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「子育て中でも合格は可能です!」 井手 清香さん

井手 清香さん

  • 受験回数:2回
目次

行政書士を志した動機

行政書士の資格を取ろうと思った理由は主に3点です。まず、生涯にわたって働くことのできる職業であることと、次に業務範囲がとても広いこと、最後に国家試験は点が取れれば合格するという点です。

●一生働ける

行政書士試験に合格、登録をすれば一生涯行政書士として働けるので、退職を考える必要はありません。

●業務範囲が広い

担当できる業務の範囲が広いので、その中から自分に向いている分野や専門としたい分野を見つけることは可能だろうと思いました。今後別の資格を取って組み合わせることで、業務の専門性を追求することもできると思いました。

●就職活動よりも確実に成果を出せる

私は現在小さい子供を育てています。前職のSEを退職後、子育てと両立させるために時間に融通のきくライターの仕事を7年間続けてきました。ライターの仕事は、忙しい時とそうではない時の差が激しく、先が読めません。ライターとしての活動を続けるにしても、収入を安定させるためには就職するか資格を取って専門家として働く必要があると考えてきました。

しかし、就職活動をするとその時点での景気の良し悪し、子供の預け先の問題や祖父母(両親や義理の両親)のサポートなどの点で企業に採用を渋られてしまう可能性があります。私には、日常的な両親による保育のサポートはありませんでした。子供が急に体調不良になった時どうするのか、誰が対応するのかということを考えると、不安な点が残ってしまいます。一方、国家試験は、景気や育児中かどうかには関係なく点数が規定よりも取れれば合格です。ある意味で、就職活動をするよりも確実に結果を出すことができるだろうと考えました。

知人で、行政書士として活躍されている方がおられたのもきっかけの一つでした。資格を取って、働くという事がかなり現実的に感じられました。

クレアールを選んだ理由

まず、私が住んでいる場所はJRの駅から距離がある上に、子供の幼稚園の予定に合わせて動かなければならないので通学という選択肢はありませんでした。巷には行政書士試験向けの講座が色々と開講されていますが、クレアールの良いところは受講料が安いという点です。この値段なら、自分の原稿料から支払えそうだと思いました。最後の決め手は早期申し込みの割引でした。

具体的な学習方法

●11月に受講申し込み

1年目はクレアールを受講せず独学で頑張りましたが、結果を出すことができませんでした。子供の幼稚園の保護者会の本部役員を引き受けてしまったので、とにかく時間が足りなかったです。幼稚園の行事も多いので、ライターの仕事と、役員の仕事だけで精一杯でした。1年目の受験で自己採点の結果今年は厳しいだろうと思い、11月中にクレアールで申し込みをしました。受験を一度経験したということで、中級コースを選びました。今年こそ絶対合格するぞという気合いを込めて、申し込みのボタンをポチッと押しました。

●講義は1月から本格化

申し込んですぐに教材が届くのかと思ったら、実際には翌年1月から本格的に授業が始まりました。しかし、この時期はまだ役員の仕事を抱えていたので、とりあえず講義を倍速で聴くだけでした。過去問には特に手をつけませんでした。

●5月頃

新年度になったので役員の任期が終わりました。子供が幼稚園に行っている間はライターの仕事をメインで進めていました。相変わらず講義を聴くのがメインでしたが、ちょっとずつ過去問を解き始めました。ライターの仕事は毎日あるわけではないので、仕事がない日は一日3時間くらい学習していました。

●8月頃

受験の申し込みをする時期になりました。学習の進み具合はまずまずといったところでした。幼稚園には夏休みがあるので、夏休み期間中は子供がずっと家にいます。去年の反省を活かし、子供の夏休みはどうしても勉強を邪魔されてしまうので、夏休みになる前にできるだけ学習を進めておきました。子供が家にいてもまずはライターの仕事をしなければいけないので、仕事優先でした。講義を視聴したり、過去問を解くために仕事をできるだけ早く終わらせるように心がけました。邪魔してしまうのは仕方がない、子供にも待てる時間の限界があるというのが前回の受験(独学で挑んだ2017年度行政書士試験の受験)から学んだことなので、仕事が終わったら外に連れ出して遊びに付き合ってあげました。疲れて家に帰ってきて、子供が寝た後や、誰も起きていない早朝に勉強をしました。

●10月以降

試験直前の時期なので、大学図書館に通って問題集を解きました。幼稚園の延長保育をかなり活用しました。講義で学ぶというよりも、問題を数多くこなすことの方が重要なのではないかと思い、できるだけ講義を視聴するようにしたものの、一部には手が回りませんでした。ライターの仕事も続けていたので、この時期は本当に忙しかったです。夫の仕事が休みの時には子供と家に居てもらい、私は大学図書館で勉強するようにしました。集中力には限界があるので、最大でも1日あたり5時間くらいの勉強時間でした。

●試験数日前

試験の数日前に風邪をひいてしまい、かなり喉が痛かったです。普段子供の多いところに出入りしているので、どうしても風邪にはかかりやすい環境だったと思います。予防は頑張りましたが、完全にかからなくするのは難しいです。あまり痛いので耳鼻咽喉科で薬を処方してもらいました。喉が痛い、体調が悪いので眠い、というかなり辛い環境でしたが、来年もう一回試験勉強をするよりはマシと自分に言い聞かせました。

●試験当日

当日、38度くらいの熱を出しつつ受験しました。去年と同じ会場だったので、道に迷うなどのハプニングはありませんでした。特に、一般知識で今までの傾向と違う問題がいくつか見られたので、生活の中で得た知識をフル稼働させて解きました。ただし、正解だという確信はなく不安な気持ちのまま帰路に着きました。帰宅後、クレアールが発表した解答と自身の解答を付き合わせた結果、択一問題のみで180点を超えていることがわかりホッとしました。発熱しながらでも受験した甲斐があったというものです。

クレアールで良かった点

クレアールの良かった点は、受講生に優しい価格の割に教材が充実しているということです。教材の他に必ず準備しなければならないものといえば、市販の受験用六法くらいかと思います。独学用のテキストは色々市販されていますが、どれがわかりやすいのかは実際に使ってみないとなんとも言えませんし、そもそも書店まで出かけるのも大変という人は、受験に必要なものがほとんど揃ったクレアールをおすすめします。というのも、行政書士試験の申し込みが始まると、受験願書の申請用紙まで送ってくれます。かなり親切です。

周囲のマイナス発言は気にしないで

何をするにも、マイナスのコメントしか言わない人は多いです。私は「子育てしながら受験なんて無理だよ」「子供の面倒を見てくれる祖父母がすぐ近くに居ないなら無理」と何人かに直接言われました。確かに、その人の感覚では無理なのかもしれません。しかし私の感覚では無理ではありません。少なくとも、行政書士試験においては時間のやりくりの工夫は必要ですが、合格することは不可能ではありません。クレアールの今までの合格体験記を読んでください。大勢の方が、フルタイムの仕事をしながら合格しているでしょう。子育てではなくても、何か他に忙しいことを抱えつつ、挑戦して合格していく人が毎年おられるのですよ。周囲のマイナスな言葉には惑わされないことです。ちなみに、マイナス発言をした人でも、あなたが合格すればおめでとうと言ってくれることもあります。それくらい、周りの人の発言は気まぐれなものだということです。「頑張ってね」「きっとできる」などのプラスの言葉だけ、受け取りましょう。どうしてもマイナス発言を聞いてしまって、頭にこびりついたら、筆者を思い出してください。ちょっとは気分転換になるかもしれません。

家族には理解を求めよう

ただし、一番身近な家族にやる気を削がれることを言われるとかなりきついですので、チャレンジをする前に必ず家族に理解を求めてください。家族は、ある意味で受験生活の影響を直に受けます。勉強が優先される結果、夕飯が簡単なものになるとか、子供の面倒をみる時間が増えるなど、何かしら影響が出ます。資格をとった後、どのようなワクワクする暮らしが待っているのか、将来の展望を存分に披露してください。そして、負担をかけないためにもできれば一回で合格してください。家族以外の人や、受験があってもなくても特に影響を受けない人については、どのようなコメントをされるかわからない以上、受験していることを公表する必要はないかもしれません。延長保育の利用などの関係で、幼稚園の先生には受験することを伝えました。今年に合格する予定をしていたので、現在お世話になっている取引先にも受験の予定を伝えました。合格したら、資格を活用したライティングの仕事を受けるかもしれないことを見越しての報告でした。

終わりに

合格する予定で頑張ってください。実際の結果はどうであれ、できるところまで挑戦する事が重要です。勉強の時間が思うように取れなくても、まずは全範囲を終え、演習を多くしてください。私はこれから実務の勉強を積み、信頼される行政書士となるべく尽力して行こうと思います。皆様のご健闘をお祈りいたします。

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