FP(ファイナンシャル・プランナー)の年収は働き方によって大きく異なります。
年収1,000万円を超える人もいれば、一般的な会社員と同程度の人もいるなどさまざまです。
今回は【勤務型】【独立型】それぞれをご紹介していきます。
①【勤務型】FPの年収・給料
各企業毎の年収の目安は以下の通りです。
銀行 | 損害保険会社 | 不動産会社 | 証券会社 |
---|---|---|---|
647万円 | 894万円 | 633万円 | 760万円 |
上記はあくまで目安です。企業に勤める企業系FPの収入は、勤務する会社によって異なるため、就職や転職の際は、雇用条件をよく確認しましょう。
【勤務型】年代別FPの給料・ボーナス・年収
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに計算した年代別の給料とボーナス、年収は以下の通りです。
年代 | 給料 | ボーナス | 年収 |
---|---|---|---|
20代 | 29.5万円 | 70.5万円 | 418.5万円 |
30代 | 41万円 | 149万円 | 641万円 |
40代 | 51万円 | 188万円 | 799万円 |
50代 | 52万円 | 181万円 | 808万円 |
60代 | 36万円 | 81万円 | 513万円 |
【勤務型】男女別FPの給料・ボーナス・年収
国税庁「令和元年分民間給与実態統計調査 統計表」をもとに計算した男女別の給料とボーナス、年収は以下の通りです。
年代 | 給料 | ボーナス | 年収 |
---|---|---|---|
男性 | 51万円 | 192万円 | 808万円 |
女性 | 27万円 | 88万円 | 417万円 |
平均 | 40万円 | 143万円 | 627万円 |
事業所規模別のFP年収
事業所規模ごとに保険金融業の年収は以下の通りです。
人数が多い事業所ほど平均年収が高くなることが分かります。
※国税庁の事業別年収データ
年代 | ボーナス |
---|---|
10人未満 | 337万円 |
30人以上 | 518万円 |
500人以上 | 625万円 |
5000人以上 | 626万円 |
【独立型】FPの年収・給料
独立して収入を得る方法
独立型FPの主要な収入源は相談料で、平均的な相談料は1時間当たり6300円です。
平均年収は平成22年で305.3万円。(日本FP協会が実施した2011年の調査結果)
FPとしての業務経験年数で見ると、3年未満は142.2万円ですが、15年以上で902.2万円となりました。
さらに、FPの業務経験が15年以上と回答した人の22.2%が1000万円以上の年間収入を得るなど、経験年数が長いほど年収が高くなる傾向になるようです。
【副業型】FPの年収・給料
本業で働きながら副業でFPの仕事に従事する方法。
セミナー講師や金融商品の販売代行・文筆活動など収入を得る方法はさまざま。
将来的に独立を目指す場合でも、本業があればFPとしての経験が積みやすくなります。
副業で得られる収入は働き方や経験によって大きく異なるため、月に数万円の方もいれば、50万円以上などと千差万別です。
まとめ
FPの給料や年収は、働き方や実務経験によっても異なります。
資格があれば知識を得られるだけでなく、顧客の信頼も得やすくなり、独立や年収アップも目指せますよ。
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