方へ◇◆◇

私も1年目はダメでした。でも自分の中には執念があったので、ここで止めようという選択肢はありませんでした。ただ、毎日執念の炎を燃やし続けるのは難しい事ですよね。

仕事から帰って来て寝るまでの僅かな時間、他の人はビールでも飲みながらゆっくり過ごしているかも知れない。こんな晴れた土日、皆は遊びに行っているかも知れない。それなのに自分は、自分で決めた事とは言え机に向かわなければならない。そう考え始めると心が折れそうになる時もあると思います。

私は、宮沢賢治の『春と修羅』にある一文を常に目に入る場所に貼っていました。(ちょっと自分用にアレンジしてしまいましたが)

「君のようにさ
僅かの仕事の暇で 泣きながら
体に刻んでいく勉強が
間も無くぐんぐん強い芽を吹いて
どこまで伸びるか分からない」

この言葉のように、本当に、仕事の間の僅かな時間で体に刻むような勉強を続けていると、そういう勉強をしている自分を誇らしく思えてきます。他の人がゆっくりしている間、自分はその人より0.1mgでも賢くなって、一歩先へ進んでいるのだと、自分を励ます事ができます。絶対に諦めないで、勉強を続けてください!

◇◆◇クレアールについて◇◆◇

良心的な値段ながら山ほど教材を送ってくださり、また1年目の受験費用も負担してくださるなど、本当に良心的なスクールです。何より杉田先生の講義に静かながらも情熱を感じます。講義のあの始まりの音楽が流れると「さあ、やろう!」という気持ちに切り替わりました。そして、いつか合格したら杉田先生に直接お会いして喜びのご報告をしたいと、楽しみになってくるようになりました。早く祝賀会で実現しますように。

本当に、ありがとうございました!!

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